3月16日(金) 電気グルーヴ @Zepp Tokyo
おそらく、Netflixのアニメ『DEVILMAN crybaby』に主題歌として書き下ろした『MAN HUMAN』のシングル・リリースに伴ってのツアー『クラーケン鷹』、Zepp Namba&Zepp Tokyo2デイズの1日目。
出音、映像、照明、選曲、曲順、ふたりのパフォーマンスそのものなど、どこをとってもただただ最高。特に本編後半の流れ、ちょっと危険なくらいの、聴いていると脳内になんか涌きそうなほどの気持ちよさだった。電気、去年もこの時期にツアーやったし、あと7月のリキッドルームワンマンも定例化しているが、いつ観てもそのたびに新しくなっているのがすばらしい。
余談。石野卓球、ちょっと前までライブ中に弓で矢を射るジェスチャーをよくやっていたが、この日は出ず。代わりに一瞬スぺシウム光線のポーズを見せる。石野さん、最近、雑誌やラジオで「2019年が電気グルーヴの30周年だから、1年間限定でピエール瀧をウルトラの瀧に改名させたい」という話をよくされているので、その関連で出たポーズなのかもしれません。違うかもしれません。
3月17日(土) エレファントカシマシ @さいたまスーパーアリーナ
1年前の3月20日初の大阪城ホールワンマンから始まった、エレファントカシマシ・デビュー30周年プロジェクトのシメにして、47都道府県ツアーのファイナル。
この30周年プロジェクトが大成功したのはよく知られているし、僕もあちこちに何度も書いたのでくり返しませんが、超満員ソールドアウトのたまアリで、山本拓夫ホーンズ4名と金原智恵子ストリングス8名が加わっての堂々たるステージは、つい、観ていて何度も涙腺に来ました。デビュー30年で今がいちばん動員ある、人気あるのってすごいと思う、つくづく。
rockinon.comに速報レポ書いたので、ぜひ。
こちらです。
なお、このあとエレファントカシマシのファンクラブ会報PAOと、ROCKIN'ON JAPAN6月号(4/28発売)にも、レポが載りますのでぜひ。って、PAOはFC会員しか読めないんですが。
3月18日(日) エレファントカシマシ・スピッツ・Mr.Children @さいたまスーパーアリーナ
2018年になってから突如発表された、エレファントカシマシ30周年プロジェクトの後夜祭というか打ち上げパーティーというか、エレカシがスピッツとMr.Childrenを招聘してさいたまスーパーアリーナワンマンの翌日に、同会場で3バンドでライブをやる、という、あり得ないほど豪華なイベント。
これも、エレファントカシマシのファンクラブ会報PAOと、ROCKIN'ON JAPAN6月号(4/28発売)にレポを書く仕事ありで行きました。
スピッツは「浮雲男」、ミスチルは「太陽ギラギラ」、と、エレカシの曲をカバーするというサプライズあり。あとミスチル桜井はラストの「名もなき詩」を歌う時に、「調子に乗って、歌います」と、曲の頭にエレカシ「やさしさ」の冒頭をくっつけるというサービスも。エレカシファン、狂喜。
トリのエレカシのアンコールでは、スピッツ・ミスチル全員出てきて宮本・マサムネ・桜井のトリプル・ボーカルで「ファイティングマン」、という大変レアな光景がくり広げられました。
3月20日(火) syrup16g @新木場スタジオコースト
実質的なファースト・アルバム『COPY』のリリースから16周年を記念して(一応書いておくと、syrup16gだから、16年という半端な年を祝うわけです)、全16本のツアーを行った、そのファイナル。
ツアーが始まった10月5日に後半の10本の日程と、11月8日にニュー・アルバム『delaidback』をリリースすることがアナウンスされた。で、前半が終わって後半が始まる前のタイミングで、最終日のスタジオコーストに『冥途』というサブタイトルが付くことと、2014年の再始動以来毎年ツアーと何らかのリリースを行って来たが、この日が終わったらしばらく休むことが発表になった。「活動休止というほどおおげさなものではありませんが」みたいな発表のされ方だったけど、とりあえずむこう1年くらいはアクションなし、ということですね。
というのが関係あるのか、ないのか、まああるんだろうな、とにかく、観終わって何かとてもせつなくなってしまったくらい、すばらしく充実したライブだった。rockinon.comにレポを書いたので、ぜひ。
こちらです。
3月21日(水・祝) Creepy Nuts @渋谷TSUTAYA O-EAST
ツアーの度に着実にハコが大きくなっているCreepy Nuts、この日も余裕のソールドアウト。
フロアとステージの上の関係の熱さがすばらしい。R-指定とDJ松永のような少年・青年が大集合。めっちゃ支持され、尊敬され、慕われているのがフロアを観ているとよくわかる。深夜ラジオのカリスマDJとヘヴィ・リスナーのような関係性。って、おふたり、現にラジオのレギュラー、やっておられますが。とにかく、ステージの上と下が均等に熱い、それにアテられて感動する。
あと、R-指定の「聖徳太子フリースタイル」(フロアから複数のお題をもらってそれらを全部入れてフリースタイルをやる。この日は7つだった)も、DJ松永のスクラッチも、人間技ではない、と、何度観てもいつも思います。