毎回、レポの依頼があって行ったライブは、そのレポのリンクを貼っているので、それが全然なくて「ただ観たくて行っただけ」ばかりの回は、自分で自分がとても心配になりますが、今回はレポを書いたのが半分くらいあったので、さほど心配にならずにすみました。
11月17日(日)17:00 爆風スランプ(ゲスト:布衣楽隊) @ LINE CUBE SHIBUYA/スペースシャワーTV
26年ぶりに再集結しての活動の、締めを飾るツアーのファイナル。スペースシャワーTVで生中継もあり。リアルサウンドにライブレポを書きました。≫ 爆風スランプ、再集結を経て26年ぶりのツアー完走! 原点回帰と現在地の交点で溢れた美しきパワー
爆風スランプ~IKIGAI~デビュー40周年日中友好LIVE"あなたのIKIGAIナンデスカ?"
全3箇所4公演が終わりました!
またいつか、いつか。大きな玉ねぎの下で会いましょう!
プロミス、プロミス、プロミス、ユー#爆風スランプ#爆風スランプ40周年#IKIGAI#Runner pic.twitter.com/Xvp6GjC4jK
— 爆風スランプ INFO (@spnkstyle) November 17, 2024
11月19日(火)18:30 宮本浩次 @ ぴあアリーナMM
「ソロ活動5周年記念ツアー 今、俺の行きたい場所」のファイナルのアリーナライブ=11月19・20日横浜・ぴあアリーナMM2デイズと、12月4・5日神戸・ワールド記念ホール2デイズ、4本のうちの1本目。この日のベースは須藤優、ドラムは玉田豊夢。
ステージ中央から長く伸びた花道あり。「恋人がサンタクロース」で、その花道に雪が降って来たり、宮本が頻繁に花道に出るのはもちろん、後半の「俺たちの明日」ではギター名越由貴夫とベース須藤優も花道に出て来たり、その「俺たちの明日」では宮本が花道を下りてアリーナの通路をぐるーっと走ったり、大会場ならではの見どころ、いっぱいあり。
アンコールのMCで、キーボード小林武史が宮本に言った。「このツアー、『今、俺の行きたい場所』ってことで、ホールを回って来たけど。でもアリーナ、似合ってますよ」。まさにそう思いながら観ていたもんで、「ですよねえ!」と言いたくなった。
あと、このツアーで初めて生でお披露目した、12月4日リリースのニューシングル「close your eyes」に加えて、そのカップリング曲「哀愁につつまれて」をライブで初めて歌った、というサプライズも、この日はあった。
このツアーを観たの、2本目の10月2日北とぴあさくらホール、9 本目の11月1日大宮ソニックシティ 大ホールに続いて3本目だが、観れてよかった、と、つくづく思った。
宮本浩次 Instagram投稿をチェック
— 宮本浩次Official (@miyamoto_hiroji) November 19, 2024
11月20日(水)19:00 牛尾憲輔(ゲスト:石野卓球)@ LIQUIDROOM
agraphではなく牛尾憲輔名義でライブを行うのは、国内ではこの日が初めて(海外では4月にオランダで1本やっている)。というわけで、すさまじいお祝いの花の数、そして「こんなに入れます? Yさん(マネージャー)」と言いたくなるほどの、おそろしい超満員。
彼が電気グルーヴのサポートを始めた頃から観ている自分のような奴の方が、むしろ今の彼の本当の価値を、いまいちわかっていない。アニメも実写も含めての劇伴関係で、もうとんでもない売れっ子、海外にもその名が轟いているクリエイターになっているんだから。
という自覚はあったので、ライブ観たいけど、俺が頼んでいいんだろうか……と思っていた(チケットは当然のように即完)。
が、10月20日に、Zepp ShinjukuのTESTSETのライブに行った時、ばったり本人に出くわしたら、「今度ライブやるんですよ、ぜひ来てください」「え? いいの?」というわけで、お言葉に甘えたのだった。
『チェンソーマン』『DEVILMAN crybaby』『ピンポン』等々の、自身が劇伴を作った数々のアニメ作品を使った、DEVICEGIRLSによるVJと音とが、サイケに、混沌と、かつ美しく交錯していくステージ。耳と目をステージに釘付けにされているうちに何にも考えられなくなる、そんなしびれるような快感に満ちた時間だった。ゲストDJの石野卓球のプレイも堪能できたし。
