──ここからはライブについて聞かせて下さい。今発表されている全国ワンマンツアー『革命開花ep1.-絶対“黒”領域-』にChristmas Concert『革命開花ep2.-SYMPHONIC ALICEMAS 2019』、New Year Concert 2020『革命開花ep3.-SYMPHONIC GALAXY-』はそれぞれ違うテーマで行うライブと考えればいいですか?
Vo. 将
はい。アリス九號.に戻したことによって、一連の流れのなかで、いろんな表現の仕方があるという解釈だよと沙我からは聞いてます。ライブのディレクション、プロデュースは沙我君が軸になって進めていくので。今回は『革命開花』というテーマは変わらず。そのなかで、最初の絶対“黒”領域というのは、去年同様“激しく・妖しく・エロい”感じのライブになります。12月と1月はオーケストラとのコラボでシンフォニックというタイトルがついてて。1月5日の大阪に関しては、僕らが初めて日本武道館のワンマンをやった日が1月6日だったんですね。それが<Alice Nine Live Tour 10“FLASH LIGHT from the past” FINAL TOKYO GALAXY>というタイトルだったんで、武道館公演へのオマージュも込めた企画になります。いままでの僕らはガーッと半年間ライブをやりまくって、お休みというのが多かったんですが。今年は8月までライブをやりまくったあと、普通だったらお休みするんですけど、10月からまたツアーをやるし、リリースもある。断続的に活動が続いていくので、しんどいところもあるかもしれないんですけど。でも、15年やってきて。先日、新木場コーストで主催イベント<Beautiful Beast Fest.〜美しき漢の集い〜>をやったときに、Aiji(LM.C)さんが「これだけみんなが応援してくれるのは、15年バンドを続けることの難しさをみんな分かってるからだよ。そういうリスペクトがあるからこうやってみんなが応援してくれるんだよ」といってくださって。続けられてることを大事に思い、それに感謝しながら、いま起きてる波を大切にとらえて、もっと大きくしていきたいなという思いを込めてライブをやっていきたいなと思ってます。
──オーケストラをフィーチャーした<SYMPHONIC ALICEMAS>は去年東京で開催して大盛況だったコンテンツですけど。大阪で開催するものはそれとはまた異なったものになりそうですね。
Ba. 沙我
なりますね。東京で去年好評だったオーケストラとコラボレーションしたライブを、今年もやろうとなったとき、大阪でもこれを観せたいよねというところで生まれたものなんですが。東京はクリスマスの時期じゃないですか。でも、大阪はお正月、年明け、新年一発目のライブだから、また別物になりますよね。両日ともオーケストラは引き連れてはいるといっても。なので、内容的には別のものになります。両方来た人でも満足できるような内容にする予定です。
──去年のALICEMASは、ステージ上のみなさんが正装姿だったのが印象的でしたけど。
Ba. 沙我
僕らだけではなく、お客さんも、かなりドレスアップして来てくれてたんですよ。でも、僕的にはそこまでかしこまって欲しくないなというのはあるんです。ライブなので。オーケストラとコラボレーションする=壮大で、静かに聴くコンサートみたいなイメージがあると思うんですけど。実際去年やってみたら、そういうものとは全然違ったんですね。なので、いわゆるコンサートみたいなカチッとしたものではなく、ライブ感があるものになるので、ドレスアップは全然してきていいんですけど、あまりやりすぎない程度でお願いします。もちろんラフなTシャツ姿で来てもらっても全然間違いではないですよ。大阪もそこは同じです。大阪は、昔武道館でやったような内容をオーケストラアレンジでやってみても面白いかもしれないなとか考えてますね。まだそこはこれから決めていく段階です。
──年末年始の前に、まずは10月からスタートする全国ツアーですよね。
Dr. Nao
はい。このツアーでは、アリス九號.時代に初ワンマンツアーをやったときの会場を巡るんですよ。
──それでこの会場のチョイスだったんですね。
Vo. 将
はい。東京はSHIBUYA-AXだったから違うんですけど、各地の初ワンマンをやったところを回るんです。
Dr. Nao
なので、僕たちも感慨深いんですよ。初ワンマンのツアーの記憶とか残ってますからね。そして、名前が戻ってからの初のワンマンツアーでもあるので、いろいろ考えるところはあるんですけど。個人的には、今年はそろそろドラムを頑張んないとと思ってるんで。改名後初のツアー、ここはビシッと曲たちをいかせるドラムを叩きたいと思ってます。
Gt. ヒロト
いまNaoさんの話を聞いて、初ワンマンツアーの福岡のDRUM SONで機材を片付けているとき、フェンスにぶつかって切った傷跡がまだ体に刻まれていることを思い出しました(微笑)。すごいツアーが楽しみです。さっきも話しましたけど、野音でアリス九號.を背負ってステージに立った瞬間にみなぎるものがあって。その名前のもと、再びツアーで全国を回れるので、楽しみですね。コンセプトも相まって、かなりツアーはパワフルなものになるんじゃないかな。今回の衣装もかなりきわどいんですよ。各会場が狭いので、お触り自由ですよ。
一同(笑)
Gt. 虎
お触りしたくなるぐらい、みんな衣装がカッコよくなってるんで、観に来たほうがいいですよ!
──お客さんはどんな服装で行けばいいですか?
Gt. 虎
お客さんの服装なんて観てないよ!
──えーっ…。
Gt. 虎
あ。じゃあ、グッズのTシャツ買って着てくれてたら観ますよ(笑)。
≫再始動シングル「革命開花ーRevolutionary Blooming-」について語ったインタビュー後編を10月23日(水)正午公開予定!
PRESENT
メンバー全員の直筆サイン色紙を2名様に!
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