Nothing’s Carved In Stone 村松 拓(Vo&Gt)が初めて立ったステージでの思い出

スペシャル | 2018.07.13 18:00

編集部:村松さん、ご自身の初ステージの思い出を教えてください!

中学2年のとき、友達とバンドを組んだんですよ。サッカー部のキャプテンが強引なヤツで「ボーカルやりたいから、バンドやろうぜ」って誘ってきたんです。僕はブルーハーツが好きだったから「ブルーハーツの曲だったらいいよ」って言って、結局「TRAIN-TRAIN」をやることになって。僕はギターをやることになったんですけど、ドラムのヤツがピアノ教室の息子で、みんなでそいつの家に行って、防音室で練習させてもらったんですよ。近所の兄ちゃんに来てもらって、それぞれ楽器を教えてもらって。
最初のライブの場所は地元の会館。しかもピアノの発表会の後に出させてもらったんですよ。いきなりドラムやギターを用意して、中学生4人で「TRAIN-TRAIN」を1曲だけやるって……いま思うと意味がわかんないんですよね(笑)。会場にいた人も「何だろう?」と思っただろうし。僕もずっと棒立ちで“ペケペケ”ってギターを弾いて。ベースもドラムもまったくダメだから、楽しいのはボーカルだけだったと思います。ヒロトさんみたいに飛び跳ねて歌ってましたから(笑)。
そのバンドはぜんぜんおもしろくなったんですけど、そのことをきっかけにして「自分でバンドをやる」という発想が自分のなかに出来たんですよね。その前からユニコーンやLUNA SEAの曲を聴いてたんだけど、自分でバンドをやるなんてまったく考えてなかったから。そういう意味では、誘ってくれたサッカー部のキャプテンに感謝ですね。

編集部:“バンドやろうぜ”で集まったメンバーが、楽器を持ち寄って練習して…ザ・青春!といったエピソードですね。
強引なスタートでしたが、これが自分でバンドをやるきっかけになっただなんて、私も(ファンの皆さんも)サッカー部のキャプテンに感謝!です(笑)

Nothing's Carved In Stone
「10 YEARS HISTORY Chapter 1 FIRST LIVE 2009.02.27 DAIKANYAMA UNIT」

  • 森朋之

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