この曲はデモの時点でタイトルはついてなくて。リード曲だし、お風呂場を連想させる曲にしようと思って、アルバムのタイトルと同じ「SHOWER」にしました。
「ヘッドフォンコミュニケーション」「あの夏の海で」「グッバイ。」の3曲とは違って、切なくはなく、現在進行形のまさに一番楽しい時の恋愛の気持ちを歌った曲です。しかも、はじまったばかりなので、まだこれから楽しいことがいっぱい起きるみたいなところ。ピュアで楽しい気持ちを、お風呂の泡に例えて、泡に閉じ込められたらいいなという思いだったり。
それこそ、憩いの時間で、半身浴で韓国ドラマをよく観ています。キリがなくて、のぼせちゃうくらい観ちゃうんですけど(笑)、1時間くらい入ってることもあります。あと、この歌詞でいうと<水玉模様のナイトキャップ>っていうのが気に入っていて。これ、実際に買ったものなんです。よりリアルな歌詞が描けたらいいなと思って、自分の私物を入れてみようと思いついて。自分の等身大がイメージできる曲になったなって思いますし、MVで被っているナイトキャップも私物です。
そうなんです。歌詞でもMVでも私物を使いました。MVでは歌詞にぴったりな、ちょっとキラキラした、ふわふわした感じを表現していただいて。CGの部分はパキッとした色合いにしていただいたので、全体のふわふわした世界観とCGのギャップが個人的にはお気に入りです。あと、シャワーを実際に浴びてるシーンは見どころかもしれないですね。大胆にではなく、肩をちょっと水で濡らしてるくらいですけど(笑)、今まで水をかぶったシーンはなかったから。
それが一番嬉しい言葉です! 小さい頃からこの世界にいて、いろんな私を皆さんに見ていただく機会があって。やっぱり、成長した私を見せたいなと思ったので、表情や髪型では、大人っぽさは意識していました。
あんまり実感はないんですけど、ライブができたことは本当に唯一、25歳になったなって感じられた瞬間でした。ただ、それも残念ながら、急遽、無観客の配信ライブになってしまって。来年こそは、皆さんの前で歌えたらいいなと思います。
そんなに深くは考えてないんですけど、まだまだずっと歌っていたいですね。
そうですね。ほんとに飽き性なんですけど、歌だけは飽きないんです。そういうものに出会えてよかったなって思います。小さい頃からいろんなお仕事をしてきたんですけど、自分の中で歌だって感じたんです。そういう意味では、両親が小さい頃からいい音楽を聴かせてくれていたのが大きいなと思います。「聖子ちゃんになりたい!」って思うようになってからは、目標に向かって頑張っていけたので、目標がすぐに見つかったのが大きいですね。
だいぶ自分がやりたい音楽を表現できるようになってきたと思います。今までは、与えてもらったものをやるだけで精一杯だった自分が、やっとそこを乗り越えて、自分らしさを表現できるようになってきたと思います。今後もそこをもっと極めて、自分を開放して、私にしかできない音楽を作っていきたいなと思います。
「ヘッドフォンコミュニケーション」ですかね。昭和歌謡は歌い上げるイメージがあるので、個人的にもこういう伸びやかなメロディで歌い上げる曲が好きなんです。だから、自分の得意分野というか、好きな分野が発揮できた曲かなと思います。
このアルバムを掲げたライブになりますので、歌はもちろん、照明やセット、全てにこだわって、皆さんがくつろげる、優しいふわっとした空間をつくれたらいいなと思っていて。あと、まだアイデア段階ですけど、バスタブを実際に置きたいなと思ってるんです。それくらい、このアルバムをリアルに表現できたらいいなと思っています。
まだ声を出せるライブにはなっていないと思うんですけど、それでも、マスク越しにみなさんの感情や笑顔が伝わってくるので、私も皆さんに、少しでも元気や、癒しの時間をお届けできたらいいなと思います。今、グッズでペンライトを作りたいなとも考えていて。少しでも皆さんに参加してもらえるようなものを準備したいし、一緒にライブを作っている気持ちを感じていただけたらいいなと思います。
PRESENT
「SHOWER」サイン入りCDを1名様にプレゼント!
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