5月19日(金)19:00 マカロニえんぴつvsユニコーン@Zepp DiverCity
1日目はワンマン、2日目はゲストありで、マカロニえんぴつが横浜・札幌・名古屋・福岡・大阪・東京を回ったツアーのファイナルで、ゲストはユニコーン。
リアルサウンドにレポを書きました。未読の方はぜひ。
≫ マカロニえんぴつ×ユニコーン、レアな2マン実現させたはっとりの“本物”のリスペクト 果てしなく濃密で刺激的な3時間
マカえんツアーファイナルおめでとうございました㊗️
お疲れさまでした‼️ありがとうございました✏️@macarock0616#マカロニえんぴつ #ユニコーン pic.twitter.com/2RFmVkRWsW— ユニコーン(UNICORN)公式 (@unicorntter) May 20, 2023
5月21日(日)18:00 Calmera@渋谷ストリームホール/ZAIKO
5月14日大阪味園ユニバースと、この渋谷ストリームホールの2本のライブを最後に、活動休止したCalmera。当然ながらチケットはソールドアウト。ひとりでも多くのファンを入れたいので、関係者はロビーでZAIKOでの生配信のモニターを観ていただく形になります、それでもよろしければお越しください──ということだった。
行きました。で、パーテーションで区切られたロビーの一角で、モニターで観ました。けっこうな人数いた、関係者。生配信なんだから、家で観たっていいのに。でも、観るのが画面だとしても、その場にいたかった、言わば「立ち会いたかった」んだと思う。
で。自分の経験だと、活動休止ライブや解散ライブって、基本、よくなかったことがない。観る側であるこっちの思い入れとかは当然あるが、なるべくそれを削ぎ落として冷静さを心がけながら観ても、「ああ、こりゃあ休止(解散)するわ、アンサンブルがボロボロだもん」みたいに思った経験、記憶にない。
「え、めちゃくちゃいいじゃん、こんなにいいのになんで休止(解散)なんだろう?」と不思議になることが、ほとんどなのだ。で、そのたびに、「いや、でも、最後だからこそ、こんなにいいライブをやれているんだろうな」と思い直すのだが、この日のCalmeraも、もうその究極みたいなステージだった。
全21曲・2時間40分、ダレる時間とか「これはつなぎの曲」的な時間、一瞬たりともなし。すべてがハイライトですべてがピーク、と感じるような、本当にかけがえのない時間。
アンコールで、最後に新曲「THIS IS US」をやった。で、同曲のアウトロが続く中、8人のメンバーがひとりずつ演奏をやめて生声で挨拶し、ステージを下りて行く、そして最後にリーダーの西崎ゴウシ伝説だけになる、という終わり方も、すばらしかった。というか、とても、くるものがあった。
We are "Calmera" 大阪/東京公演にご来場いただきありがとうございました。
2023年5月21日をもって #Calmera としての活動は休止しましたが、それぞれの道に進む8人の人生をこれからも見守っていただけると嬉しいです。
支えてくださった沢山の方々へ、改めて、本当にありがとうございました。 pic.twitter.com/mLaWfvMzfZ
— Calmera カルメラ (@calmerajp) May 23, 2023
5月24日(水)19:00 うつみようこ&YOKOLOCO BAND、フラワーカンパニーズ、THE NEATBEATS@荻窪TOP BEAT CLUB
THE NEATBEATSのMr.PANこと真鍋崇が、2023年2月10日(ニートビーツの日)にオープンしたライブハウス、荻窪TOP BEAT CLUBでの3マンイベント。この3バンドが観たい、というのももちろんあるが、このハコに一度行ってみたかった、というのもあって足を運んだ。内装のこだわりとか居心地のいい空気感とか、噂どおりのとても素敵なハコだった。
さて、この日の出順は、ヨコロコ→フラカン→THE NEATBEATS。ヨコロコは、ギタリスト竹安堅一が衣装のツナギを持って来るのを忘れたり、フラカンはボーカル鈴木圭介が「初めて来たけど、荻窪駅から40分かかった」と言ってお客を驚かせたり(※普通に歩けば10分弱だし、別にわかりにくい場所でもありません)、それぞれ、いろいろと楽しいステージ。
さらに。トリのTHE NEATBEATSが圧巻だった。演奏もすばらしかったんだけど、MCが特に。常日頃から、そのシャープでスタイリッシュな音&外見と不釣り合いなほど、おもしろすぎるMCでおなじみだが、この日は、直前までスペインにツアーに行っていたそうで、日本語でMCできる機会に飢えていたのか、もう炸裂しっぱなし。
真鍋、いじるいじる、対バンも、メンバーも、この近所に住んでいるという某バンドの某メンバーも(すぐそこのコンビニにしょっちゅういるそうです)。音に酔って言葉に笑わされる、とても濃密な時間だった。終わったらクタクタになっていたくらい。
昨晩の記念写真!奥野くん、だいちゃん!ごめんなさい!
おもろい夜!
今後のヨコロコは!
6月29日下北沢251!鹿の一族と!