Kensuke Ushio Live@LiquidRoomEbisu pic.twitter.com/6dsyvtol78
— Takkyu Ishino/石野卓球 (@TakkyuIshino) November 20, 2024
11月21日(木)19:00 椎名林檎 @ さいたまスーパーアリーナ
全国ツアー『(生)林檎博’24 -景気の回復-』の中の、さいたまスーパーアリーナ3デイズの1日目。BARKSにライブレポを書きました。
≫ 【ライブレポート】椎名林檎、<(生)林檎博’24 -景気の回復->に果てしなく上昇するエンタメ性と情報量
「(生)林檎博'24-景気の回復-」。11月21日、23日、24日はさいたまスーパーアリーナでの公演です。
本日のグッズの開場前販売は13時から。開演は19時からとなります。
ご来場の方はぜひお楽しみください。 pic.twitter.com/3eQ3BsuL44— SR猫柳本線 椎名林檎・東京事変オフィシャル (@Nekoyanagi_Line) November 21, 2024
11月22日(金)19:00 斉藤和義、フラワーカンパニーズ、ピーズ @ 仙台GIGS
斉藤和義とフラワーカンパニーズ、かつて同じマネージメントの先輩後輩だった縁で古い付き合いの2組が、『フラカン和義のロックンロール×00万ボルト』と銘打って、数年に一回のペース行ってきた対バンイベントが、これ。一回目が2005年で『100万ボルト』、今回が8回目で『800万ボルト』である。
今回、この2組に加えてピーズも出演。というのは、2019年8月8日に大阪・Zepp Nambaで行われた『700万ボルト』に、ピーズのはる(大木温之)がゲスト出演するはずだったが、直前に食道がんであることが発覚、出られなくなったのだった(詳しくはこちら≫ 兵庫慎司のとにかく観たやつ全部書く:第36回[8月の巻~前編~])。なので今回は、コロナ禍を経ての、5年ぶりのそのリベンジ、ということです。
最初にフラカン&斉藤和義が恒例の前説、それが終わるのが待ちきれずに途中で出て来ちゃったピーズが最初のアクトで7曲。続いてフラカンが7曲。トリは斉藤和義(この間までやっていたツアーと同じく、ベース隅倉弘至・ドラム玉田豊夢との3人編成)で8曲。
アンコールは、最初にフラカン+斉藤和義でフラカンの「靴下」。次にその5人で斉藤和義の「社会生活不適合者」、後半ではる乱入。3曲目はそのメンバーで、斉藤和義がドラムを叩いてThe Knackの「My Sharona」。4曲目はキャロルの「ファンキー・モンキー・ベイビー」。最後は、隅倉弘至・玉田豊夢・既に東京へとんぼ帰りしたピーズのアビさん以外のふたり=みったんと茂木左も加わって、斉藤和義の「歩いて帰ろう」を賑々しく演奏した。
なお、「My Sharona」で斉藤和義がドラムを叩いたのは、2017年11月5日に、代々木Zher the ZOOで、百々和宏・はる・ドラム斉藤和義でセッションをした時、はるによるドラムへのダメ出しがとてもシビアだったそうで、すっかり斉藤和義のトラウマになり、『700万ボルト』でもう一度一緒に演奏して、そのトラウマを晴らそうとした。が、はるが出られなくなった、だから今日のこのステージで共演して、晴れてトラウマ解消、だったそうです。
#フラワーカンパニーズ と #斉藤和義 による
「#フラカン和義 のロックンロール800万ボルト」@SENDAI GIGS終了!#ピーズ さんをゲストにお迎えした8回目のフラカン和義もアーティスト同士、お互いのリスペクトや愛を感じる最高の時間でした!ご来場の皆さまありがとうございました! pic.twitter.com/uZ0lM8ANmX
— 斉藤和義スタッフ (@saitokazuyoshi) November 23, 2024
11月25日(月)19:00 Sundae May Club @ 渋谷CLUB QUATTRO
