「3ヶ月間ありがとうございました!」
早いもので今回でいよいよこのコラムもラストになりましたね。
前回にも言いましたがやはりこの期間何か生活に変化があったかと言うと特に何の変化もなく、家で制作を進める毎日です。
何も無い、何も出来ないってそれだけで不安になるし、
それを煽るような情報ばかりで消化する手段もない。
「何かをやれ」って普段は煩わしい事でも、どれだけ保証されていたのか実感します。
やるべき事の中に自分で自由を介入させていく事が最短で1番簡単な自由なんだと思います。
だからといってこの「なにもするな」に似たような状況の中に全く自由を介入させる事が不可能かというとそうでもなく、朝食を食べないのも夕食を化物カロリー Lサイズピザにするのも自分次第だったりするのでなんだかんだ辛抱して生きていける気もしています。
俺の人生だ!好きにする!とバンドを始めた人生で1番の自由への選択が今はできなくなっているけど、文句ばっか言ってらんないなあ。
曲を書くときはいつも最後まで文句だけの曲は絶対に書かないようにしています。
音楽を聴いている時、歌っている時くらい僕は希望を見ていたいし、その光の為に暗闇を辛抱する強さを持っていたいから。
それが今の状況そのまま当てはまる。
だから今まで書いてきた曲がこんな状況全く想定していなかったのにも関わらず、少し重なって早くまたこの曲を歌いたいなあと、僕はそこが光に見えている訳ですね。
ということで3ヶ月間お世話になりました。
これにて終わりです。またライブハウスでお会いできるのを楽しみにしてます!
Vo,鬼頭大晴(Half time Old)