インタビュー:東條祥恵
日本武道館を制したDa-iCEが、初のアリーナ公演4DAYSを制覇する瞬間を見逃すな!!
先月、6月から行なっていたツアー<Da-iCE LIVE TOUR 2017 –NEXT PHASE->の締めくくりとして兵庫県・神戸ワールド記念ホールでDa-iCE初のアリーナ公演を大成功させた彼らが、その追加公演として12月15日、16日に千葉県・幕張メッセ 幕張イベントホールのステージに立つ。2018年1月17日にリリースするシングル「TOKYO MERRY GO ROUND」から5周年イヤーに突入するDa-iCEを、幕張公演直前に緊急取材。これを読んで、トニカク幕張公演へGO!
──会場がアリーナになったことで、何か変わったところはありますか?
単純に会場が広くなった分変わりました。ホールツアーとはまったく違うものが観られるはずです。やってる内容の軸はホールと同じなので、セットリストや世界観はほとんど変わらないんですけど。それでも“アリーナで観るDa-iCEはすごいぞ!”という感じで観ていただけるものになっていると思います。
──実際、神戸でアリーナ公演をやってみて、どんなことを感じましたか?
神戸は、神戸にある一番小さなライブハウスでの公演から始まって。今回、神戸にある室内では一番大きな会場でやらせていただいたので、ファンのみなさんはもちろん、友達や家族に対しても大きくなった自分を見せられた。そんな感覚が自分のなかにはあって。神戸は地元なだけに、個人的には思い入れの強い公演になりました。ステージに立つまではホールとの違いを感じるんかなと思ってたんですけど、立って見たら違和感もなく。1つ1つ楽しくやらせていただいて。終わったときもすごく達成感があったんですね。この気持ちをより強くして、幕張ではもっといいライブができるように1日1日進化して、神戸を超える最高のライブで終わりを迎えられたらなと思ってます。
神戸は初のアリーナ公演だったので、僕は「広いなー」と思いながらステージに立ってましたね(笑)。やっぱ広いんですよ。広いのに、お客さんの顔はよく見えました。
そうなんですよ。コンタクトつけると(笑)。ライブは、ホールツアーとはまた違って、のびのびとパフォーマンスする僕らを見せることができたんじゃないかなと思います。今回のアリーナ公演は、センターステージがあるんですね?そこに行くまでの花道とか、手持ちぶさたで何すればいいんだろうってなるのかなと思ってたんですけど、ナチュラルに移動できました。
──センターステージを作ったのはメンバーのアイデアですか?
はい。今回、徹君が演出に参加してて。最初スタッフさんから上がってきたもののなかにはなかったんですけど、徹君がセンターステージを作りたいというのを言ってくれて、急遽作ってもらったんです。
──センターステージにこだわった理由はなんだったんですか?
ホールとアリーナの一番の違いは純粋に会場の広さだと思うんですね。広くても距離を感じさせないために、なるべくみんなの近くにいけるようにセンターステージの花道をできるだけ伸ばしていただいたり。みんながどの席でも楽しめるライブをしたいなと思ったので、演出家の方に相談させてもらいました。それで、実際に神戸でやってみたらセットだけで見てたのとは違って、思ってた以上にお客さんが近くてびっくりしました(笑)。
アリーナは初めてだったので、気づく部分が多かったというのが大きな収穫ですね。僕ら、ライブは自分でいうのもなんですが、本数は昔からかなりやってるほうだと思うんです。でも、それは圧倒的にホールとかライブハウスが多かったので。そういった部分で、今回のアリーナは徹だったり演出家さんがいろいろ演出面で凝ってくれてるんですけど。それに対して、「あー。これはこういう仕組みになってるんだ」というのは実際にやってみないと分からないですから。そこは、僕たちとしてはすごく勉強になりました。
──つまり、それだけアリーナならではの演出があるということですか?
ええ。お客さんにとっては、観たことないものだらけだと思います。「こんな演出これまで観たことない」とか「Da-iCE、こんなこともやるんだ」ということだらけだと思います。
神戸は2日間とも燃え尽きて灰になりました。ホール公演と演出がちょっとだけ変わったんで、喉の慣れのこととかも考えると、2daysって不安はあるんですよ。だから、1日目は少し抑えるのかなと考える自分がいたんですけど。ステージに上がったらそんなことはまったくなくて。1日目も灰になって2日目も灰になって。果てました(笑)。果てたんですけど、すごく楽しかったですね。お客さんがすごくたくさんいらっしゃって。でも日本武道館とは全然景色が違うんですよね。
──どんなところが違いました?
分かりやすくいうと、ミサワホームと積水ハウスの違いで。
武道館は高さがあって。そこの壁を見渡すような感じだったんですけど。神戸ワールド記念ホールは、大海原にいるような感じなんですよ。海に船で釣りに出たときも、同じ船内でも席によって釣れる人と釣れない人がでたりする。ライブは、釣りと違ってそれをいろんな演出で克服することができるんですよ。実際神戸をやってみたら、ホールよりも広いのにお客さんとの距離が近いなと僕らも感じましたし。だから、すごく楽しめました。あと、ウェーブを初めてやってもらいまして。
──客席から自然発生的に生まれたんですか?
いや。僕ら発信でやりました。やってもらったらそれがすごく綺麗で。とても気持ちよかったので、これはこれから先もやっていきたいなと思いました。
──ということは、幕張でもウェーブを?
ぜひぜひみなさん参加してください。ウェーブってステージから見るとめちゃくちゃ綺麗なんですよ。魚影が映りそうで。
──ギョエー?
綺麗な水だと、波に魚の影が映るんですよ。魚影が映りそうなぐらい綺麗なウェーブができてました。神戸は(笑)。
それをステージから見て「ギョエー!!」って(笑)。
そして、今回のアリーナ公演はライブ終演後にメンバーのみなさんが、来場者を“お見送り”するという特典まで付いているそうですが。
はい。感謝の気持ちです。僕らからの「ありがとう」という気持ちですね。
──こういう試みも初ですか?
ファンクラブイベントとかではあったりしましたけど。
──さらに、神戸公演で好評だった“アフタートーク”を12月15日の幕張公演終了後にも実施されるそうですが。これはどんなイベントなんでしょうか。
ライブが終わった後にもう1回MCをするという感じに近いと思います。
ざっくばらんに、例えばその日のセットリストについて「ここはこういうイメージでやってたんだよ」とか話したり。だから、MCといっても、そこでしか聞けない特別なMCなんですよ。なので、これに参加したい方はぜひ幕張の初日狙いで来てください!