「エピソード」は、日本武道館のステージで歌えるような曲をイメージして作っていたものなんです(MASATO)
──カップリングの「エピソード」は、グループとしての歩みを綴った歌詞のようですね。
U
これは事務所に入る前の僕らの話なので、応援してくれているみんなが知らないエピソードも入っているんですよ。中古の車で大阪や名古屋に行っていたので、その頃からのBeemerのみんなはすごく感激してくれていたし、逆に、THE BEAT GARDENってオーディションとかじゃなく自分達でやってきたんだって初めて知って、過去の曲も聴くようになりましたっていう声もありました。
REI
今のこの状況下でこういう曲を作れたということも嬉しかったし、この先僕らがドームのステージに立ったりした時に大きな意味を持つ曲になるんじゃないかなって思うんですよね。
MASATO
もともとこの曲は、日本武道館のステージで歌えるような曲を作りたいですっていう話をしていた頃に作っていたものなんです。歌ってやっぱり歌詞が大事だと思うので、歌詞が持つメロディーみたいなものを優先できたらなと思い、歌詞ができた時にもう一度メロディーを練り直しました。こういうやり方は初めてでしたが、結果的にはすごくいいものになりましたね。
──ライブでも、みんないい表情をされているんでしょうね。
SATORU
涙しながら聴いてくれてる人達も見えているんですが、僕からしてみれば、3人がいつ感極まって泣き出すかって不安で不安で(笑)。毎回最後まで歌えるのかなって、心配しながらステージに立ってますよ(笑)。Uさんとかすぐ泣いちゃうんで。
U
いやいや、泣かないんで(笑)。
──図書館のガラスの前で練習してたっていうのも実話だそうですね。
U
事務所に入る前なんですけど、CDとガソリン代と家賃とご飯代でバイト代が消えちゃうから、スタジオ代が払えなくなったんですよ。それでみんな図書館のガラスを鏡にして、夜中に練習してたんです。ダンサーさんとかも結構集まってましたね。当時2曲ぐらいしかなかったけど、その2曲をずーっと練習してました。
SATORU
これ、僕にとってはすごくイヤな思い出なんです(笑)。音楽のことはほとんど何も知らないままUさんに誘われて(まずサポートで)入ったので、この3人のやり方が普通だと思ったんですよ。同じ曲をずっと朝までって、こんなにやるの!?イヤなんだけど!って何回もボヤいてた(笑)。
U
DJの機材があるわけじゃなかったしね(笑)。真冬でめっちゃ寒かったし。
SATORU
ほんと早く帰りたかった。二度とやりたくない(笑)。
──(笑)。もう1曲の「everyday」はみんなの日常に寄り添ってくれて、明日からの活力になるような1曲です。
U
このシングルをどういう内容にするかって考えた時に、ちゃんと何回も聴いてもらえるような3曲にしたいねっていうのがあって。最初にミディアム・バラードの「Snow White Girl」があって、真ん中はバラードで、最後はちょっとパーティー感がある曲で終わろうっていう風に決めて作っていきました。聴いて「よし!」って元気になってもらえるような1曲かなと思います。
──さて、THE BEAT GARDENの皆さんは今年から来年にかけて「THE NEST」というキーワードを掲げているそうですが。
U
ダイヤモンドホールのワンマンから今度の新木場STUDIO COASTへ、タイトルを引き継ぐワンマンも初めてのことなんですが、これからも続いていく僕らのテーマでもあるのがこの「THE NEST」なんです。NESTには巣という意味があるんですが、居場所がなくなってしまったり、本当の自分でいられなくなるようなことがあっても、ここに来た時はみんな自由にあったかい気持ちで過ごして欲しいっていう意味が一つあります。僕らにとってのライブも、みんなのおかげでそういう場所になりましたからね。
──なるほど。
U
そういうことを、本音で言えるタイミングが来たのかなって思うんですよ。曲もそうですし、リリースイベントをたくさんやらせてもらってお客さんと会話をしていく中でも、本音で「帰ってきていいんだよ」って言えてるし、僕らも一番居心地がいいのはワンマンでみんなと会える時だよって本気で言い合える関係になれたから。ダイヤモンドホールもすごい熱量でみんなが迎えてくれたし、僕らも心から「おかえり」って言えたしね。
MASATO
アツかったです。
大きなステージほど僕らはパフォーマンスもしやすいし、違った形でのステージングもお届けできたら(REI)
──次はいよいよグループ史上最大キャパとなる新木場STUDIO COAST。見どころは?
REI
やっぱり大きなステージほど僕らはパフォーマンスもしやすいし、大きくなればなるほど出来る演出も増えてくると思うんですね。これまでもたくさんのアイデアを出してきたけど、意外とまだ実現できなかったりしたものも多かったので、今回は演出面からも僕らの新たな一面というか、違った形でのステージングもお届けできたらなと思っています。
MASATO
今年のワンマンでチケットが手に入らなかった、見に行けなかったっていう人達がみんな集まれればいいなという思いも込めて、新木場STUDIO COASTという会場にしました。僕らにとってのNEXT STARTになればと思うし、いつも応援してくれてるみんなにとっても新しい気付きがあるようなライブにしたいなと思っています。その時のベスト、Beemerにとってのベストにもなるような選曲にしたいなと思っているところです。
SATORU
新木場STUDIO COASTはサウンド的にもかなり充実してると思うので、ぜひ楽しみにしていてください。
──2020年の活躍も楽しみにしています!
U
僕ら自身はもちろん、今年はBeemerのみんなの熱量もどんどん上がってきているので、決して驕ることなくライブや曲作りを充実させて、一気にNEXT STAGEを目指していきたいなと思っています。2020年、時代的にもいろんな幕開けが待っている気がするので、僕らTHE BEAT GARDENも、世間のみなさんにもっともっと知ってもらえるような存在になれるような1年にしたいと思っています。
PRESENT
直筆サイン入り「THE BEAT GARDEN オリジナルグラフィックタオル&マルチケース」を1名様に!
※転載禁止
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