森大輔×HIKKA対談が実現!久保田利伸全国ツアーのバンドメンバーと共に、ふたりが届けるライブはどのようなものに?初対面エピソードから語る

インタビュー | 2026.03.09 12:00

──お二人は事務所の先輩後輩という間柄ですよね。
森大輔そうですね。彼女が地元の宮崎から上京してくる前、たまに制作のために東京に短期間出てきていて。最初の頃から一緒に制作をしているので、彼女がシンガーを志しながら、曲ができていくにつれて、どういうふうに彼女自身が変化して、考えもどう変わっていったのかを割と近くで見れたかなというような気はしております。
──初対面はどんな印象でしたか?
HIKKA私は森さんにお会いする前から森さんの楽曲は聴かせていただいてたので、ずっとお会いしたいなっていう気持ちでしたね。だから、初対面は「森さんが、いる!」みたいな感じでした。
そんなツチノコみたいに(笑)。僕は驚きが2回あった感じがしてます。まず、最初に彼女の歌を聴いた時に、「あ、すごいな」と思って。当時は英語曲でカバーした動画をSNSに上げてた時期だったんで、日本育ちの人がこういう解釈でこんなにオリジナリティーも持って、こんなに豊かな音感で歌うんだっていうのが1つ目の驚き。だから、お会いできるのも楽しみにしてましたし、実際に会ってみたら、ある意味、コントラストが効いてて。話してみると、歌ってる時とは全然表情が違って、ほんわかした人だったんだっていう2つ目の驚きがありましたね。

──HIKKAさんは森さんの楽曲のどんなところに惹かれてました?
HIKKA歌詞を見ていて、逆に知りたくなるというか。 恋愛の曲も多いので、森さんが普段話さないようなセンサーはどこにあるのかなって。曲からちょっと聞いてみたいなってところがあるんですよね。
──そこは出会ってから聞いてみたりはした?
HIKKAいえ、まだです。
初耳です。
HIKKAこのライブの機会に曲のこともたくさん話せる機会もあると思ったので、こそっと聞いてみたいなと思っていて。歌詞を書く時のインスピレーションとか、どこから湧いてるんだろうっていうのも、改めて、知りたいんですよね。私は小さい頃から歌詞を書いてたとか、曲を作ってましたというタイプではなくて。今、いろんなやり方で、自分にはどういう制作が合ってるのかを模索している段階なので、森さんから吸収できることはたくさんあると思っていて。自分も後々は胸を張って、「シンガーソングライターです!」って言えるようになりたいので、森さんにいろんなことを聞きたいなと思っています。

──では、今、一つだけ聞いていいですか? デビュー 22年を迎えたシンガーソングライターの先輩として、歌詞のインスピレーションを教えていただけますか。
人それぞれだと思うんですけど、核になってるエモーション——感情の部分はやっぱり自分が実体験した気持ちじゃないと曲がスタートしないし、ストーリーも始まらないと思うんです。その後の歌詞の中の情景を進めていくっていう意味では、その気持ちだけで持っていけるようなものでもない。具体的に言葉にしていくエピソードっていうのは、必ずしも実体験だけではなくて。人から聞いた話だったり、いろんなメディアから自分が吸収したストーリーを肉付けしていく。そこは技術的なところもあるのかなと思いますけど。
HIKKAおー、すごい! そこはちょっと気になってた部分ではありました。曲を聴きながら、これは実際にあったことなのかな、ここはもしかしたら違う人のエピソードなのかなって。
そうそう。まさかインタビュー中に聞かれるとは思ってなかったけど。
──何か特に気になってた曲はあるんですか?
HIKKAはい、あります。でも、それは個人的に聞きたいので。
なんで急にやめたんや(笑)。まあ、インスピレーションという意味では、やっぱり自分の実体験をもう一回反芻するというか、その時の気持ちを蘇らせるっていう感じですね。もちろん、その渦中にいて曲を書きたいなって思うこともありますし。
HIKKAありがとうございます。あとはライブのリハーサルの時に取っておきます。
──(笑)森さんはHIKKAさんに「あなたのそばに」「My friend」という2曲をプロデュースしてます。作詞作曲する際はどんなことを考えてました?
どんな曲でも彼女なりに消化して、いい形で歌えるシンガーだっていうことは疑ってないんですけど、他のクリエイターとも同時進行でたくさん曲を作っていく段階にいたんですね。今もそうだと思いますけど、その中で、僕が後輩先輩という立場関係なく、いちクリエイターとして参加するには、僕が思う彼女の良さが一番出る形で、僕の得意なところもちゃんと活かせるアプローチは何なんだろうなって考えて。結果的にスローな曲が多くなってるのは、そこと関係してる気がしますね。僕は彼女のちょっとした音——声っていうサウンドの中にあるせつなさみたいな響きが魅力だと思うので、そこが出せればなと思って作ってます。

HIKKA - あなたのそばに (Official Music Video)

HIKKA - My friend (Official Music Video)

──HIKKAさんは森さんからの曲を受け取ってどう感じましたか?
HIKKAまだ歌詞も確定していない段階のデモを聴いた時から、2曲とも大好きな曲だなって思いました。自分に自然と馴染んでくるんですよね。両方とも友達に対する思いの曲なんですけど、自分自身もレコーディングの時に歌いながら救われるというか、泣いちゃって。友達に対しての思いの曲だけど、森さんの歌詞にまず、自分自身が救われるような言葉が沢山つまっていて、本当にこんな素敵な曲を作っていただいて感謝しかありません。
──HIKKAさんはライブでも歌ってますが、森さんはご覧になってますか?
僕は別に上から目線じゃなく、観客として毎回見てますけど、ライブパフォーマンス自体がどんどん進化していってるなって感じてますね。歌の力で空気を作っていく、お客さんを引き込んでいく力がどんどん増してきてる。まあ、手前味噌ながら、その空気づくりの役に立てる曲も一緒に作れたかなというふうにも思ってます。

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