5月23日(水)『YOTSU-UCHI FANTASY Ⅲ』 @新木場Studio Coast
フジファブリックとSPARTA LOCALSの対バンイベント、3回目・実に11年ぶりの開催。なんで11年も空いたのかというと、言うまでもなくスパルタが解散していたからですね。
開催にあたって、このDI:GA ONLINEで両者の座談会をしました。こちら。
で、上に貼った座談会の最後に、「一緒に何かやれたらいいね」という話をしていますが、アンコールで実現しました。
最初にスパルタのライブ、次にフジのステージ。で、アンコールでまず、SPARTA LOCALSに山内総一郎が加わった編成で、スパルタの「トーキョウバレリーナ」。そして、フジファブリックにスパルタの安部コウセイと伊東真一が加わった編成で、フジの「虹」をやってくれた。
レア!いいもん観た!来てよかった!という、とてもうれしそうな空気だった、スタジオコーストのお客さんたち。
5月26日(土) LOST IN TIME @渋谷さくらホール
デビュー16周年イヤーのしめくくり、久々のホール・ライブ。めでたく完売御礼。デビューの頃から現在まで、長いことこのバンドのライブを観て来たけど、掛け値なしに今がいちばんいいと思った、大充実の2時間半・24曲だった。
これは、SPICEにライブレポを書きましたので、そちらをぜひ。
5月27日(日) METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2018 @新木場・若洲公園
『METROCK』東京の2日目。前回は2015年なので、3年ぶりに行ったのか。
ステージ3つで端から端まで歩いて15分くらい、というコンパクトなフェス。この日、いちばん大きいステージ、WINDMILL FIELDには、KANA-BOON、THE ORAL CIGARETTES、ゲスの極み乙女。、MAN WITH A MISSION、レキシ、サカナクションが出演。で、2番目に大きいSEASIDE PARKには、フレデリックや山本彩やMy Hair is Badなどなど。毎年のことながら、このメンツが1日にいっぺんに出るって、この規模のフェスとしてはおそろしく豪華。
個人的なハイライトは、突然人の曲を勝手にやるのでおなじみのレキシが、「丁寧」を「手稲」と解釈して、自分たちの次に出るサカナクションの「新宝島」を演奏し始めたら、突然ご本人=山口一郎が登場したこと。
マイクも何も持っていなかったし、池ちゃんマジで慌てていたふうに見えたので、あれ、本当に突然出て来たんだと思う。池ちゃん、「出て来ちゃダメ!」ってソデに押し返してたし。こういうふうに、いつも「勝手な言動で人を困らせる側」が「困らせられる側」に回った瞬間ってめちゃめちゃおもしろい、日本武道館でゲストの八嶋智人の自由すぎるふるまいに池ちゃんが困り果てていた時もめちゃくちゃおもしろかったし、と、思い出しました。
なお、山口一郎、自分たちのステージで最後に「陽炎」をやる時、まずINAHOを手に「♪縄文土器、弥生土器~」と歌ってから曲に入ってた。これも大ウケ。
5月30日(水) 平井堅 @東京ドームシティホール
自身の曲やカバー曲をアコースティック編成で聴かせます、お客様はお酒を楽しみながらゆっくりご覧ください、という趣旨の企画ライブ、『Ken’s Bar』を平井堅が始めてから今年で20年。ということで開催された『Ken’s Bar 20th Anniversary Members Special!!』。TOKYO DOME CITY HALLの2デイズで、1日目はファンクラブ会員限定、2日目は普通にチケットを売っての開催。2日目に行きました。全国の映画館で生中継ビューイングあり。
1部8曲、2部7曲、アンコール2曲の全17曲。と、曲数わりと少なめなのは、アコースティック編成であることと、お客さんにリクエストもらってその場で歌うコーナーなどがあること、MCが長めだから。(ちょっとディナーショーっぽくしたいんだと思う)
とにかく、平井堅のライブとしては相当こぢんまりした会場で(この『Ken’s Bar』シリーズも、東京ドームでやった年もあったくらいなので)、肉眼で彼がよく見える距離で、めちゃ堪能させていただきました。
なお、リクエストされて歌ったのは「ex.girlfriend」と「Sing Forever」でした。
恒例のカバー曲は、ベッド・ミドラーの「The Rose」、あいみょんの「愛を伝えたいだとか」、Mr.Childrenの「渇いたkiss」という選曲でした。1曲目は2003年に出たCDシリーズの『Ken’s Bar』にも入っていたので納得だが、2曲目と3曲目にはびっくりした、選曲にも、平井堅の歌のすばらしさにも。
写真は、帰りにお客さん全員にプレゼントされたコースター。