ASH DA HEROが12月25日(金)、「Everything」ミュージックビデオEnglish ver.を自身のオフィシャルYouTubeチャンネルに公開した。
2020年、全世界が予期せず急変した。新型コロナウイルスの未知は猛威となり、いまだ終息の目処が立たない。ブラック・ライヴス・マター(BLM / Black Lives Matter)運動は、人種や宗教によって分断された現代社会を浮き彫りにした。SNSによる誹謗中傷や脅迫が、人を精神的に追い詰めた結果の“指殺人”なるワードが、お茶の間に浸透したのも2020年だ。時代のうねり、個々を取り巻く環境の変化、そして引き起こされた混沌、否定、矛盾……。
「Everything」は、ASH DA HEROのアルバム『THIS IS LIFE』に収録された壮大なメッセージソングだ。言葉は直線的だが、果てしなく深い。“Everything happens for a reason (すべての出来事には意味がある)” “「私があなたで」「あなたが私なら」誰もが そう想い合えたら”──愛と憎しみをベースに、覚悟と願いにまで昇華された言葉の数々が心を奮わせる。“今日も曇り空の下で 僕は 世界を抱きしめよう”と。
自らを“HERO”と名乗り、常に愛を叫んできたASH DA HEROが、2020年の最後に放つ「Everything」English ver.は言語の壁を破壊し、新たな地平を切り拓くためのロックバラードとしてリロードされたものだ。混沌や破壊を経ない叫びに人々は感動を覚えない。ASHの叫びが、多くの人々の心を躍らせ、“Everything is gonna be alright”となることを願って。同ミュージックビデオのラストは、この言葉で締めくくられている。ぜひとも最後までご覧いただきたい。
「I hope this song will reach all over the world」(この曲が世界中に届く事を祈っています)──ASH DA HERO