──今年も『鐘フェス』をやるというのは、1年前から決めてたんですか?
mick決めてました。地元でずっとやってみたかったことがやっと実現できる、っていう時点でもう、いい日になるじゃないですか? うちら的にいい日になるっていうのはわかるけど、それを越えて……チケットもソールドアウトしたし、越谷駅周辺が町おこしみたいな感じになったのがびっくりだったし。これは1年に1回絶対やらないといけないっていう、越谷バンドとしての責任感も感じたし、これが、Amelieの意思表示……だ。
三浦・横山はははは!
mickと、なったので、毎年恒例行事にしたいと思いました。
三浦その日に打ち上げでもう「おめえ絶対出ろよ! 今回出なかったんだからな!」って。
横山でも俺ら、返事をするのがむちゃくちゃ遅くなって。
三浦俺らも遅くなった(笑)。
mickそう。KOTORIとAzamiの2組がいないと、けっこう意味ないから。どうしよう?と思って。
横山すいません!すいません!
三浦来年は即決で!
横山でも、EASYに出るって、僕らにとって特別なんですよね。みんな都内でしっかりやってるじゃないですか。だからEASYって、僕らとしては「帰る」というか。帰る時は、動員もだし、コンディションもだし、絶対ちゃんとした状態で行きたいので。なかなかタイミングが難しくて。
三浦逆に緊張するかもしれない、他のライブハウスよりも。
mickめっちゃ緊張するよね。
──去年はどんな感じでした?
mickみんながみんな、すごいいいライブをしてくれたんですよ。ちゃんと「Amelieの『鐘フェス』なんだ」っていう思いを持った上でライブをしてくれてるっていう、そういうバトンがどんどん渡っていく。で、最後にKOTORIからのバトンを受け取ったから、重くて。プレッシャー半端なかったです。本人たちはそんなつもりで言ってないと思うけど、こっちとしては、ライブ中の言葉ひとつひとつが「うわ、ヤバい!」みたいな。全部プレッシャーに。
──今年はこういうラインナップにしたい、というのはありました?
mickジャンルごちゃごちゃっていうのは、Amelieのモットーというか。ただギター・ロック、歌もの、っていうイベントにはしたくなくて。去年もよかったけど、今年も、けっこう理想形かもしんないです。
横山俺、いちばんいいなと思ったのが、アイワナビィが入ってることです。越谷のバンドなんですよ。
mickそれはもう絶対なんだよね。地元でがんばってる若いバンドを1組は入れたいんですよね、毎年。
横山めちゃいいんですよ、ボーカルがバカで!
mick歌ヘタだよね!
横山めちゃくちゃいいです、アイワナビィ。MCがクソです。
三浦(笑)クソなんだ?
横山もうねえ、ほんとに愛おしい!
mick会えばわかると思う。
三浦ほんと? 仲良くなれるタイプ?
横山なれる!
──当日はどんなライブをやりたいですか?
横山若手のバンドが先輩とやるってなったら、「倒す!」って言うじゃないですか。もう倒すとかいい! と、最近思い始めてて。ハッピーに……楽観的なハッピーじゃなくて、たとえば俺らが最高のライブをやって、Amelieがそれを観てアガるとか。みんながそういう積み重ねができるようなライブ。そうしたいです。「戦い」じゃない。「戦い」よりも「最高」の時代です。
三浦僕たち、EASYGOINGSでライブやるの、1年半ぶりなんですよ。それもあるし、俺たちは越谷のバンドなんだぜって胸張って言える日にしたい。っていうのと、愛がいっぱい溢れる日になったらいいな、って思います。Amelieへの愛もそうだし、越谷好きなんだぜ、KOTORI好きなんだぜ、っていうのもそうだし。そういう意思表示をできる日になったらいいなって。
mickAmelieのライブを観たことない人も来るし、Amelieを知らない人も来ると思うんです。でも、ツアー初日っていうのは置いといて、イベントの主催者として、「『鐘フェス』最高だったよ」って、来てくれた人がまわりに言っちゃうぐらいのライブができて、イベントを締められたらいいなと思います。
──ちなみに横山さんは、今でも越谷周辺に住んでいるわけではない?
横山はい、僕は世田谷区の方に──。
mick捨てたな。
三浦捨てた!
横山ってすぐ言われるんですけど。
三浦俺、今でも草加市だもん。
mick私も越谷ですよ?
横山いや、やっぱり、事務所に入ったことが、都内に来るきっかけだったんですね。
mickうちの事務所、渋谷だよ?
三浦うち、笹塚だよ?
横山……。2対1、不利!
三浦……僕、実は一回、亀戸に2年ぐらい住んでたんです。
mick・横山あははは!
三浦今は草加に戻りましたけどね。(笑)
PRESENT
「鐘フェス 2019」に2組4名様ご招待!
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