吉田喜一(Gt.)「クロノグラフ彗星」。今回の『エーテルの正体』に入っている曲なんですけど、わりと、とっつきやすいんじゃないですかね。神サイ、(リズムが)頭打ちの曲、あんまりなかった気がして、改めて今回やってみたら、めちゃめちゃはまってるな、と思っていたので。僕は好きですね、めっちゃ。
柳田周作(Vo)僕は「REM」っていう曲がおすすめで。『ラムダに対する見解』(2019年5月リリース)の曲なんですけど。たぶん、神サイを新しく知った人って、バラードから入ってくれた人が多いと思うんですけど。「REM」は、バラードなのか、ミドルなのか、わかんないんですけど、とにかく、自分史上でも、歌のメロディ感だったりとか、詞の世界観だったりが、完成されている楽曲なので。バラードから入った人も、そうじゃない人も、これを聴いてくれたら、きっとグッとくるんじゃないかと思います。
黒川亮介(Dr.)僕は、今回のシングルの「プラトニック・ラブ」ですかね。めちゃめちゃ自信作、っていうのもあるんですけど、「夜永唄」の、まあ、アンサーソング──。
柳田アンサーソング?
黒川(笑)いや、アンサーソングっていうか──。
柳田後日譚ね。
黒川そう、後日譚っていう感じになってて。なんで、「『夜永唄』は知ってるけど……」っていう人は、「プラトニック・ラブ」を聴いてくれると、「神サイの楽曲、いいな」ってなってくれると思うので。「プラトニック・ラブ」、おすすめです。
桐木岳貢(Ba.)『理 - kotowari -』ってアルバム(2020年2月リリース)の、「解放宣言」っていう曲があるんですけど。けっこう自分らは、同期音、バンド以外の音も使うんですけど、この曲はバンドだけで、超ロックなので。俺ら、やっぱり、ロック好きなんで……バラードのイメージがありますけど、それこそライブハウスで育ってきたし、ロックの部分をぜひ聴いてほしいな、と思います。
エモーショナルなロックナンバーからバラードまで、レンジの広い神サイの楽曲の数々。ぜひ、ライブの前に予習を!
→神はサイコロを振らない オフィシャルサイト Discography
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