TOKYO ISLAND 2025、兵庫慎司が今年も全通レポ!【DAY2:10月12日(日)】

ライブレポート | 2025.11.28 12:00

【DAY2:10月12日(日)】ピエール中野トークライヴ、打首獄門同好会、氣志團らが圧巻のステージ。名物・恐竜アトラクションが進化!

TOKYO ISLAND 2025
2025年10月11日(土)12(日)13(月祝)東京・海の森公園

2日目も、前日と同じく『17LIVE×TOKYO ISLAND 2025』の優勝アーティスト、鈴木りゅうじがオープニング・アクト。ひとりでも多くのオーディエンスを巻き込もうとする熱いパフォーマンスを朝イチから見せる。
そして、ISLAND STAGEの四星球で本格的にスタート、なのだが。その前に、アトラクションがふたつあった。
ひとつは、9:30からTOKYO STAGEにインストラクターが上がり、広いフィールドを使って行われたヨガ。もうひとつは10:00出発の「ティラノサウルス朝ウォーク」である。
アイランドカーに乗って恐竜探しに出かける「恐竜探検ツアー」、本物の化石を持ち帰ることができる「恐竜ふれあい&化石発掘ブース」、ティラノサウルスに変身して徒競走する「ティラノサウルスレース」──というように、恐竜関係の催しがいっぱいある中のひとつがこれで、みんなでティラノサウルスになって朝の散歩をしましょう、という企画である。先着制で、大人子供それぞれ10人まで。

というわけで、集まった大小さまざまなティラノサウルスたちが、ヨガが終わるか終わらないかぐらいの10:00、鹿野 淳のティラノサウルスに率いられて出発。ぞろぞろよちよちと歩き、約20分かけて、ステージ後方の高台にある「見晴らしの丘」に辿り着く。
そこで、ステージで鈴木りゅうじの紹介MCをするため一時離脱した鹿野サウルスが戻るのを、丘からの絶景を眺めながら待ち、戻って来たところで、みんなで記念撮影をして終了。天気がよくてよかった。

©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

鈴木りゅうじ ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

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そう、この日は晴れたのです。それを喜んで「晴れたぞー!」と叫び、「四星球には一回目の時、永遠にトップバッターをやってほしいとお願いしました」と紹介する鹿野 淳の前説を経て、四星球のライブで、1日が本格的に始まる。
中盤で客席エリアに乱入した康雄、「うわ!指折れてる奴がいる!」。次の瞬間、人が密集するフロントエリアの中で高く掲げられた、包帯を巻かれた指が画面に映る。あ、今この場で指が折れたわけではなく、指が折れている状態でフロントエリアに来た、ということです。康雄、「TOKYO ISLANDの『TOKYO』は、『頭狂』と書いてトーキョーやあ!」と絶叫。
コロナ禍で始まった1年目、お客が30人ぐらいだったのを見ている。だから、ここが満員になるまでトップでやらせてください。そして、満員になったらトリやらせてください! と、かっこいいことも言う康雄、最後はいつものとおり、「Mr.Cosmo」で大量の参加者を率いてエリアをぐるっと一周する。ただし、バンドのノボリをファンの男に持たせて、自分は彼のお酒を持って一周、というところが、いつもと違っていました。

四星球 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

四星球 ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

ワークショップ・エリアは、雨のため利用者が少なかった前日と打って変わって、子供たちでいっぱい。大縄跳び、遊具(竹製ジャングルジム、と呼べばいいだろうか)、シャボン玉などで、みんな大いに遊んでいる。

©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

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その様子を見たのか、それともステージからの光景でそう感じたのか、2年ぶりに来たら会場が様変わりしている、と言うBRADIOの真行寺貴秋。「家族が楽しんでる画に、年齢的に弱いんで……」と、グッときていることを明かす。
「未来サイダー」「生存フラグのサタデーナイト」でアッパーに始まり、中盤で「あったかい涙」をしっとり聴かせ、「Flyers」と「スパイシーマドンナ」をぶちかます。「Flyers」の「♪Everybody put your hands up」ではみんな真行寺に倣って、広げた手のひらを振った。フロントの3人が左右にステップを踏んだ「スパイシーマドンナ」でライブを終えてステージを去った、と思ったら戻って来た真行寺は、マイクなしで「音楽ってすばらしい、ありがとう!」と叫んだ。

BRADIO ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

ギター、ドラム、キーボード、DJ、という編成のバンド・メンバーがサウンドチェックを始めるが、Novel Core本人は出て来ない。というのは、ソロ・アーティストにおいては普通なことだが、ただし。Novel Coreの場合は、姿は表さないがマイクは持っていて、サウンドチェックでがんがん歌うし、オーディエンスにがんがん話しかける。挙句、「今日は(出番が)ORANGE RANGEの前だから、スペシャル・バージョンでいくよ、全員で飛び跳ねろー!」と「HANERO!!!」に「上海ハニー」の歌詞を交ぜて歌う。みんな大喜び。
と、本番前の段階でオーディエンスをあっためた状態でスタート、1曲目の「A GREAT FOOL」からオーディエンスをがっちりロックするNovel Core。「1月に出すアルバムの中から、まだどこにも出していない新曲を持って来ました」と、サビをみんなに教えてから「FRiENDS」を初公開、というサプライズもあり。ラストの「プライド」ではステージを下り、柵前でオーディエンスをアジテートした。

Novel Core ©TOKYO ISLAND All Rights Reserved

公演情報

DISK GARAGE公演

TOKYO ISLAND 2025

2025年10⽉11⽇(⼟)12⽇(⽇)13⽇(⽉祝)海の森公園

[出演アーティスト]
10月11日(⼟)
清春 / シシド・カフカ directs el tempo / SCANDAL / ストレイテナー / SOIL&”PIMP”SESSIONS / DJピエール中野 / Nothing’s Carved In Stone / the band apart / Hump Back / FOMARE / Base Ball Bear / UNISON SQUARE GARDEN

10月12日(⽇)
打⾸獄⾨同好会 / ORANGE RANGE / ガガガSP / 氣志團 / KOTORI / シンガーズハイ / 四星球 / 超能⼒戦⼠ドリアン / DJ ピエール中野 / Novel Core / Fear, and Loathing in Las Vegas / BRADIO

10月13日(⽉祝)
androp / おいしくるメロンパン / Ochunism / Sundae May Club / SHISHAMO / TK from 凛として時⾬ / Tele / にしな / BIGMAMA / flumpool /メガテラ・ゼロ / Lucky Kilimanjaro
(五⼗⾳順)

INFO

オフィシャルグッズ事後通販受付中
受付期間:2025年11月4日(火)12:00〜2025年11月30日(日)23:59まで
≫ 受付はこちら

  • 兵庫慎司

    取材・文

    兵庫慎司

    • ツイッター
  • ステージ写真撮影

    ISLAND STAGE:山川哲矢

  • ステージ写真撮影

    TOKYO STAGE:釘野孝宏

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