東京パフォーマンスドール、ライブ新シリーズ<ダンスサミット“DREAM CRUSADERS”>を徹底レポート!

ライブレポート | 2017.02.04 10:00

東京パフォーマンスドール

ダンスサミット“DREAM CRUSADERS”
2017年1月14日(土) TSUTAYA O-EAST
Report:東條祥恵
Photo:田中栄治

“WE ARE TPD! さぁ、共に駆け抜けよう!”
みんなの力で、中野サンプラザで誰も見たことがないような夢の舞台を作るんだ。メンバーとファンがそんな熱い気持ちを誓い合った東京パフォーマンスドールのダンスサミット“DREAM CRUSADERS”1月14日公演。

TPD新年一発目のワンマンの舞台は東京・TSUTAYA O-EAST。3年前に行った初ツアーでもライブを行った始まりの場所。
去年9月、現行の新シリーズ“DREAM CRUSADERS”を開幕させ、待望の1stアルバム『WE ARE TPD』を1月18日に発売することと、3月26日に中野サンプラザでワンマン行なうことを発表したのもこの場所。TPDの様々な起点を作ってきたO-EASTで、本日は終演後、中野サンプラザに向けてメンバーとファンの気持ちを1つにしていく“オフィシャルクルセーダーズ”結成のセレモニーを開催することが事前に告げられていた。それもあって、この日のステージは、まさにその決起集会といえるような一体感あるライブの盛り上がりをみんなで作り上げて見せた。

シリーズごと、ここまで“ショー”の内容を変えるのはアイドル界でも随一。そんなTPDが、現在行なっている“DREAM CRUSADERS”は、彼女達の舞台< PLAY×LIVE『1×0』>の舞台的要素を、ノンストップで歌い踊る<ダンスサミットネイキッド>にバリエーションを変えてミックスしていくというショーだ。

東京パフォーマンスドール

この日は、アルバム発売とサンプラ公演に向け勢いよくスタートダッシュをかけようという気持ちが強かったのか、舞台的要素が控え目バージョンのメニューでライブは進行。舞台裏にいるDJが生プレイでパーティーアンセムを次々とつなぎ、ご機嫌なBGMでフロアがいい感じにあたたまったところで暗転。大きな旗を掲げ、TPDのテーマカラーである真っ白い衣装を着た美少女9人がライトに照らされ、行進しながら舞台に整列。ビシッと敬礼して「Stay Gold」へなだれ込むミュージカルのようなオープニングでインパクト大!!「DREAM TRIGGER」でさっそく全員が銃を撃つポーズをバッチリ決め、「La La Flags!」でTPD初のフラッグ・パフォーマンスが始まると、ファンは(グッズで売られている)ミニフラッグを掲げて応え、早くも息のあったプレイで場内は一体化。

東京パフォーマンスドール

小林晏夕をメインに浜崎香帆と脇あかりがバックコーラスをつとめる「Swimmy」を大人っぽく聴かせて場内の空気をいったん落ち着かせた後は、3段に組まれたLEDパネルが数字を映し出し、メンバーが時計の針のような動きをしてTPDの中でもマスゲーム的な振り付けで魅せる「TIME」、「MY UNIVERSE」とスタイリッシュにショーアップされたステージを展開。「CATCH!! -Rearranged ver.-」から始まった先代の曲を続けて歌うブロックも、この日はメドレーではなく1曲1曲をフルサイズでかっちりパフォーマンス。この後の中盤パートでは、上西星来と脇あかりを大フィーチャー。2人のユニットだけで4曲ノンストップで続けて見せるというスペシャルプログラムを披露。ここでは彼女たちが男(脇)女(上西)に扮して、先代の原宿ジェンヌの曲を間に挟みながら、2人の禁断の(!!)オリジナル曲「果実」を台詞のない寸劇でも見ているかのようにアクト。こんなことができるのも、きっとTPDが『1×0』をやっていたからこそ。メンバーのアクトだけではない。照明、さらには舞台演出などにも今シリーズは『1×0』の要素があちこちに散りばめられている。すべては、このためにあの舞台があったのかと気づいた瞬間、ドキドキが止まらなかった。

東京パフォーマンスドール

新しく今シリーズからスタートした見せ場もある。それは、ライブ後半に組み込まれた“FLASH TIME”で、メンバーが一人ずつフロントまで歩いてくる姿をフラッシュをたいて携帯電話で撮影してもOKというもの。ファンがたくフラッシュでフロアが真っ白に輝いた直後、メンバーとファンが白く輝くペンライトを一斉に振って盛り上がる「It’s Up To Me」へとつないでいった場面は圧巻!そこにフラッシュライトの照明も加わって、場内は眩いばかりの光の渦に包まれていった。そこから「純愛カオス」、ヘドヴァン、ジャンプ、ランニングダンスと全身全霊で限界まで踊り狂う「SURVIVAL!!」、デビュー曲「BRAND NEW STORY」とノンストップでぶち上がっていくところは、メンバーとファンが“ネイキッド”で作り上げた最強のキラーパート。そこから緩急をきかせて、手を左右にふりながら“ING”ダンスをファンが真似て踊る「気持ちはING -Rearranged ver.-」はメンバーも楽しそうで、自然と笑顔がこぼれてハッピーな空間に包まれていった。そして、最後は「RAIZE YOUR HANDS」で大量のシャボン玉をフロアに降らせ、この日しか見れないような景色をファンの心にしっかり焼き付けていった。

東京パフォーマンスドール

アンコールを終えた後、浜崎香帆からは改めて1月18日に1stアルバム『WE ARE TPD』が発売されることや、それにともなってリリースイベントをやることが告げられ、櫻井紗季はその後行なう東名阪のツアーで「絶対パワーアップして帰ってきます」とファンと約束。そして、リーダーの高嶋菜七が「3月26日、中野サンプラザで待っております」と伝えてライブは幕を閉じた。

終演後は、“オフィシャルクルセーダーズ”発足のセレモニーとして、メンバー9人が身につけていた衣装の生地を結びつけた世界に一つしかないハンドメイドのブレスレットを、メンバー自ら心を込めて会場に来たファン一人ひとりにプレゼントしていった。

この後、TPDは東名阪でさらなるバージョンアップを目指すワンマン公演を重ね、3月26日、いよいよ中野サンプラザのステージに立つ。

東京パフォーマンスドール

 

PRESENT
メンバー直筆サイン入りポスターを3名様にプレゼント!

応募方法は
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②こちらの企画ツイートをRT(https://twitter.com/diga_online/status/827683095377633280)
当選者にはDMにてご連絡させていただきます。
応募〆切は2017年2月28日(火)23:59まで!

 

ダンスサミットDREAM CRUSADERS

ダンスサミット“DREAM CRUSADERS”

2017年2月26日(日) LIQUIDROOM
16:15 開場 / 17:00 開演
2017年3月26日(日) 中野サンプラザホール
16:15 開場 / 17:00 開演
2月4日(土) SALE

ディスクガレージ特別受付

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【MV】東京パフォーマンスドール(TPD) / ナガレボシ from 1stアルバム「WE ARE TPD」

【期間限定】東京パフォーマンスドール(TPD) / ダンスサミットダイジェスト

関連リンク

RELEASE

1st FULL ALBUM「WE ARE TPD」
NOW ON SALE
※初回生産限定盤A(CD+Blu-ray)ほか4種