7月19日(金) LUNKHEAD @ LIQUIDROOM
ニューアルバム『plusequal』のリリース・ツアーのファイナル。当初この公演の券売が厳しいことを小高芳太朗(vo,gt)がブログでぶっちゃけたことを機にファンが奮起してソールドアウト。このDI:GA ONLINEでも、メンバーとライター3人が解説&レビューする『LUNKHEADのライブの10曲』という企画を行って応援しました。そのページはこちら。
で、宮本英夫氏による当日のライブレポはこちらです。
で、そんなような経緯があったのも関係あるだろうが、ステージの上の4人が熱いのはわかるとしても、オーディエンスの温度のものすごい高さに「うわあ!」と思わされっぱなしの24曲だった。ライブは客が作るもの、とかよく言うが、まさにこういうことなんだなあ、と痛感した。特に本編ラスト前の「僕らは生きる」の絶叫のようなシンガロングにやられました。
7月23日(火)『MUNETAKA Vol.11』首振りDolls vs Gacharic Spin @ 川崎Serbian Night
ディスクガレージの新人(だけじゃないけど)フックアップ・イベント『MUNETAKA』の11回目。首振りDollsは最近よく観ているので、ライブの最高さに対して免疫があったけど、Gacharic Spinはこの新体制になってから初めてライブを観たので大変でした、刺激的すぎて。マジでどこを観ていればいいのかわからない、メンバーひとりひとりのパフォーマンスの情報量が多すぎて。
このDI:GA ONLINEでレポを書いたのでぜひ。こちらです。
7月24日(水) UA @ LIQUIDROOM
LIQUIDROOMは毎年この時期に周年企画でワンマンや対バンのイベントを打つのが恒例で(今年は15周年)、その一環で行われたUAのひっさびさの東京ワンマン。すべてのプレイがインプロのモンスター・ギタリスト、内橋和久をはじめとするバンドのメンバーの演奏が全員いちいち強力にもほどがあるし、それを自在に乗りこなす……いや、「乗りこなす」って言うとなんか器用みたいなニュアンスも入るか、そうじゃなくてただ自分のペースで声を発するだけでそのすさまじいサウンドとあたりまえに寄り添っていくUAのボーカルも超強力。って、そんなの今さら言うことでもないか。でも、昔の代表曲である「悲しみジョニー」や「閃光」もやったんだけど、いずれももうあきらかに「当時よりも今の方がいい!」という仕上がりでした。すべてが経年劣化とは真逆。10月5・6日に日本橋三井ホールでワンマンをやることも発表されました。
7月26日(金) FUJI ROCK FESTIVAL 2019 1日目 @ 苗場スキー場
ここから3日間フジロックです。その日観たもの(全部観たのも一部観たのも含む)の名前を書いていきます。
ANNE-MARIE→七尾旅人→NST & THE SOUL SAUCE MEETS KIM YULHEE→JANELLE MONAE→スガ シカオ→ELLEGARDEN→THE WATERBOYS→THE CHEMICAL BROTHERS→MOROHA
知らずに観たTHE SOUL SAUCE MEETS KIM YULHEEがすごくよかった。韓国のダブ・バンドで、「MEETS KIM YULHEE」ということはゲスト・ボーカルってことなんだろうけど、それがチマチョゴリを着た女性ボーカリストで、ダビーな音にのせて朝鮮語でまくしたてるのですね。そのマッチングがすばらしかった。なお、夜は雨になりました。
7月27日(土) FUJI ROCK FESTIVAL 2019 2日目 @ 苗場スキー場
怒髪天→GEZAN→銀杏BOYZ→CAKE→ASIAN KUNG-FU GENERATION→Clammbon→GLIM SPANKY(Acoustics Ver.)→MARTIN GARRIX→EGO-WRAPPIN’→SIA
GEZANが最高だったりSIAに度肝を抜かれたり、いいライブいっぱいあった日ですが、たぶんフジがここ苗場に来た1999年以降で、1日あたりの降水量で言うと今日がトップじゃない? ゲリラ豪雨の時も暴風雨の時もあったけど、ここまで継続的にいっぱい降った日、なかったんじゃない? というくらいの大雨でした、CAKEあたりから。フジに慣れている僕でも、ちょっと心が折れそうになった。SIAだったから最後まで観ることができた、というのもあると思います。
7月28日(日) FUJI ROCK FESTIVAL 2019 3日目 @ 苗場スキー場
never young beach→アトミック・カフェ・トーク(津田大介・玉城デニー沖縄県知事・元山仁士郎・YOH/ORANGE RANGE)→KOHH→toe→THE CURE→JAMES BLAKE→G&G Miller Orchestra feat.トータス松本→Black Boboi→TAKKYU ISHINO
この日は天気は回復、3日間でいちばんすごしやすい状態でした。とにかく27:10スタート予定の石野卓球までいるぞ! という1日。何度かくたばりかけたけど、明け方5時前に「富士山」、5時すぎに「虹」を卓球がかけた時は、いてよかった! とつくづく思った。普段ならまずかけないだろうし。写真はその時刻のレッドマーキー前です。