編集部:ぜん君。のみなさん、初めて立ったステージの思い出を教えてください!
如月愛海小学生か中学生で何かの劇をやったときに、ナレーションだったんですよ。なんの演劇かも覚えてないんですけど、今、パッと思い出しました。元々は女優さんになりたかったんですけど、小さい頃からやってないとダメだって思い込んでて。当時はもう、アナウンサーとか、将来的にやっていけそうなやつを考えてたんですね。話すスピードが速かったし、声も大きかったから。すごく現実的だったという点は、今もあんまり変わってないなって思いますね。
ましろ僕は初めてじゃないんですけど、バンドで初めて遠征が決まった時のステージが印象に残ってて。初の県外遠征が決まったのに、メンバーが2人抜けて。
如月それは辛い!
ましろ4人で活動してて、2人いなくなって。どうしても行きたかったので、急遽、メンバーを募集して、曲やセトリも変えて、練習し直して。仲のいいバンドの子がサポートしてくれて、やっとの思いで行ったら、いろんな人が応援してくれて。全然集客もないような状況の中で、たくさんの知り合いや仲間が集まってくれたんですね。僕、ヴォーカルだったんですけど、最初は客席に背を向けて、メンバーの方を向いていて。曲が始まって、前を向いた瞬間に、たくさんの方達が応援してくれてる顔が見えたのが嬉しくて。その時から、なにくそでもやってやる根性があったのかなって。辛いことがあっても、やっていてよかったなって思える瞬間ってあるなって、最初に感じたのがそのステージでしたね。
如月いいエピソード出してきて、今、とがれがどうしようって顔してる。あはははは。
咎憐无クソみたいなのしかない(笑)。うちは、小さい頃にヒップホップダンスしてて。ずっとダンスが好きで、ダンスをかっこよく踊る集団に憧れてたんですよ。初めて立ったのはヒップホップダンスの発表会で、体育館みたいな大きな会場で。初めて衣装を着て、踊ったのが思い出です。DVDにも残ってます。
ましろ一生の思い出だね。今度、持ってきて。
咎いやだよ!ただ、見られるのが好きなので。いろんなチームの親御さんにドヤ顔で決めた自分を今でも覚えてます。
如月たまに出ちゃうよね。ヒップホッパーが。いい体の使い方してます。
ましろダンスが一番キレキレだからね。
一十三四自分は学生の時に文化祭があって。某アイドルさんのダンスをするってなって。センターになったんですよ。
ましろえー! すごいやん。
一十三可愛かったからね(笑)。でも、いろんなお客さんがいて。近くにいたお兄さんが「つまんねーな」って言ったのが聞こえてきて。ぜん君。に入る前は、自分はフワッフワっと生きてたんですけど、その時、マックスふわふわだったんですよ(笑)。でも、その声を聞いたときに、「は?絶対にやったるし」って思って。内側にある負けず嫌いが、思い切りガッて前面に出て。ま、別にドラマみたいに、うわーって盛り上がったわけでもないんですけど、その時に自分の中では初めて、パフォーマンスが楽しいし、気持ちいいって感じて。ふわふわと生きてたけど、自分の中の底には、人に見られるのが好きな気持ちとか、負けず嫌いの気持ちがちゃんとあって。それが今、ぜん君。に生かされてるなって、よく思い出しますね。
ましろええ話や。
編集部:四者四様の初ステージの思い出ですね!みなさん、ありがとうございました!