――あと、ライブ会場のみで売ってるCDの話もしましょう。これまでのベスト選曲にボーナストラックも入れたミニアルバムで、まったく選曲が違う「東日本限定盤」「西日本限定盤」があるんでしたっけ。
拓まんそうです。関西から沖縄にかけて売っているのが西日本盤で、中部地方から関東より北が東日本盤ですね。最初に言ってたのは、大分県で作った曲と、たか坊が東京でインスピレーションを受けて作った曲と、2枚に分けるかみたいな話をしてたんですけど。
たか坊結局ライブの流れに合わせたというか、たとえば2曲目の「東京イリュージョン」(東日本盤)と「とりま」(西日本盤)は、どっちもアッパーで飛べるような曲だし、3曲目の「存在」(東日本盤)と「纏」(西日本盤)はどっちもバラードっぽい曲だったり。
拓まんそこにプラスして、サブスクでは配信しないボーナストラックとして、ピアノ弾き語りバージョンの「昇進者」(東日本盤)と「月が綺麗」(西日本盤)を、それぞれのCDに入れてます。
――そしていよいよツアーファイナル、8月19日(土)のKT Zepp Yokohama。イメージはもう見えてます?
たか坊いや、まだですね。でもこの前、福島で「LIVE ACTION」というイベントに参加させていただいたんですけど、ホール公演だったので、なんとなく情景は浮かびました。3人の立ち位置とか。だからイメージはざっくりできてますけど、まだ具体的にはできてないです。
――47都道府県ツアーファイナル、そのステージで何を見せたいですか。
拓まんありのままを見せるというのは当たり前ですけど、このワンマンライブで終わりではなくて、また新しいスタートを切るためのライブだと思っていて。
たか坊そう、俺たちはまだスタート地点にも立ってなくて、ゼロなので。ファイナルをやって、ツアーが終わった時に初めてスタートできるかなというか。
拓まん その感覚に近いよね。なので、集大成を見せるということでは絶対にない。
たか坊今は地下で根を張ってる状態で、ようやく地上に顔を出せるかな?と。とにかく今出来ることを最大限にやろうというのが、僕らの今の気持ちです。その中に感謝だったり、いろんなものが入って来るんで。
拓まん「初心を忘れず頑張ります」というのもまた違うんですよ。そこが初心になるはずなので、とにかく全力で挑むこと。対バンツアーを回って来て、多い時は5組と一緒にやったりしてきましたけど、武者修行のツアーでいろいろ勉強して、「これがTENSONGだ」というライブが出来たらいいなと素直に思います。
アルフィここまで対バンツアーをやって来て、最後はワンマンなんですけど、出し切るだけ出し切りたいなという思いが今あります。とにかく試行錯誤して頑張りたいです。ステージが広いので、全力で動きます。
――言葉よりも体で示すタイプ。
たか坊ぜひお楽しみに!スニーカーでも履いてきてください。ガンガン飛べるように。
――ちなみに、今のTENSONGのお客さんの年齢層ってどんな感じですか。
たか坊SNSでは18歳から24歳という若い人たちが多いんですけど、ライブに来られる方はもう少し上ですね。
拓まん40代の方とか、めっちゃいますよ。物販に立ってる時に「息子に見えて仕方がない」と言ってくださる女性がいたり。すごく嬉しいです。
たか坊なんででしょうね?
――年齢層が広いのは強みじゃないですか。
たか坊それが僕らのコンセプトというか、TENSONGという名前の由来の通り、十人十色をコンセプトとして活動しているので。1曲1曲、形にしていった音楽がみなさんに届いて、それが結果として出ているというのはありがたいことですし、胸を張って堂々と、これからもTENSONGの音楽を届けられたらいいなと思ってます。言い方は悪いですけど、流行りに乗らないというか。自分らのやりたい音楽とやりたい形を崩さずに、ジャンルレスでいろんな曲が出来るように、これからも頑張りたいなと思ってます。
PRESENT
メンバー全員直筆サイン入りポスターを3名様に!
※転載禁止
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