G overの正体に迫る!フルアルバム『FATE』リリース直前、メンバー全員インタビュー【後編】

インタビュー | 2025.11.04 18:00

『FATE』を聴いたらライブに行きたくなる

──聴いたら「ライブに行きたいな」と思う人も多いだろうなと思います。バンドのグルーヴが活きた曲が揃っていますよね。
Ibuki今回はバンド以外の音をあんまり入れないようにしたんです。ライブハウスで生で感じる音を音源でもできるだけ使いたくて、基本的にはバンドだけでライブで再現できるアレンジを心がけました。ミックスとかもバンドを若干前に出したりしてますね。
Naoアルバムの全曲を聴いて「G overってこんなこともできるんだな」と再認識したんです。「こんなに好きになったのは」で初めてIbukiの作ったバラードを歌ったんですけど、想像していたよりも自分の中に落とし込めたのも新鮮でしたね。
Yoki今までと違うことをやったのでちょっと不安もあったんです。でも完成してみるとしっかりG overの振れ幅を広げることができたので、自信につながりました。だからこの先もどんどん音楽性を広げていけそうですね。
Nao新しいことにチャレンジする不安はあっても、全員の音が合わさったときに「これは大丈夫だ」と思えるんです。
Ibuki確かにそれはあるね。「ポップすぎるんじゃないか?」みたいな不安もあったけど、いざやってみるとちゃんとG overになるし、やっぱりNaoが歌うからこそまとまるし、彼のボーカルはどんな曲もしっかりとG overにはめてくれていると思いますね。
──東阪ツアー「FATE」の“ハッピーエンド編”こと東京公演で、『FATE』の楽曲がどう響くのか期待も高まります。会場はduo MUSIC EXCHANGEで、G overが同会場でライブをするのは8月のイベント以来2回目です。

Ibukiいろいろ仕掛けられそうな会場だなと思いましたね。8月に出演したときに、ステージからの景色はもちろんフロアからもライブを観られたので。
Nao8月に出たときに、頭の中で「あの曲をやるとしたらこういうこともできるんじゃないかな?」とワンマンを想定しながらライブをしたりして。
Yokiそのときには東京公演が決まっていたからね。みんなね「ここでこう動いたらいいんじゃないか」と考えたりしました。
Ibukiだから12月6日(土)は思う存分いろいろ仕掛けたいですね。ここまでG overがライブで“楽しい”に振り切るのは、これが初めてだと思うんですよ。だからそこを全力でやりきりたいですね。来たお客さんが笑顔で帰れるようなライブにしたいです。
Yokiハッピーエンド編なので、笑顔が溢れる1日にしたいね。
Naoうん、本当にそれに尽きますね。大阪公演はバッドエンド編だったので、大阪を観てくれた方もぜひハッピーエンド編を観ていただきたいです。

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