編集部:お二人の初ステージの思い出を教えてください。
かめがいあやこ(Key、Vo)2015年3月31日、新宿 Motionですね。
かわむら(Dr) 我々がよく自主企画をやらせてもらっていたライブハウスなんですけど、最初は僕がもう1つやっているバンド(THIS IS JAPAN)でお世話になっていた、ブッキング担当の方の紹介で出させていただきました。当然ですけど、お客さんもいなくて。
かめがいそうそう。平日の火曜だし、いるはずがないよね(笑)。
かわむら共演者との交流のみがおこなわれる、みたいなライブでした。ただ、初めてMVを作った「エレ樫」という曲あるんですけど、それは演奏しましたね。その時に対バンした人が、先日のライブで声をかけてくれて。
かめがいあれはビックリした!アーティストとしてではなかったんですけど、お会いして、数年越しに繋がったよね。今も、その方はポップしなないでを聴いてくれてて、「LIQUIDROOMのチケットを取りました!」と言ってくれて「えー!」みたいな。だから、かなり思い出深いね。
かわむら新宿 Motionを思いながら書いた歌詞も何曲かあるしね。
──初ステージの手応えは覚えてますか?
かわむら思ったよりやれたなっていうのはあったんですよ。ドラムとピアノで何ができるんだろう?みたいなところから始まったけど、思ったよりやれた。
かめがいあと、その前まで私は一人で弾き語りをしていたんですよ。初めて誰かと同じステージに立って、お客さんの前で歌う経験をしたので、相当心強かったと思います。その感覚は今も続いてるかもしれないです。ステージ上に絶対にかわむらくんはいて、一緒に作った楽曲をみんなに聴いてもらうのって、ソロとは違う喜びがあるなとバンドをやって思いますね。
編集部:かつて一緒に対バンしていた方とライブで再会、しかも今もポップしなないでのリスナーだったなんて、嬉しい驚きですね。ライブハウスは音楽と人、様々な出会いの場所ですね。かめがいさん、かわむらさん、ありがとうございました!