4年ぶりのニューアルバム『Real』を携えて、自身10度目になるツアー『flumpool 10th Tour 2020 「Real」』を、10月2日(金)大宮ソニックシティ 大ホールからスタートしたflumpool。新型コロナウィルス感染対策を徹底し、収容人数を規制範囲内に抑えながら、36本に及ぶ大型のホール・ツアーに挑んでいる山村隆太(Vo)に、ツアー序盤を終えた段階での手応えや、今後のビジョンについて訊いた。
(2020年10月26日 取材)
(2020年10月26日 取材)
──ついにflumpool 10th Tour「Real」がスタートしましたね。
山村音楽が不要不急と言われている中で開催に迷った時もありましたが、やってよかったと思っています。人と人の繋がり方が壊されてしまった今、できた心の溝を音楽が埋めてくれている、そんな気がします。
──お客さんの反応は、どうでしたか?
山村コロナでさまざまな制限のあるライブですが、来てくれる方々含め、それすらも今だけの特別な思い出として楽しんくれているのが嬉しいです。
──コロナ禍という時世の中でのツアーですが、何か特別なことや気遣っていることはありますか?
山村大声での声援を控えてもらっています。ですがコールアンドレスポンスや、決まった掛け声のある曲などをあえてセットリストに組み込んでこんな中で試行錯誤して考えてみた盛り上げ方を提案して特別バージョンでやっています。
──8ヶ月に及ぶ長いツアーとなりますが、どのように変化していきそうですか?
山村毎回毎回、来てくれた人たちからライブのやり方を学ばせてもらっています。
コロナ禍のライブで、もどかしさややりづらさはあります。ですが、同じ場所で同じ時間を過ごせるなら、それすらも愛おしい違和感になっています。そういう「リアル」を分かち合いながらますます今を生きる人間らしい音楽ライブになっていくと思います。
コロナ禍のライブで、もどかしさややりづらさはあります。ですが、同じ場所で同じ時間を過ごせるなら、それすらも愛おしい違和感になっています。そういう「リアル」を分かち合いながらますます今を生きる人間らしい音楽ライブになっていくと思います。
──年内の関東でのライブは11/14(土)高崎芸術劇場と12/3(木) 4(金)中野サンプラザですね。楽しみにしているファンの皆さんへメッセージをお願いいたします。
山村関東はライブ慣れした人が多いからかコロナ対策や、お互いの距離感など、しっかり守ってくれていて、来てくれるみなさんに安心して楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。そして何より盛り上がりが凄まじいので、暗いニュースが多い世の中ですが、僕たちのライブで少しでも明るい気持ちになって欲しいなと思います!