ドラマ(『最愛』)の撮影が入っていたこともあり、本格的にレコーディングするのはこれからです。前回のツアーが終わって、ちょっと休みをはさんで、8、9月から曲を書き始めたんですが、コロナ禍のムードや圧迫感が強過ぎて、楽しいメロディやロマンティックな言葉が出てこなかったんですよ。自分の気持ちに嘘をついてまでポジティブな作品を作るのも違うと考えたので、気分が変わるのを待ってから、制作に入ることに決めました。
変わりました(笑)。単純なもので、外でお酒が飲めるようになると、自然と気持ちも変わってきます。やはり友達や仲間と会えることは大きいですね。
5合目から6合目といったところです。正月はゆっくり休んで、そこからバリバリがんばります!(編集注:本インタビューは2021年に行いました。)狂気さえ感じるほどの明るい作品にしたいです。そして愛し愛されることの素晴らしさを歌いたい。だってそれ以外に何を歌えばいいんだろうって思うじゃないですか?
音楽もエンタメも人が幸せになるための手段ですからね。アルバムの詳細はまだ固まってはいませんが、人脈やキャリア、経験値をいかして集中して作っていこうと考えています。なんとかツアー前にはリリースしたいです。
はい。やはりポップ&ファンクですね。そして、おもしろみのある歌詞が書きたい。25年間、音楽活動をしてきて思うのは、やっぱり踊るって楽しいということなんですよ。『SOUL TRAVELER』ツアーでも、声を出せない状況でありながら、みんながあんなに楽しんでくれたのはダンスがあったからですよね。(50%動員により)隣の席が空いているぶん、実に楽しそうに踊っていましたから。もちろん音楽にはメロディも大切ですが、ビートと言葉をより重視したアルバムを作りたいと考えています。
非日常の空間を楽しんでいただきたいので、パーティーに参加する感覚で、それぞれオシャレを楽しんで来てほしいです。参加意識を高めると、より楽しめます。素敵な思い出作りまSHOW☆