8月15日代官山晴れたら空に豆まいて
8月21日名古屋得三
8月22日と23日大阪ムジカジャポニカ
よろしくです! pic.twitter.com/pVonzBQnjX— うつみようこ (@YokoUtsumi) May 25, 2023
5月26日(金)19:00 T字路s、ピーズ@東京キネマ倶楽部
T字路sが対バンと東名阪を回る『まむしの2マンツアー2023』のファイナル。名古屋はキセル、大阪はeastern youth、そしてこの日=東京はピーズとの2マンである。
まずピーズ、立ち位置が変わっていて、ちょっとびっくりした。この前に自分が観た時(4月29日のARABAKI ROCK FEST.)までは、普通にボーカル&ギターのはる(大木温之)がセンターだったのに、この日は左がはる、センターがギターのアビさん(安孫子義一)、右がベースのみったん(岡田光史)になっていたのだ。
終演後にはるにきいたら、ひとつ前の横浜のライブからこの並びにしてみた、とのこと。3ピースバンドだった頃は、左側でベースを弾きながら歌っていたが、4人でセンターに立ってみたら、他のメンバーを見にくい、特にドラムを見づらくてやりづらい。で、試しに変えてみたら、とてもよかった、と。なるほど。
T字路sは、伊藤妙子、高校の頃からピーズ大好きだそうで、MCで、その頃の思い出もまじえながら、喜びを言葉にしていた。で、昨年リリースしたカバーアルバムから、ピーズの「そばにいたい」と、RCサクセションの「スローバラード」をやった。あと、今年参加したThe Street Slidersのトリビュートアルバムの「かえりみちのBlue」も。3曲とも、いちいち圧巻だった。
とか書くと、それ以外のオリジナル曲が良くなかったみたいだが、もちろんそんなわけはない。ただただ声に魅了される存在、自分にとっては男性だと奇妙礼太郎、女性だと伊藤妙子です。幸せだった、この日も。歌詞のひとことひとこと、ギターとベースの音ひとつひとつを噛み締めるように堪能した。
まむしの2マンツアーラスト、ピーズにご一緒いただき東京キネマ倶楽部。ぶっきらぼうで優しくてキラキラ輝くピーズのステージに心震え、我々も思い切りぶん回しました。夢のような夜。ありがとうございました。
2バンドで撮り忘れ無念でしたが打ち上げで偶然同じ店にいらしたみったんさんと合流して。 pic.twitter.com/8s5FANtg64— イトウタエコ T字路s (@TAEKOROGATTA) May 28, 2023
5月27日(土)19:00 電気グルーヴ@EX THEATER ROPPONGI/ZAIKO
昨年秋のツアーよりも小さめの会場を回ります、という趣旨らしく、タイトルは『CLOSER〜近いツアー〜』。ただ、名古屋ダイヤモンドホールと、地元静岡のLIVE ROXY SHIZUOKAは確かに「近い」し、大阪のなんばHatchもちょっとは「近い」感じだが、このファイナルの東京のEX THEATER ROPPONGIの2デイズは、近くはありませんでした、決して。ご本人たちも、MCでそこにつっこんでおられました。
で、この2デイズの2日目のみ、ZAIKOで生配信あり。電気グルーヴ、無観客配信ライブは二度やっているが、有観客での生配信は、この日が初である。というわけで。アンコールでピエール瀧が、最近自身に起きた出来事について15分近く話して爆笑をさらった末に、石野卓球が「ちなみに今日配信があるんで、これをMCで話すために、昨日は黙ってました」と報告。大拍手を浴びていた。
あと、コロナ禍以降のライブでは演奏していなかった、「さんぷんまるのうた」や「Technopolis」や「レアクティオ―ン」を聴けたのも、うれしかった。
終演と同時に、次のツアー『アンと匂いの樹』を発表。11月から12月にかけて、名古屋・福岡・大阪・札幌・東京×2のZeppを回るツアーである。しかし、つくづく、いいタイトル。
2023.5.27
CLOSER ~ #近いツアー ~
ツアーファイナル
@ EX THEATER ROPPONGI#電気グルーヴ まもなくスタート!生配信はこちら→https://t.co/oUPB6HKZNB pic.twitter.com/ucf2FK5kQF
— 電気グルーヴ / DENKI GROOVE (@DENKI_GROOVE_) May 27, 2023
5月28日(日)18:00 BUMP OF CHICKEN@さいたまスーパーアリーナ
『BUMP OF CHICKEN TOUR 2023 be there』のファイナル、さいたまスーパーアリーナ2デイズの2日目。1本目の2月11・12日有明アリーナの1日目もSPICEでレポを書いたが(こちらです)、今回もSPICEにレポを書きました。なので、未読の方はぜひ。
≫ 『BUMP OF CHICKEN TOUR 2023 be there』 セトリやライブ運びから見えたバンプの"いま"
2023/5/28 BUMP OF CHICKEN TOUR 2023 be there @ SAITAMA SUPER ARENA
Photo by Yoshiharu Ota#bethere pic.twitter.com/p2YLWu9FrK
— BUMP OF CHICKEN (@boc_official_) May 28, 2023