ボーカル&ギターの浦小雪のソロのライブは観たことがあったし、インタビューもしたことがあるが、Sundae May Clubのライブを観るのは、この日が初めて。
バンドでデビューした人が、しばらく活動してからソロを始めるとか、あるいはその逆とかならわかるけど、まだ新人である最初の時点から、バンドとソロの2ウェイで活動、というのは、ちょっとどうなのか。わかりにくすぎない? バンド(ソロ)にしぼってがんばってから、その後ソロ(バンド)も始める、という方がいいんじゃない?正直そう思っていたが、このライブを観て考えを改めた。両方やりたいはずだわ、これは。だって全然違うもん。
片方がはっちゃけたバンド・サウンドで、片方が弾き語り、という、アウトプットの方法が違うだけではなくて、楽曲そのものが違うのだ。メロディの面でも、歌詞の面でも。どっちかにしぼってしまったら、リスナーもどっちかしか聴けなくなるもんね。そうかあ。
と、とても納得した。で、Sundae May Clubの音楽、不思議に新鮮だった。3ピースのロック・バンドのオーソドックスなスタイルで、どこにでもいそうだけど、よく聴けば聴くほど、ほかにいないことがじんわりと感じられる、的な。
あと、このキャリアでもう渋谷のクアトロでワンマン、しかも平日、月曜日って、大丈夫?早すぎない?と思ったが、それも杞憂だった。さすがにソールドアウトではなかったが、びっくりするほどの大盛況で。バンドのありかたにも、音楽性にも、支持のされかたも含めて、いろいろ刺激を受けた。
2024.11.25
Sundae May Clubワンマンライブ
「サンデメカーニバル」本当にありがとうございました🎪
みんな大好きだよ! pic.twitter.com/jdFUGmUy0H— Sundae May Club (@SundaeMayClub) November 26, 2024
11月29日(金)19:00 material club @ 渋谷CLUB QUATTRO
セカンド・アルバムを機にバンド編成になり、大阪と東京でライブを行った中の東京編。リアルサウンドにライブレポを書きました。≫ material clubでトライし続ける小出祐介を観る楽しさ 5人の素晴らしい演奏に触れた初ツアー東京公演
material club Tour 「物質的」
東京公演 @ 渋谷クラブクアトロ
無事にファイナルを迎えることができました!ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました✨
これからも #materialclub をどうぞお楽しみに!! pic.twitter.com/nHTl1ZU1iv— material club official (@materialclub00) November 29, 2024
11月30日(土)14:00 ビクターロック祭り2024 @ 東京ガーデンシアター(有明)
幕張メッセから東京ガーデンシアターに移った、そして1アクトごとに間に芸人がネタをやるという新しいトライアル盛り込まれた「ビクターロック祭り」、毎年オフィシャルのレポの依頼をいただいている。
今年は、ライター2人が交互に書く形式で、THE BAWDIES、SCANDAL、サンボマスター、キュウソネコカミのレポを担当しました。≫ キュウソ、サンボ、Dragon Ashらが東京ガーデンシアターで競演! 『ビクターロック祭り2024』オフィシャルレポート
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ビクターロック祭りへのご来場
ありがとうございました!!
\全出演者によるビクターロック祭り2024は終了しました!
10周年にして新天地・東京ガーデンシアターで開催し、ビクターロック祭り初の試みである「幕間芸人」、そして初トリを務めたキュウソネコカミ @KYUSO_NEKOKAMI… pic.twitter.com/bQ1jjaDCW3
— ビクターロック祭り2024 (@rockmatsuri) November 30, 2024