このタイトルにしたのは、ライブをはじめ、当たり前だと思っていたことができなくなって、改めて貴重なことだったなと実感する機会が多くて。いろいろなアーティストさんが悔しい想いをしながら公演中止を決断しなくてはいけない中で、私たちもそうなるかもしれないけど、小さい希望を持ちながら「みんなと会えますように」という願いを込めてつけました。全国ツアーとして予定していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って全国をまわることができなくなって、ツアーファイナルの中野サンプラザだけ開催できることになりました。会いに行く予定だった地域では映画館でのライブ・ビューイングを行って、みんなで一緒にライブを楽しめたらいいなと思っています。せっかく大きなスクリーンで見てもらうのだから普段と違う演出でもいいのかなと、ライブまで時間が空いた分、楽しんでもらえるアイデアやイメージを膨らませて準備をしています。ツアーに注ぎ込むつもりだったエネルギーをすべて、この1日で出し切ります。
先日、ある舞台をライブ・ビューイングで観劇させていただく機会があり、千秋楽でお客さんを入れての公演で、役者さんが涙を必死にこらえている瞬間を見て、「私もきっとこういう気持ちでステージに立つんだろうな」と思って、胸が熱くなりました。
カラフルで個性的な曲が詰まったアルバムなので、セットリストにどう組み込もうかなと(笑)。ただ14曲分、新たな可能性が生まれたので、悩みながらも楽しみながら考えています。
どの会場でもみんなが予想を超えた元気さと声をくれるので、私たちも負けないようにといつも思っています。めいっぱいはしゃいでくれたり、楽しんでくれているのも目で見たり、肌で感じられるので、私達も行けるだけ行かなきゃと100%以上でやるので、ライブが終わる頃にはヘトヘトで(笑)。今回のライブではきっと大きな声を出したりタオルをふったりとか今までのようにはできないと思うのですが、心の中で全力で叫んでくれると思いますし、私たちもそれを受け止めて全力でパフォーマンスするつもりです。とにかく、みんなに早く会いたいし、歌を届けたいです。
「みんなと1つになれる場所」ですね。私たちのライブを見るためにお仕事や勉強を頑張ったり、時間や都合をつけてくれて、奇跡的に1つの場所に集まって、同じ時間や楽しさを共有できる特別で大切な場所なので、これからもずっと作っていきたいです。学生のファンの方も多くて、チコハニの楽曲が人生の中でかけがえのないものになっていると言ってくださる方もたくさんいらっしゃるので、人生の1ページに刻まれたり、いつでも思い出せる心の宝物になるようなライブを今後もしたいです。
アルバムとしては約2年半ぶりですが、その間の成長やチャレンジしているチコハニを感じてもらえると思います。今、大変な時期、状況だと思いますが、私たちも希望を捨てず、またみんなと会えるようにと願って、9月27日のライブの準備を行っています。幕が開けば、2020年のチコハニのすべてを全力でぶつけるつもりだし、2021年へのバトンもつなげられるようなステージができたらいいなと思っています。今回はライブを行うホール以外で、全国の映画館でのライブ・ビューイングもあります。大スクリーンで私たちのライブが見られる機会もなかなかないと思うので楽しんでもらえたら嬉しいです。ライブの日までアルバムをたっぷり聴き込んでくださいね!当日はとにかくみんな元気でお会いしましょう!
PRESENT
CHiCO with HoneyWorksサイン入りポスターを1名様に
受付は終了しました