三角関係 feat.三浦拓也の初めて行ったライブは?
編集部:山崎さん、園田さん、三浦さん、初めて行ったライブを教えてください!
山崎千裕
「Dreams Come True」
私はクラシック人間だったので、コンサート・ホールにはいっぱい行ったことあったんですけど。
初めてライブというものに行ったのは、大学生の時のドリカムさんで、すっごいハッピーな気持ちになったのと、やっぱり大音量に驚いたというのが最初ですね。
東京の、代々木の国立第一体育館でした。
“スターってこういうことを言うんだ”と思いましたね。
歩いてくるだけでキャー!ってなって、スターというのはこの空間全部を支配するんだなと感じました。
そしたら偶然今年の夏に、サポートの仕事で“ドリカムフェス”(*7月16日、明治神宮外苑)に出ることになって、一人ですごい興奮してました。
“近くで見るとまたすごい!”と思いながら。
やっぱり、すごい光ってる人というのは、その人がそのままステージに立って、心をオープンにした時が一番光ってるんじゃないかなと思うので、私もそれを目指しています。
園田涼
「窪田宏/メガデス」
いわゆるライブハウスというと、初めて行ったのは神戸チキンジョージですね。
その頃エレクトーンをやっていたので、エレクトーン界のスターの窪田宏さんがやっていたジャムバンドを見に行って、窪田さんがキーボードで、大橋勇武さんがギター、グレッグ・リーがベースで、ドラムがいなくて打ち込みだったのか、記憶があやふやなんですけど。
というバンドを見て、ミュージシャンってかっこいいなと思ったのが最初で、その次に行ったのが大阪厚生年金会館で見たメガデス(笑)
その頃メタルにめっちゃハマッてて、神戸にSTARGAZERっていうメタルTシャツ専門店があるんですけど、そのお店がものすごい強気で、“メタルが嫌いな奴は入店禁止”とか、“当店はアメリカからの買い付けなので日本人のサイズには合いません”とか書いてあって(笑)
そこにメガデスのTシャツがなくて、ディープ・パープルの『マシン・ヘッド』のTシャツを買って、ライブに着て行った記憶があります。
三浦拓也
「B’z」
僕はB’zの大阪ドーム(*現在は京セラドーム大阪)で、『Brotherfood』(1999年)というアルバムを出した時のツアーで、1曲目が「ギリギリchop」でした。
高校1年生の時かな。そのライブの次の日が、僕が本当に初めて、高校の仲間と一緒に組んでいたバンドの初ライブの日やったんですよ。
前日にB’zのライブを見てものすごく興奮して、そのまま自分のライブをしたのを今でも覚えてます。
大音量で音楽を聴くことが今までなくて、何をやっても“うわ、CDみたい”って感動してました(笑)
プロってすげぇ、照明がきれい、稲葉さんってものすごいジャンプすんねんなーとか(笑)
楽しかったですね。ドームになると音が悪いとか言う人がいますけど、そういうことじゃないところで楽しさを伝えることができるということで、あの時B’zを見て良かったと思うし、そういう気持ちで演奏したいなと今も思ってますね。
みなさん、まったく違う原体験(笑)改めて、バンドって面白いなと思いました!
山崎さん、園田さん、三浦さん、ありがとうございました!