7月26日(金)に開幕するTHE CONVOY SHOW vol.43「ONE DAY〜Last Run! Run!! Run!!!〜」。
今村ねずみ主宰のTHE CONVOY SHOWは、1986年に結成され、「走り出したら止まらない」を合言葉に38年間突っ走ってきたスーパーエンターテインメントバラエティパフォーマンス集団。
「全員が主役で、全員が脇役」として約3時間ノンストップで展開していくショーは、世代を超えて多くの人たちを魅了してきた。そんな彼らが決めた「その日(ONE DAY)」は、オリジナルメンバーの瀬下尚人、石坂勇、舘形比呂一、徳永邦治の「ラストコンボイ」となる。
“最後”と決めた公演は、東京、大阪、名古屋で16公演行われる。
“最後”と決めた理由、そしてどんな“最後”なのかを、今村ねずみが語った。
今村ねずみ主宰のTHE CONVOY SHOWは、1986年に結成され、「走り出したら止まらない」を合言葉に38年間突っ走ってきたスーパーエンターテインメントバラエティパフォーマンス集団。
「全員が主役で、全員が脇役」として約3時間ノンストップで展開していくショーは、世代を超えて多くの人たちを魅了してきた。そんな彼らが決めた「その日(ONE DAY)」は、オリジナルメンバーの瀬下尚人、石坂勇、舘形比呂一、徳永邦治の「ラストコンボイ」となる。
“最後”と決めた公演は、東京、大阪、名古屋で16公演行われる。
“最後”と決めた理由、そしてどんな“最後”なのかを、今村ねずみが語った。
──今回で「ラスト」にすることはいつ決めたのですか?
「去年上演した『コンボ・イ・ランド』が終わった直後でした。『コンボ・イ・ランド』が、それまでの作品を集めた感じの作品で、言ってみれば『THE CONVOY SHOW』の集大成のような作品だったので、自分の中では“これが最後かな”という思いがありました。でも、同時に『どこかでゴールを決めたい』という気持ちもあったんです。千秋楽の2日後、事務所に行って、社⻑に「もし来年、『THE CONVOY SHOW』を組めるなら、それを最後にしたい」と話しました。“これ以上の作品って自分の中にあるのかな?”と思ったりしたんですが、自分の中で答えを出さずに終わるのが嫌で、ちゃんと決着をつけたかったんでしょうね」
──今村さんにとって「THE CONVOY SHOW」はどんなものなんでしょうか。
「本気で遊べる場所ですね。でも、最初は漠然とオムニバスショウをやってたんですよ、40年近く『THE CONVOY SHOW』をやってくれてるオリジナルメンバーはいますけど、『こんな内容のことをやろうぜ!』って呼びかけて始まったわけではありませんから。“走り出したら止まらない”といった3時間ノンストップということだったり、“全員が主役で、全員が脇役”ということは最初の頃から変わってませんが、何度も上演していくうちに自分のスタイルが見えてきて『これが僕の「THE CONVOY SHOW」です』って、やっと言えるようになりました。一緒にやってきたメンバーも最初の頃との大きな違いを感じてくれているはずです。作品、ストーリーを意識したショウになってきたと。僕は脚本を書いて生きてる人間でもないし、演出一本で生きてる人間でもない。もちろん役者一本でという人間でもない。こういう場所があったからこそ、やってこられたんだなって思います。こういう場を一緒に作ってくれたスタッフに感謝しています。それとお客さんの声にも感謝ですね」
──やはり、お客さんの声に後押しされるということも。
「はい。やり始めた頃は『やれればいい』という気持ちだけでした。どんなに拙い作品だろうが、ストーリーだろうが、演出だろうが、今自分がやりたいことをやる。でも、それをやり終えた時に聞こえてきたお客さんの「今度はいつやるの?」という声。それが『次!』という気持ちにさせてくれました。見てくれる人がいるから続けられる。お客さんにチャンスをいただいたからこそ、僕らに『次』があったんです」
──お客さんの期待に応え続けてきた「THE CONVOY SHOW」に決着をつけるという今回の作品。どんな作品になっていますか?
「ミュージカルです!最後だからじゃないですよ、以前からミュージカルを作ってみたいという気持ちがあって、それがラストの作品になったという感じです。メンバーに『今回はMUSICAL THE CONVOY SHOWだから』って伝えたら、「これまでも歌ったり踊ったりしてたでしょう?」って言われました(笑)。「そうじゃなくて、俺流ミュージカルだから、もっとストーリーに歌や踊りが密接になってくるんだよ!オイラが作ったらこんな感じに」って言い返しました。以前から自分で曲を作ってきましたけど、一時期、自分の曲に手を触れない頃がありました。でも、ここ何年か、ディナーショーのために自分の曲を改めて聴き返してみたら、“なんで邪険にしてたんだろう?”って思うようになって、自分の曲と向き合うことが多くなりました。そういう流れもあって、今回は全曲オリジナルナンバーでやろうかなって思ったんです。人の楽曲を使って著作権料を払うのは悔しいなぁっていう気持ちもあって(笑)」
──ラストでありながら、新しい要素も楽しめる作品ということですね。
「はい。今回の作品に関しては、これまで観たことなかったという人にも観にきて欲しいけど、それよりも『以前に見たことがある』とか『いつも見に行ってるよ』っていう人にこそ来てもらいたいです。今まで応援してくださったみなさんに、ゴールする姿を見てもらいたいんです。最後まで突っ走りますので、楽しみにしていてください」
ラスト「THE CONVOY SHOW」の幕開けまであとわずか。東京で、大阪で、名古屋で、集大成かつ最新、そして最後の「THE CONVOY SHOW」を体感してもらいたい。
名古屋公演で追加公演決定
東名阪、大好評に伴い、名古屋公演で追加公演が決定いたしました。
追加されるのは名古屋市公会堂大ホール(岡谷鋼機名古屋公会堂)で行われる8月24日(土)18:00の回。追加公演のチケットの先行発売は7月22日(月)〜7月25日(木)まで。
詳細は公式サイトにて。
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