──佳史さんと一緒に演られてたのって、ソロになってすぐくらいのタイミングですか？
そうですね。1stアルバムの時もですし、SURFACEが復活してからも叩いてもらってるんで。一緒に演れてはいるんですけど、ライブで一緒にできていないので。それがついに叶うというのがひとつの醍醐味ですし。佳史さんと徳永さんが組んだことって、たぶん無いと思うし。相性っていうのもあるので、この二人が奏でるグルーヴが噛み合えばいいなというのも思ってて。
──いや～、そこはフロントマンの力じゃないですか？ フロントマンが引っ張って……。
え？ なんで、そんなプレッシャーかけるんですか！？（笑）。まぁ、俺がいい塩梅で歌えば、おのずとグルーヴが生まれてくるんで、頑張りますけど。
──あはは。あと今回のメンバーだと、香取真人さんはお若いですよね？
そうですね。僕の右腕として、一緒に頑張ってる宮田‘レフティ’リョウが、香取を紹介してくれたんです。山口百恵さんの曲とかを歌ったカバーライブで、初めて一緒に演ったんですが、その時にギターを弾いてた姿がまぁ上手くて。そこで『RABBIT-MANⅡ』のほとんどの曲を弾いてもらってるのもあり、上手いことは分かってるし、僕のいまを知ってる人ってところで、今回はぜひお願いしたいなと。
──椎名さんの感性があってこそ集まったメンバーと言う感じで、メンバーが集まった経緯を聞いてるだけでもワクワクしますし、どんな化学変化が生まれるか楽しみです。会場についても聞かせて下さい。日本橋三井ホールは、SURFACEでも去年の10月に使用した会場ですが。「ソロとしてはかなりキャパがデカい」と不安もあったみたいですね。
ありましたね、いまも不安です（笑）。何度か使わせていただいてる会場なんですけど。とにかくデカいですからね！ソロとしてやってきた中では、そんなに多く人を集めたことがめったにないので。10月25日までまだ時間もありますし、もう媚びてもいいと思ってるので。「全然、人集まってないから来て！」って、恥ずかしげもなく言っていこうと思ってます。
──僕もあの会場でSURFACE見ましたけど、音も良いですし、ちょっと厳かな感じもあって雰囲気も良いし。すごく似合ってる感じがしたし、ライブハウスだと躊躇してしまう大人も行きやすい会場なんで。ぜひ、あの会場で椎名さんのライブを堪能して欲しいです。
そうですね、ちょっと大人な会場なので、ドレッシーな感じで来てくれても良いと思いますし。しばらくライブから離れてたファンも、お友達を連れて来て欲しいです。
──また、ここでしか見れないバンドメンバーも、久々に見に来るキッカケになりそうですし、懐かしい曲もたくさん聴けるでしょうし。久々に見ても絶対楽しめると思います。
やっぱり徳永さんの存在は大きいと思いますよ。doaのファンだけでなく、B'zファンも喜んでくれて。僕が好きというのもあって、僕のファンってB'zのファンでもある方が多いので。そこは大きな起爆剤になるんじゃないか？と思ってます。「椎名と徳永さんが一緒にステージに立ってるのを見てみたい」と言ってくれる方もたくさんいると思うんで、そこはひとつ武器にさせていただきたいなと思っています。
＜後編に続く＞
後編は9月18日(木)18:00公開予定
後編に読者プレゼント情報あり！
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