元Hi-Fi CAMPのメンバーであるKIMとAIBAを中心に、HIPHOPグループ・ONIDAIKOの59とMOZが加わって結成された4人組ユニット、パンダライオン。メンバー全員が東北出身者であり、現在は仙台市を拠点に活動している彼らは、エンターテインメント性に富んだライブパフォーマンスや振れ幅の広い楽曲の数々によって、世代を超えた多くのリスナーを魅了している。
そんな彼らが、7月7日(木)、8日(金)、10日(日)、15日(金)の4日間にわたって、怒涛のツーマン企画「パンダライオンスタジアム2016 交流戦」を開催する。このたび行ったインタビューでは過去の交流戦を振り返りつつ、全公演を対バン形式で行う企画の主旨や、個性的な共演アーティストたちとの因縁(?)のエピソード、そして意外なコラボレーションの可能性について語ってもらった。
——そもそも「パンダライオンスタジアム交流戦」は、どのようなきっかけで生まれたイベントなのでしょうか?
KIM 結成2年目で昨年まで仙台だけでライブを行っていたので、文字通り音楽シーンでの“交流戦”がしたくて始めたのがきっかけです。ツーマンがそれぞれガチンコでオーディエンスを盛り上げることで、ファンの垣根を超えたイベントが生まれたと思っています!
——今回、東京・大阪・名古屋・新潟の4都市で「交流戦」を開催することになった経緯とは?
KIM 僕らの活動拠点である宮城県以外、全ての都市でライブすることが結成当初からの目標だったので、まずは東京・大阪・名古屋の主要都市、それからーティストとのコラボにも期待してください!! 色々なご縁があって新潟でも開催できることになりました。各地で僕らにしかできないパフォーマンスを行うので、沢山の人に体感しにきて欲しいですね。もちろん、各地で迎えるアーティストとのコラボにも期待してください!!
——メッセージ性の強い楽曲や、エンタメ性の高いパフォーマンスが魅力のパンダライオンですが、「交流戦」における“見どころ”を教えてください。
AIBA 今回の「交流戦」は「夏」真っ盛り!! と言うことで、僕らの得意なアゲ↑チューン! を筆頭に初めて見る人でも盛り上がれるフェス(祭)になること間違いなし!! さらに、笑いアリ! 涙アリ! 新曲アリ! の全力態勢で臨みます!
——では、4都市で共演するアーティストたちの魅力や、対バンをオファーした理由、過去の交流エピソードを聞かせてください。また、各アーティストについてのイチオシ・メッセージなどもぜひ。
59 Brand New Vibeを知ったのは、彼らの「ライバル」という曲がきっかけでした。車に乗っていたとき、ラジオから流れてきて「めちゃくちゃいい曲!」って感じたことを抑えきれずにツイートしたら、それがVo.のKEIくんに偶然届いたんです。そこから「いつか共演しましょう!」って約束してたんですが、今年の3月に仙台で実現して。個人的には、7月の交流戦は僕らとBrand New Vibeの“ライバル伝説東京編”って感じですね。この先ずっと切磋琢磨していきたい、まさにライバル! 熱いライブになること間違いなしです!!
ROYALcomfortは、大阪の難波魂というのでしょうか、彼らのライブ中の掛け合いは漫才を見ているかのような……(笑)。もちろんそれだけじゃなくて、KAY-Iくんの歌(エエ声なんです)とBGYくんのラップ(エエ声なんです)が織り成すラブソングは必聴!! 女の子のファンが多いのも頷けちゃいます。そして何より、DJのROVERくんが一番喋り、リーダーのBGYくんがメチャクチャイジられるという(笑)。そのアンバランス感が最高です!
山猿さんは、なんというかもう……。このお方、人間的に本当カッコ良すぎるんですよねぇ(笑)。アーティスト以前に、人間として大好きです。ちなみに、歌、ラップ、パフォーマンス、どれを取っても、2016年に観させて頂いたライブの中で一番くらったアーティストさん。対バンできるなんて、とても光栄です。「山猿さんの世界観+僕たちの世界観=東北の世界観」を、名古屋で爆発させたいと思います!!
ブレエメンは音楽仲間であり、飲み仲間でもありますが……(笑)。共演したいのに、なかなか機会がなかったアーティスト! 恐らく僕たちのファンの中でも、一番対バンを望んでいた人が多かったのでは!? 僕的にはMCが日本一上手いアーティストさんだと思います。そして「バンザイ」って曲が素晴らしい! 胸に刺さる曲が多いですね。ライブ力がぶつかり合う最高のステージになることでSHOW!!!
——3月に仙台で行われたBrand New Vibe企画「ツーマン町田最強伝説2016」では、アンコールでコラボを披露したそうですが、今回の「交流戦」でも共演アーティストとコラボなどを行う計画はありますか?
KIM 正直まだ決まってないんですけど(笑)、コラボはぜひやりたいと思ってます! いまメンバーとも話し合いながら構想を練っているので、楽しみにしていてください。
——今後「交流戦」で共演したいアーティストや、実現したい挑戦・野望があれば教えてください。
AIBA 今回参加してくれるアーティストもそうですが、メンバーそれぞれ仲の良いアーティストの方がいます。これから先もその一人一人と「交流戦」を行って、一つのステージを作っていきたいですね。挑戦という部分では、音楽以外の異色コラボもアリかと! ゆくゆくは全てをひっくるめて、僕らの地元・仙台でデッカいイベントになったら最高です! そのときは、以前から親交のあるフィギュアスケートの羽生結弦選手ともコラボが実現したら嬉しいな(笑)
——それでは最後に「パンダライオンスタジアム2016交流戦」への意気込みと、チケットを購入された皆さんへのメッセージをお願いします!
MOZ まず体調管理を整えてから臨んでください!(笑)。当たり前のことなんですけど、普段なかなか観られない組み合わせなので、単独ライブとはまた違った空気感になると思うんです。そういう緊張感というか、その場でしか味わえない本物のライブをぜひ楽しみにして欲しいなと思ってます! 僕らも遠慮なしでガンガン行きます! あと、もしまだ行くか迷ってる方がいたら、ぜひ来てください! ゼッタイ後悔させねーぜっ! って感じです! 会場で待ってます!!