「Crazy Monsters Halloween Party 2023」開催!主宰の千聖と、初出演のKAMIJOによるスペシャル対談!

インタビュー | 2023.07.17 10:00

──Crack6のアルバム、Versaillesのシングル共に楽しみです。そして、お二人は今年10月28日・29日に新宿ReNYで開催されるCrack6主催の<Crazy Monsters Halloween Party 2023>というイベントで競演される予定です。
千聖<Crazy Monsters Halloween Party 2023>は元々ハロウィンのために企画したイベントなんだよね。なぜヴィジュアル系は仮装パーティーをやらないんだろうというのがきっかけになった。ハロウィンは2000年代の始めくらいからだんだん日本に入ってきて、その前はほとんどなかったんだよね。せっかく日本にハロウィンというカルチャーが入って来たのに、ヴィジュアル系がなにもしないのは変だなと思って。それで、2012年に<千聖プロデュース! ハロウィンイベントライブ>というのを企画して、2013年から<Crazy Monsters Halloween Party>を始めた。あと、PENICILLINや千聖の土台を作ってくたのはヴィジュアル系なので、そういうシーンに恩返しをしたいという気持ちもあった。あと、あの当時は自分達よりも若いバンドは同じ世代のバンドだけでイベントを組んだりしていて、俺らが出られるようなイベントがほとんどなかったな。それで、自分で作ってみたいなと思ったのはある。自分達とか、それよりもうちょっと上の世代の人達が競演する場所を作らないとんどんワンマン展開になって、それぞれが孤立してしまう。だから、元々はコミュニティを広げるという意味での作業とハロウィンがくっついた感じだったな。
KAMIJO<Crazy Monsters Halloween Party>はしっかりしたコンセプトがあるからだと思いますが、毎回すごく魅力的な方々が出演されていて、ぜひ自分も出させていただきたいなとずっと熱望していたんです。そういう中で今回お話をいただいたので本当に嬉しいし、楽しみにしています。
千聖KAMIJO君は毎日がハロウィンなので申し訳ないんだけど、出てほしいなと思ったんだ(笑)。
──“毎日がハロウィン”って(笑)。
千聖いや、だってああいう服装を普段からしている人はいないじゃない(笑)。
KAMIJOでも、ハロウィンにはハロウィン用の衣装があるので。
千聖そうなの? そういうのじゃなくて、いつもとは違う方向性でなにか考えるんだろうなという勝手な思考で声をかけたんだけど(笑)。サンボマスターみたいなバンドがハロウィンをやるとなったらすごく変化がわかりやすいけど、KAMIJO君がハロウィンをするとどういう姿になるんだろうというのを、すごく楽しみにしているんだ。
KAMIJOそうなんですか? 困るなぁ(笑)。でも、たしかにハロウィンといえば仮装ですよね。
千聖うん。KAMIJO君はヨーロッパのイメージが強いから、超絶真逆なアメリカンでも仮装になると思う(笑)。あと、和装系とかね。
KAMIJOいろいろありそうですね。ちなみに、これまで出演された皆さんは、どんな感じだったんですか?
千聖たとえば、俺はジョジョのコスプレをしたりとか、メンバーみんなでポリスっぽい制服を着てみたりとか、映画のキャラクターになってみたこともある。出演するバンドに関しては、どういう格好をしてくるかというところでアーティスト達の熱量を見ているというのはあるね。この人達はすごくバイタリティーがあるなと感じたら、また誘わせてもらったりとか。UCHUSENTAI:NOIZは“全員千聖”という面白いコスプレをしたんだ(笑)。全員俺というイメージらしいけど、それぞれみんな違ってて面白かった(笑)。Ricky(vo/DASINE)さんとか毎年出てもらっていたんだけど、’19年のときはホストのローランドになっていたよ(笑)。
KAMIJO皆さん、凄いですね(笑)。僕がコスプレするとしたら、なんだろうな……シャア・アズナブルとか。
千聖いいじゃん!
KAMIJO僕の髪の毛だったら、“クワトロ・バジーナ”バージョンとか(笑)。ただ、僕は定期的に赤い服を着たくなるんですけど、赤が全く似合わないんですよ(笑)。
千聖えっ? そんなことは、ないんじゃない?
KAMIJOいやいや。代表曲とかでも結構赤い服を着たりしたんですけど、シックリこなかった。シャアを知っているからだと思いますけど、自分には似合わないなと感じてしまうんです。
──でも、KAMIJOさんのシャア・アズナブルはぜひ見たいです。
千聖いいと思う。シャアはフランス出身だしね(笑)。
KAMIJO詳しいですね(笑)。
千聖シャアでもいいし、極端な話ガンダム(モビルスーツ)で登場してもいいよ(笑)。“あれ? シャアじゃなくて、そっちなの?”っていう(笑)。<Crazy Monsters Halloween Party>はいろんな角度で楽しんでもらえるイベントだから、目当てのバンドだけじゃなくて全体を観てほしいというのがあって。もしKAMIJO君がガンダムで登場したら、うちのファンは絶対に観ると思うよ(笑)。
KAMIJOそれは心強い(笑)。ガンダムをやるかどうかは保留にさせていただきたいですけど、<Crazy Monsters Halloween Party>に出演されるアーティストは’90年代から活動されている方がすごく多いですよね。僕も'90年代からLAREINEというバンドで活動させてもらっていて’99年のデビューだったので、当時は本当にペーペーだったんですよ。それこそKneuklid RomanceさんとかYUKIYA(Kain/D≒SIRE/JILS)さん、THE MICRO HEAD 4N’Sのギターのお2人とかは少し上の先輩なんですよね。あと、Nicori Light ToursはJanne Da Arcのyou(Gt)君とkiyo(Key)君のバンドで、僕のバックでドラムを叩いてくれるのがJanne Da ArcのShuji君なので、不思議な組み合わせになったなというのもありますし。僕は'90年代の匂いというのが大好きなので、<Crazy Monsters Halloween Party 2023>は本当に楽しみにしています。

SHARE

関連記事

イベントページへ

最新記事

もっと見る