数多くのアーティストやロック・バンドを輩出する町であることでも知られている九州・福岡。
まさしくこの地に、いや、日本の音楽シーンに、ロックを根付かせるきっかけとなったのは、1970年代から1980年代にかけて福岡市などを中心に勃興した『めんたいロック』と呼ばれたロックシーンであると言っても過言ではないだろう。今も尚、九州に多くのロック・バンドが存在し、根っからの音楽好きが多いのは、こうした歴史と音楽文化の土壌があるからに違いない。
そんなロックの聖地とも言える福岡に、BARKUP(バークアップ)というライヴハウスが誕生したのは今から2年前のことだ。
“九州の地で音楽シーンを盛り上げたい”という想いで作られたBARKUPは、福岡県大野城市にある約1500人のキャパシティを誇る広い会場であり、これまでも有名なアーティストやロックバンドが数多くライヴを行っている、新たに築かれた“未来の聖地”なのである。
ここでは、連日、バンドのライヴ公演以外にも、ダンスやアイドル、または展示会や演劇、さらには格闘技など、さまざまなイベントが開催され賑わっているのだが、2019年1月5日に、新たなる試みとなるイベントライヴ『BARKUP FUKUOKA Presents DREAM × PARADE vol.1』を開催することになった。
出演は、MUCC、ミオヤマザキ、MajestiC、首振りDolls、Broken By The Scream。
『BARKUP FUKUOKA Presents DREAM × PARADE』の目的は、ジャンルの壁を取っ払い、ロックバンドだけでなく、アイドルやダンスグループ、ベテランから若手まで幅広い層が“音楽”という共通ツールのもとに、熱量の高いファンが集まる音楽フェスを目指していきたいという目的を第一に、BARKUP FUKUOKAとしては、このイベントライヴを通して、地元九州のロックシーンを盛り上げ、『めんたいロック』を超えるロックシーンを築き上げていきたいという想いもあるのだと語る。
『BARKUP FUKUOKA Presents DREAM × PARADE vol.1』は、様々なロックシーンから認められ求められるロックバンドであるMUCCとミオヤマザキと、九州を拠点とする注目のロックバンドMajestiCと首振りDolls、メタル系スクリーミング・アイドルのBroken By The Screamがタッグを組む、第1回目に相応しい熱い夜になりそうだ。
また、このライヴは、先行販売チケットの手数料等が無料になることや、学生証提示にて1500円キャッシュバックもあるというユーザーフレンドリーな利点もあるという。
大野城市は福岡空港からもアクセスがいいということもあり、遠征にも便利な立地であるので、地方からも足を運びやすいとのこと。2019年は是非、このイベントライヴから幕を開けてみることをオススメする。