「ポルノ!」コールが響き、岡野と新藤がステージに再登場。「ポルノのファンは統率力があって、手の振り方も、手拍子もバッチリ揃うというウワサを聞いております。見せてください、その素晴らしさを」と語りかけ、2人でアコギを弾いて「アゲハ蝶」を披露すると、ファンが手拍子で2人を支える。新藤が転調するのを忘れるというハプニングがあったが、岡野は「貴重な“転調し忘れ”バージョンでした」としっかりとフォロー。
ここでサポートメンバーを呼び込み、ファイナルということでそれぞれがひと言挨拶を行った。岡野と新藤はツアーファイナル、そして25周年を迎える心境を語った。「25年もステージに立たせてもらってるのはみなさんのおかげです。皆さんが長く応援するからここに立ち続けてしまうんです。今となってはもう手遅れ。ここに立たせてるのはみなさんだからというのもあるからね。これ以外できない体になってしまってるから頼むね(笑)」と、新藤らしい感謝の伝え方をした。岡野は「25年を振り返ってみると、いろいろありましたけど、あえて一言で言うなら“順風満帆”です!」と力強く言い切った。逆風が吹いているという瞬間もあったというが、「皆さんが追い風にしてくれて、どんどん前に進めてくれた。みなさんのおかげで今日も最高到達点に来ました。また高みを目指すことができています。これから30周年なのか、40周年なのか。これからみなさんの道を僕らが作れるようにみなさんと共に歩いて行けたら嬉しいので、これからもポルノグラフィティをよろしくお願いします」というメッセージを送った。
ラストの「ジレンマ」でひとしきり盛り上がった後、嬉しいお知らせがサプライズで発表された。一つは「因島・横浜ロマンスポルノ’24」。8月31日(土)・9月1日(日)の2日間、彼らの地元・因島運動公園で開催。9月7日(土)・8日(日)の2日間は神奈川・横浜スタジアムで開催される。さらに、「島ごとぽるの展」の開催も決定。7月20日(土)から島内各所にて実施されるイベントになっている。
大きな歓声が響き、興奮状態がおさまらない。「ほんと、みんな頼むね」と新藤が呼びかけ、岡野も「次に会う時までみんな元気でおってね!」と呼びかけて、ファイナルの幕が下ろされた。
SET LIST
01. Century Lovers
02. テーマソング
03. キング&クイーン
04. Mugen
05. REUNION
06. 俺たちのセレブレーション
07. アニマロッサ
08. メリッサ
09. Sheep ~song of teenage love soldier~
10. ジョバイロ
11. フラワー
12. 夜間飛行
13. Interlude
14. オレ、天使
15. 170828-29
16. アビが鳴く
17. 解放区
18. 空想科学少年
19. ハネウマライダー
20. アポロ
21. サウダージ
22. オー!リバル
ENCORE
23. アゲハ蝶
24. ジレンマ