──そうですね。「ボクらの熊魂2020 ～うららかな春のHAPPY ROCK TOUR～」は5月5日のEX THEATER ROPPONGIの6周年記念ワンマンを含む全国ツアーです。東京公演はKubotyさんプロデュースバンドが演奏を担当するなど情報も出ていますが、どうやら地方公演もプレミアムな内容になるそうで。
まきそうです！Kubotyさんがあゆくまの地方公演のためにとあるものを用意してくださっています。私たちもそれに対して希望を伝えたりしたので、ぜひ注目してほしいですね。あともうひとつ隠し球があって……まあ、いわゆるコントなんですけど（笑）。めっちゃ力入れてるんです！今までのあゆくまって熱すぎた部分もある気がして、前々回のツアーあたりから息抜きポイントを作るようにしていて。セトリも試行錯誤しながら「またぎが楽しめる」という目線で考えるようにしてます。ハッピーな空間にしたいし、またぎを飽きさせないようにしたい。
あゆみこの取材の前も朝8時からひたすらコントの練習してたんです。わたしはいったいなにをしてるんだろう……と思いつつ（笑）。がっつりコントは地方公演だけの予定なので、コントを観に来てくださってもOKです（笑）。
まき内容も毎回変えていきたいと思っているので！アイドルがコントをやっているところを観たい人もぜひ！（笑）
くりか（笑）。コントにご当地のものとかネタに入れたりしたいし、あとツアーでは初披露する新曲もあるので。
まきこの前もらった新曲は、くうちゃんがすっごい気に入るタイプの曲ですね。（笑）
くりかうん。明るい未来を想像してエモくなる曲です。
──地方公演も盛りだくさんになりそうですね。5月5日のEX THEATER ROPPONGI公演については、まきさんも「あゆくまにできることをこの日にぎゅぎゅっと詰め込む」「一味二味違うワンマン」、あゆみさんも「バンドでしかできないことを考えている」とTwitterでつぶやいてらっしゃいました。
くりかほんま豪華なバンドメンバーさんやから、その音に負けないようにしないとなとすごく思ってます。
──Kubotyさんプロデュースバンドは、ギターにグッドモーニングアメリカの渡邊幸一さん、ベースに美登一さん、ドラムに吉田卓郎さんという豪華メンバーです。
まきまだみなさんとリハには入ってないんですけど、Twitterを見てる感じやとバンドに参加してくださるみなさんはすごく仲がいいみたいで、「このメンバーでバンドやれるの超うれしい！」って書いてくださってたりもして。アットホームでいいグルーヴができるんちゃうかなー……とわくわくしているところですね。ツインギター編成も初めてやし、今までのバンドセットとは違うものになるのかな、と楽しみです。
あゆみバックバンドのメンバーさんのファンの方々は、あんまりアイドルのライブを観ない気がしていて、実際「えっ、あゆくま？」というリアクションを見掛けたんです。でもそれってチャンスやなとも思いました。これをきっかけに観て好きになってもらえたらうれしいな。アイドルやからとか、ロックバンドやからとか、そういうものをなくしたい気持ちがすごく大きくて。
──アイドルもロックバンドも、違うベクトルのすごさがありますからね。
あゆみアイドルの世界もロックバンドの世界も見てきて、どっちが上とか全然ないなと思うんです。昔やったらバンドのファンの方々に向けて「アイドルなめんな」みたいな感じでオラオラでいってたけど（笑）、今はただ音楽を楽しみたい。その気持ちはアイドルもロックバンドも、そのお客さんも一緒やと思う。幸せな空間を作りたい、HAPPY ROCKを届けたいなって。
──くりかさんも5月5日について「アイドル、バンド、DJ、全部堪能できるのはここだけ」とツイートしていました。あゆくまがアイドルもロックも続けてきたからこそ実現できることだと思います。
くりかはい。これぞあゆくまです！
──DJプレイをワンマンでやるのは5年ぶりということで。DJにもDJの方々ごとにいろんなスタイルがありますよね。
まきあゆくまはくりかがセレクトした楽曲をDJでつないで、一体感が生まれるようにあゆみとまきがフロントで盛り上げる、というスタイルを取ってます。マイクを持たないぶん、エアギターしたり小物を使ったり、ふたりでふざけ合ったり、曲間が長いときはくうちゃんも前に出てきて3人でパフォーマンスしたりとか、オリジナル曲を披露する時よりも遊び心を入れるようにしているので、また違ったあゆくまを観ていただけるんじゃないかなって。わちゃわちゃ感というか。
──エンタメ性も高い？
まきそうですね。あとロックな曲もたくさんプレイしていて。わたしたち3人が大好きなWANIMAさんの「ともに」は必ずプレイするんですけど、ロックフェスではお客さんの中でめっちゃでかいサークルが出来て、思わずその輪の中に入りにいっちゃいました（笑）。そういう一体感もDJプレイならではやなと思います。くうちゃんのセンスある選曲も楽しんでもらいたいですね。
くりかもちろんステージも楽しいんですけど、DJプレイの時は心から楽しんでいるというか。
まきうちらの原点やな。
くりかうん。ほんまそう！ HAPPY ROCKの原点や。
──それこそ、DJプレイはくりかさんとまきさんが高校生の頃にカラオケに行っていた時のような、音楽が大好きだという無邪気なマインドに近いのかもしれないですね。
まきそうかも。ワンマンでのDJプレイはブランクがあるので、たくさんリハに入って取り返したいですね（笑）。EX THEATERワンマンは支えてくれたみんなに感謝の気持ちを見せたいし、ワンマンライブって区切りのイメージが強いんですけど、今回はそうしたくなくて。「あゆくま、まだまだいけるな」とみんなで思えるライブにしたいんです。アニバーサリーライブやけど、集大成で一区切りではなく、ここきっかけでバネつけてドーンと行きたい。
あゆみあゆくまはやっぱり挑戦しつづけていたい。5月5日はアニバーサリーライブでもあり、バンドセットで初めてのワンマンライブやから、自分たちにとっても挑戦なんです。あゆくまの新しいかたちを見せたい――というよりは見せつけたいです。
──うんうん。「Grateful」もそういうメッセージが込められた曲ですから。
まき「Grateful」が夏フェスにぴったりの曲やし、まだまだいっぱい楽しみなことが待ってる。そういうことをまたぎにも伝えたいし。EX THEATERはゴールではなくまたスタート――あ、これどこかの歌詞やんな？（笑）
くりか「未来トレイル」や！（笑） 1回1回新鮮な気持ちでライブをしたいし、なにがあってもハッピーにしたいです。みんなを笑顔にして、一緒に楽しみたい。
あゆみもう6年ではなく、まだ6年の私たちの挑戦をみなさんに見届けてほしいですね。
まきうん。またぎをドキドキさせたいのはもちろん、自分たちにドキドキしていたいんです。
PRESENT
サイン入りツアーTシャツ(Lサイズ)を2名様に！
受付は終了しました
