インタビュー/武市尚子
──千葉さん、どうもご無沙汰してます。
どもどもどもども。ひさすぶりだな。みんな元気にしてるがな?
──元気だと思います。千葉さんもお元気そうで。
うん。千葉さんは元気だよ~。
──夏がやってきましたね。
う~ん。あづいねぇ~。みんな夏バデすないよぉぬすないどな。
──そうですね。元気が足りないときは、やっぱり仙台貨物で精を付けないとですね!
そうそう。あだらすぐ出るシングル聴いだ?8月24日ぬ出るんだげどもね、これがまだすの~ぐオサャレなのよ。
──「仕事をサボりTIGHT」ですね。いままでの仙台貨物にはない感じの楽曲ですよね。
そうなの。千葉さんね、この曲大好ぢ。最初ぬデモを聴がせでもらっだどぎ、ババババっで絵が浮かんできだの!それが、今回のコンセプト。曲が完全に出来上がるまで待でなくで、デモの段階がらずっど聴いでるんだげども、帰り道ぬ聴ぐど、勝手ぬ体が動いぢゃっで、変な人みだいに見られんの(笑)
──(小声で)いや、充分変な人ですけどね、千葉さん……。
ん?なんが言っだが?
──いえ、とくに(笑)。この曲はサティの作曲なんですよね?
そうなのよ。サティさんが作っでくれだの。タイトルもサティさん。仕事、サボりたかったんだろな。いろいろ大変だっだんだろねぇ~。やっぱ人間いろいろと大変なときにこそ、すごいもの生み出しちゃうんだろな。溜まりぬ溜まりぬ溜まりぬ溜まっで、この曲が出で来ぢゃっだんだよ。
──千葉さんの言葉を聞いてイメージすると、鬱憤が溜まって、破壊的な曲になりそうですけどね。でも、「仕事をサボりTIGHT」はすごくオシャレな印象の楽曲じゃないです?
そうなのそうなの。鬱憤が溜まって吐き出すような曲はね、前回ヘヴィ・メタルをやっちゃったから、そうじゃないものにしようって思ったと思うよ。それで、これになったんだよ。きっとね、きっとそうだと思うよ。
この曲はアース・ウィンド・アンド・ファイアーとかをイメージして作ったんだよ。
あら。サティさんあんだいだの!?
うん。ちょっと。
──サティさん、通りかかったついでに聞いてもいいです?この曲が表題曲になった経緯は?
いや、表題曲を作ろうと思って狙って作ったわけではなくて、なんとなく作ってたら出来ちゃって。今のテンションがそういう感じだったっていうか。すごく作りやすかったの。曲調からしたら、カップリングになってる曲の方が、いつもの仙台貨物っぽいんだけど、みんながこの曲がいいんじゃない?って言ったから、そうかなと。
──なるほど。カップリングの2曲というのはサティ曲と?
ギガフレアが作っだ曲。サティさんのカップリング曲は千葉さんが歌詞を書いでるよ。それどね!今回しゅごいのあんの!サティさんと千葉さんで作っだ曲なんだげど、世界で1番長いタイトル。プラス、世界で1番短い曲。ギネスに申請する予定です!
──そうなの!?
うん。
──なんてタイトル?
えっどね、まだ今考えでるがら秘密。でもね、ホント~ぬ長いんだよ。文章くらい長くなるんじゃないかな。
──歌詞はあるの?
歌詞あるよ~。
──“ぺ”だけとかじゃないの?
あれ?なんで分かったの!?聴いだでしょ!
──いや、聴いてませんけど……だいたい千葉さんのやりそうなことは解ります……。
いやいやいや、でもね、すんごく大変だったんだよ、このレコーディングが。何回も録りなおすたんだがら!“いやぁ、今のペは違うな”どが“もうちょっと違う音階で歌ってみて”どが、大変だっだんだよ、千葉さん。でも、世界一狙おうと思って頑張っだんだよ、千葉さん!本当に早ぐ聴がせだいよ、みんなに。特別ぬ聴がせであげようか?(聴かせてくれる)
──え!?これ、間違って音が入っちゃったって感じじゃないです?
何言っでんのあんだ!違うっで!これちゃんとすた1曲だがら!ちゃんど長い長いタイトルが付ぐんだがらね。絶対ギネスぬ載るんだがら!
──ギネスに載ったら知らせてくれます?
うん、いいよ。きっと9月25日の豊洲のライヴのどぎぬは分がんじゃないがな?
──ギネス、通るといいですね!楽しみにしてます。
うん。楽すみぬすててねん!!
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気になる、今年のトゥアーのいでたちは!?
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