ファンの方からの言葉ですね。わたしの曲を「結婚式でかけました」と教えて下さった人がいて。人生の節目にわたしの音楽があったことをとてもうれしく思いました。ベスト盤に収録する曲を選んでいく中で、ファンの方にいただいた言葉のいくつかを思い出してグッときました。
あと20代前半で函館を出てから、これまで必死だったので地元のことをゆっくり思い返す時間がなかったのですが、初めてのエッセイ本「タイムマシンができたなら。」の撮影で思い出の場所を訪れてみて、「函館で生まれ育ったから、いま歌手になっているんだ」と感じることができました。いつか函館でライブしたいという夢もできました。
はい。今回のレコーディングでは、作曲家の人に一緒にスタジオに入っていただいて、聴いたときに浮かんだ情景を歌詞にしていきました。「君以外もう知らなくていい」は切ないギターの響きを聴いたときに、星空が浮かんで歌詞が夜空から降りてきました。わたし自身も小・中学校のときに、交換日記をしていて、そのときのやり取りがうれしかったので、ファンの人にも知って欲しいなと思いました。いまは小学生もスマートフォンを持っていたりするので、交換日記を知らない世代も多いみたいですが、曲を聴いて「交換日記を始めました」と教えてくれた方がいて、良かったなぁと思いました。メールやLINEじゃなくて、そのときの気持ちをノートに書いて、相手に渡して行く。密に誰かとつながっていると感じられることが幸せだなと感じます。
はい。前作アルバム「メトロノーム」までは、1枚のアルバムをリリースしたら、そのツアーをするという形でしたが、3月からのツアーは、ベスト盤と「交換日記」の2枚を手に各地をめぐる。2つの意味があるんです。ベスト盤ではこれまでのMACOを。「交換日記」では新しいMACOの姿を感じてもらうことができたと思うので、昔の曲は作ったときのことを思い出しながら歌いたいなと思っています。新曲は攻めている部分もあるので、新しいわたしを感じて欲しいです。節目なので、これまでのホールツアーではできなかった、新しいことに挑戦したいです。
中野サンプラザは歴史がある会場なので、スタッフから「東京は、中野サンプラザでライブをするよ」と聞いたときは、「おお!!」と驚きました。中野はサンモール商店街とかに遊びに行ったことはあるのですが、ライブをするのは初めてで、会場に入るのも今回初めてなので…。いまから気を引き締めています。すごい緊張する性格なので、大丈夫かなぁと…。大きい会場なので、頑張ります!!!
北海道でのライブは、飛行機で札幌に着いて空気を吸い込んだ瞬間、空気で癒やされますし、あと気合いも入ります。ご褒美は北海道の海鮮ですね。帰ってきたなって感じがします。普段は一緒に暮らしている、うさぎの「ドワフ」に支えてもらっています。ライブっていう非現実世界から、自分の部屋に入ると「ママ、頑張ってきたよーーー」って。緊張でげっそりしているわたしを、毎回癒やしてくれるんです。ドワフが待っていてくれる!と思うと頑張れます。
PRESENT
love letterトート、リップスティックのポーチを各1名様に!
受付は終了しました