“俺たちの夢”が“みんなの夢”になった
『ONION ROCK FESTIVAL』でのワンマン
──お馴染みのラインナップに加え、初出場のバンドもいる今年の出演バンドについてもご紹介いただきたいのですが。
チフネまず、OVER ARM THROWは同期みたいな感覚があって。だから、『ONION ROCK FESTIVAL』の復活には絶対いてほしいと思ってお誘いしました。最近、出たいと言ってくれるバンドが多くてありがたいんですけど、ワンステージだし、時間の制限もあるので、何バンドも出せないんですよね。今年はバンド結成20周年かつ2年振りの開催ってことで、俺らや『ONION ROCK FESTIVAL』をよく知ってくれてるバンドを呼びたいと思ってラインナップを考えたんです。でもそればかりじゃなくて、初めて出てくれるバンドもいてほしいというところでお誘いしたのがlocofrankでした。
──locofrankはふたつ返事でオーケーしてくれた?
チフネはい。機会があったら出たいと以前から言ってくれていて、満を持しての初出場です。彼らがどこまですごいステージを見せてくれるのか、楽しみです。PANは最初に出てもらった時の、『ONION ROCK FESTIVAL』の空にパンが舞ってる風景がすごく印象的で。
アカマまた似合うんだよね、『ONION ROCK FESTIVAL』にはPANが(笑)。
チフネあとGOOD4NOTHINGもこの間メンバーの脱退があったり、大変だったと思うんですけど、初年度でもドンと盛り上げてくれていたので“今年は絶対にいてほしい”と言ったら、“半端ないライヴやるから!”と言ってくれて嬉しかったです。あとRADIOTSは、どうしても先輩バンドに見届けてほしくてお誘いしました。メンバーのYOSHIYAさんは出演がなかった年も遊びに来てくれて、“このフェスはヤベェな”と言ってくれていたんですよ。きっと強い思い入れを持ってライヴをやってくれると思うし、そういうラインナップが揃ったから、きっと今年の『ONION ROCK FESTIVAL』はヤバいことになると確信してます。
──そして2日目はバンド結成20周年を記念した、ワンマンを予定しています。
アカマお客さんの応援があっての20周年なので感謝の気持ちを表したくて、ワンマンは今までの『ONION ROCK FESTIVAL』のラバーバンドを持って来てくれたら無料で入れる企画を考えました。
チフネ実は3~4年前から企画が出ていたんです。去年開催できなかったので、“またたくさんバンドを呼びたい”って気持ちになってきて。そこで何度かハードミーティングをした時に“今しかできないことをやろう”とか“みんなで見た夢の舞台を実現しよう”と言われたことに背中を押されたんです。
アカマ信頼しているスタッフたちが“あの会場でHOTSQUALLのワンマンをやりたい”と言ってくれて、“これって俺たちだけが見てる夢じゃなくて、みんなが俺たちに見てくれている夢なんだ”と思ったら、“最高じゃん!”って感じて。
ドウメン今は初めての挑戦を絶対に成功させようという気持ちになってます。
──いい話です!自分たちの夢がみんなの夢になってるわけですからね。どんなステージになるのか、ビジョンは見えてますか?
チフネ毎日想像しているんですけど、これまでのHOTSQUALLを振り返りつつ、前に進むために今回の新曲もやりたいと思ってます。あと想像の中では晴れているイメージしか浮かんでないんで、きっと晴れて最高のステージになると思ってます。楽しみにしていてください!