──今年8月にソロデビュー5周年を迎えましたが、感想をお聞かせください。
もう5周年か、とあっという間な気がしますが、思い返すと笑ったり泣いたり、色々なことがありました。
アーティスト活動で迷ったことも何度もありましたが、皆さんの応援の声でなんとか5周年を迎えることができました。
──この5年の中で成長や変化したなと感じる点は?
デビューから攻めの姿勢を貫き続ける中で常に新たな出会いがあり、曲に新しい表現を教えてもらうことが多かったです。
また声優としてもキャリアを積んだので、声の使い方もどんどん広がったと思います。『VIPER』という曲は低めの声でセクシーに挑発的に歌ったのですが、まさにその経験から生まれた歌い方だと思っています。
──5年の音楽活動の中で、印象深かった出来事やターニングポイントになったと思うことは?
『The Only BLUE』という最新アルバムの存在は大きいです。エキゾチックな雰囲気のある曲、ビッグバンド風な曲など、一気にこのアルバムで自分の持つ曲の幅、表現の幅が広がりました。
その分、製作にはとても苦労したのですが、雨宮天を知らない人にもきちんと自信を持って勧められるアルバムになりました!
──最新シングル「Regeneration」はTVアニメ『七つの大罪 神々の逆鱗』のED曲ですが、ご自身もエリザベス役で出演されていますね。
『七つの大罪 神々の逆鱗』はより深くメインキャラクター一人ひとりのストーリーが掘り下げられた話になっています。
エリザベスは、元々は守られるだけの王女でしたが成長を重ね、特に今シリーズでは自らの力であらゆるものを守ろうと立ち向かっていきます。
──「Regeneration」のご紹介をお願いします。
作品を知ることでこの歌詞に込められた強い思いをより感じていただける歌になっています。曲の凛とした強さと漂う切なさも、今回のシリーズのストーリーに沿っていると思うので、ぜひ作品と一緒に聴いて欲しい楽曲です。
──「Regeneration」のMVはどんなコンセプト、そして映像になったのでしょうか?
『七つの大罪』の世界観に合わせた、壮大なMVで、崖の上で撮影しました。命綱のハーネスをつけて臨み、高所恐怖症の私は本当に全員生きて帰れるんだろうかと不安になるほど挑戦的な撮影でした。足が震えましたが、ドローンも使われ、とても広大な映像になっています。
──カップリング曲「VESTIGE」についてもご紹介お願いします。
幕張ライブを視野に入れて選んだ曲で、ライブで盛り上がること間違いなしの激しいロックナンバーです。強気な歌詞とそれを意識した歌い方を聴いていただきたいです!