──いろいろとひと回りして、自分自身の個性を知ることになるって、なんだか面白いよね。

そう。だからね、最近、SPEEDとかよく聴いてますよ(笑)。

分かる!やっぱり最初に音楽に興味を持った、その衝撃みたいなものって、自分のルーツになるんだなって。だって俺もね、去年あたり浜崎あゆみブームがきまくって(笑)。やべ!カッコイイな!みたいな。

越えられないよね、そこって(笑)。

俺たち2人は似てて、本当にバンドがルーツにないからね。他のメンバーは、バンドに衝撃を受けてバンドを始めているからね。そういう世代感もSuGというバンドの立ち位置に繋がるところなのかなって思いますね。
──なるほど。“映画を作りたい”という武瑠の想いや、そういう感性がやがてSuGのストーリー性のある作品作りに繋がっていった訳だけど、そこについては?

なにせね、バンド自体SuGが初めてのことだから、それがデフォルトだったというか。
──それこそがSuGでもあるなって、バンド自身が思っていたからね。

あの頃は、先のことが形になって見えていないと不安で不安で仕方なかったんです。でも、復活後はいろいろとバンドを支える動きをしなくちゃいけないことも出て来たから。あと、入院したことで少し価値観が変わったんです。1番最初に音楽をやりたいなって思ったときの気持ちを曲にしてみようと思って作ったのが「teenAge dream」(2015年発売、初のダブルAサイドシングル「teenAge dream/Luv it!!」)で。すごくバンド的で面白いなって思ったんです。初期衝動のまま音楽に向き合えたというか。そこからは、それまでみたいにガチガチに先のことまで組み立ててシングルやアルバムを作る感じじゃなくなって。本当に先のこととかまったく考えないやり方になりましたね。
──活動休止、復活、というのは、SuGにとって大きな変化になった訳だね。ということで。3月11日からの『39 LIVE ADDICT chapter1 THE BEST TOUR』はどんなツアーになりそう?

MVのある代表曲を集めた、まさに『MIXTAPE』なライヴツアーになると思うので、初めてSuGを観るという人も全然気負わずに来てもらえると思います!
yuji:武道館はラスボスですね(笑)。10年目にして挑戦するから、みんな遊びに来てね!
武瑠:振り返る日というより、挑戦の日にしたいです。昔やってたSuGの面白い演出も取り入れていけたらなって思ってます!
──9月2日に控えるバンド史上最大キャパとなる日本武道館公演は、どんなライヴになりそう?

ラスボスですね(笑)。武道館は“10年目にして挑戦するから、みんな遊びに来てね!”って感じです!お祝い(笑)。

そう。なんかね、振り返る日というより、挑戦の日にしたいなと思う。これから始まるツアーをまわって、そこで感じたことを武道館でできたらなって。ベストツアーは、武道館に立ち向かうためのツアーでもあるから、“10年やってきたSuGのベスト”で行きたいなと思う。まずは、ツアーで武道館に立ち向かう姿勢を作って、武道館に挑戦したいと思っているので、武道館に来てくれようと思っている人は、是非、ツアーも観てもらって、武道館に向かう想いを感じてもらえたら嬉しいなって思いますね。武道館では、昔やってたSuGの面白い演出も取り入れていけたらなって思っているので、是非是非、遊びに来て下さい!
■ SuGベストアルバム「MIXTAPE」ティザー動画
PRESENT
「フェイスタオル」を2名様に!、「ICカードホルダー」を1名様に!
※希望商品どちらかを明記の上ご応募ください。
以下URLよりメールにてご応募ください。応募〆切は2017年3月31日(金)23:59まで。
応募受付は終了致しました。たくさんのご応募をありがとうございました!』