──MAKKINさんはシングル出来上がっての感想はいかがですか?
MAKKINええシングルになりましたよね。バラエティに富んでると思うし、好きっすね(笑)。いつも録り終わってミックスした後、部屋を真っ暗にして。みんなでビール呑みながら「ええなぁ」言うて大爆音で聴くんですけど、その時間が最高に幸せなんです。
TANNY20年やってきたこともおのずと詰まってるし、この先10年、20年と続けていくための始まりって意味もあると思うんで。これからを予感させるワクワク感もありますよね。
──「STILL ALL RIGHT」のイントロの高揚感も最高だし、「A LITTLE BITTER MEMORY OF YOUTH」みたいなバラードは説得力を持って響くし、すごく良い選曲でしたね。
U-tanそうですね。僕は個人的に「PAIN」が気に入ってて、今までにない速度なんですよ。いつもの感じのBPMで作ってたら、「ちょっと違うかな」ってなって。速度を上げて、メロディもちょっと変えたら、めちゃ良くなって。サビも気持ちよくて、メロもグッとくる感じになって、早くライブでやりたい大好きな曲になりましたね。
SUNE(Dr)レコーディング前の選曲の段階で、アルバムが出来るくらいの曲数があって。その中から厳選した曲なんで、かなり自信を持って出せるシングルになりました。
──レコーディング中の思い出やエピソードはありますか?
SUNEもう色々経てきてるんで、最近はレコーディングがめちゃくちゃ早くて。ライブでも音出してくれてる、ANDREW.Fさんが録ってくれてるんで。言わんでも分かってる感じで、ライブをパッケージしてるくらいの感じで録れて。ストレスなく、楽しくのびのびやれているのが音にも出てると思うし。「これでしょ?」ってところに最短でたどり着けるし、それを毎回更新出来てる気がして。すぐにでも次の作品を作りたいくらいです。
U-tanそう、2008年くらいにみんなmacを買って、“GarageBand”ってソフトを導入してから、特に早くて。家でほぼほぼ完成させて、スタジオに行って録るだけって感じなんですけど。家で作った曲がどんどん形になっていくのは、本当に楽しいですね。
TANNYそうやな。余分なもんがどんどんカットされて、洗練されてる感じはあるよな。
──10月から始まるツアーはイメージ出来てますか?
U-tan今年、20周年企画で1st~5thアルバム収録曲、6th~11thアルバム収録曲で2DAYSライブをやって。普段やらない曲をやることで結構、自分たちで発見があったので。これから選曲して、最新シングルの曲を軸にあの雰囲気も織り交ぜていけたら良いなと思ってるんですけど。ツアーも20周年だからってあまり構えず、通過点でありながら「まだまだやる気やな」と思わせるものにしたいですね。
MAKKINそんなことばかり言うてますけど、いつまでやれるか分からないですから。一本一本、後悔せんようにやるのが目標ですね。毎回一緒の気持ちでやっても、お客さんが違かったら反応も違うし、一度として同じライブなんてないので。自分たちもそれを楽しめるようにやりたいなと思いますね。
TANNYやっぱライブ終わった後の「ワァ~!」となる、あの瞬間って最高ですからね。僕ら、自分たちはライブバンドやと思ってるし、だからこそ20年やってこれたって自負もあって。新鮮な気持ちで挑みたいから新曲を作って、作品をリリースしてるってところもあるんで。作る時からライブをイメージして、なんとなく景色が見える中で作っていて。思い通りの反応があった時も、想定外の反応があった時もどっちも面白いんで。今回も最新シングルを掲げてツアーに出て、どんな景色が見れるか楽しみですね。
──最後にツアーファイナルでもある、1月に控えた大阪・BIGCAT、東京・リキッドルームでのワンマンに向けての意気込みを聞かせて下さい!
U-tanホンマ、通過点の感じで構えずにさらっと行きたいですね。ただ、さらっとやけど、「こいつら、まだまだ行く気やぞ」みたいなのがにじみ出たら良いですね。まずはツアーをしっかり楽しんで、ファイナルに臨みたいと思っています。
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GOOD4NOTHING 20th グッズ詰め合わせを3名様に!
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