初ライブは2016年、3カ月連続の渋谷のライブハウス&ホールでのライブを敢行。同年夏のライブハウスツアー、2018年には日本武道館ライブ、今年3月には武蔵野の森アリーナでの2DAYSライブも大成功。8月に5周年を迎えるホールツアーでチコハニがどんなパフォーマンスを見せてくれるのか?目が離せない!
⇒インタビュー前編はこちら
⇒インタビュー前編はこちら
──ライブ活動も精力的に展開されていますが、ライブで表現したいと思っていることや、どんな気持ちで臨まれているのか、教えてください。
ライブを始めた時は何もわからなくて、「とりあえず1番は左に動いて、2番になったら右に行って」とスタッフさんから言われたのを書いて、歌詞カードを見ながら移動してました(笑)。でも今では慣れて、自由に動けるようになったので、次の段階としてもっと自分を出せるようになりたいなと。まだ照れがあるので、それを取っ払えたらもっといいパフォーマンスができると思うし、みんなにももっと楽しんでもらえるはず!と思っているんですけど、「ああ、今日も出せなかったな」と反省する時もあって。だから今回の5周年ツアーでは照れずに、自分をもっと出したいです。
──そうなんですか!?でもアリーナ2DAYSではダンサーを引き連れて本格的なダンスを披露してましたよね?
ちょっと恥ずかしかったです(笑)。「シュウマツWorker」の2番の間奏で、花道を歩きセンターステージでダンサーを引き入れて、私がセンターで同じ振付を揃えて踊るシーンがあったんです。練習も一生懸命やったし、「これは恥ずかしがったらダメだ!」と開き直って踊ったんですけど、お客さんの「フゥー!」の声がマイクを通して、イヤモニから聞こえた瞬間、恥ずかしくなっちゃって。みんなを呼び込むような「C’mon!」のフレーズが少し上ずっちゃいました(笑)。でも本格的なダンスに初挑戦できて、少し自信もついたので、今後はもっとできたらいいなと思っています。
──その5周年ツアーですが、15公演とチコハニ史上最大規模ですね。
今年、ワンマンは3月の武蔵野の森アリーナ2DAYSだけで、フェスも大会場ばかりだったので、みんなを近くに感じられるホールで、たくさんライブできることもうれしいです。チコハニとして香川に行くのも初めてだし、大阪2DAYSも初めてで。一番の驚きは中野サンプラザ4DAYSで、スケジュールを見た時、間違いかなと疑いました(笑)。このツアーで初めて歌う曲もあるし、公演ごとに違う曲を歌ったりするので、何回見ても楽しんでいただけるようなセットリストになっています。
──今回のツアーで挑戦したいことは?自分をさらけ出すこととダンス以外で(笑)。
セットリストの中で新しい挑戦ができたらいいなと思っています。去年の秋のツアーでも「ヒカリ証明論」の曲頭をアカペラで歌ったような。他にも曲と曲のつながりだったり、MCだったり、いろいろな面でいつもと違うチコハニをお見せできたらと思っています。
──バラード曲をしっとり聴かせるブロックも好評ですよね。
『チコバラ』というコーナー名で毎回やっています。チコハニはバラード曲も結構多いんですけど、ワンマン以外ではなかなか披露する機会がないんですよね。フェスで見たのをきっかけに初めてワンマンに来てくれた方には「バラードもいいですね」と言ってくださる方も多くて。それがすごくうれしいし、たくさんの方に生バラードを聴いてほしいです。今回のツアーでは公演ごとに違うバラード曲を披露できたらいいなとも考えています。
──ホールは音響がいいので、CHiCOさんの歌声や生演奏の良さを更に体感できますね。
去年、初めてのホールツアーをやらせていただいて、ホールライブの良さがわかってきました。歌いやすさや逆に難しさもあって。音のまわり方にも気をつかうようになって、PAさんと相談したり、コミュニケーションを取れたことは大きかったし、このツアーでも活かすことができたらと思っています。また音響だけでなく、照明さんも毎回気合が入っているので、そこも注目してほしいです。もちろんホールならではの演出も考えてます。
──そしてツアー中に、5周年当日を迎えるのも貴重ですね。
8月6日のZepp Tokyoで、今秋のツアーで唯一のライブハウスです。ライブハウスでのワンマンも2017年以来で。特別な日だし、せっかくのライブハウスなのでおもしろいことができたらいいなとメンバーと話し合ってます。HoneyWorksのGomさんやsanaちゃんも出演してもらえることになったので私もめちゃくちゃ楽しみです!