cadodeのGeneral Manager谷原亮です。
いよいよ1stAlbum「浮遊バグ」発売となりました。感想もたくさん読ませていただいてます。ありがとうございます!音源聞いてくれた方、MV見てくれた方、リリイベに来ていただいた方、そしてMAGES;FES.に来ていただいた方、発売に伴って色々と活動も増えてきているので様々な場面でお会い出来て嬉しく思います。3月からのマンスリーライブもありますので是非お願いします!2月4日から一般販売ありますのでこの機会に是非。
限定グッズの販売とかもありますし様々企画予定しています。
ということで、前回も本の話をしましたが村上春樹さんが新作長編の発表をしましたね。4月13日に発売ということですが、私は結構読ませてもらってる方なので非常に楽しみにしています。
私なんかが今更、語るほどの存在ではない説明不要の方ですが、せっかく新作も出ますので、もし食わず嫌いしている方がいらっしゃったらということで個人的なオススメを紹介させて頂きたいと思います。
こちらは記念すべきデビュー作なんですが一番のオススメポイントは何よりその「短さ」です。もし本を読む習慣がそもそもない人だったとしたら、長いことで読む気がなくなる気がするので、とっても短い本作はまず皆さんにオススメしやすい一冊になるんじゃないかと思ってます。
筋があって物語が前に押し進んでいくって感じの本ではないので、入り込めないよって人がいるであろうことも重々承知の上ですが、散歩するような感覚で、なんとなく一つでも「いいな」ってシーンが見つけられたらラッキーくらいでチャレンジしてみるのはいかがですか?
僕の気に入ってるシーンはジェイズ・バーでビールを飲んでる場面です。高校生の時に初めて読んだんですが、たしか分厚いポテトフライの仕込みをやってる場面もあったりとかして、「ポテトフライでビール飲むのいいな」くらいの感じで楽しんでたんで、そういう入り方もあるんじゃないかと思いますよ。
そして本命中の本命をあえてまたここで紹介する必要があるのかって感じですが、こういう有名作品は名前だけ知ってて読んでないってパターンが結構あると思うんですよ。なので遠慮せずに語っていくことが大事だと思いますので挙げておきたいと思います。
「私」と「僕」視点で交互に世界を行き来するタイプの小説で、これが1985年に発表された作品ということを踏まえて改めて読んで見るのもいいですし、この本に影響を受けた方々の作品は触れているという人も多いと思うので、もし未読の方は一度手にとってそれぞれの第1章くらいまで読んでみてほしいです。
あまりにも有名な作品なので、本作に影響を受けた方の作品を見てそれに影響を受けて、というような感じで源流になっているような作品ですから、客観的に見てもcadodeの音楽を楽しんでくれている人なら楽しめる作品だと思います。
という訳で2月14日の大阪でのライブや2月15日のリリイベも控えている中ですが、2月27日には1-SHINEさんのライブに参戦させて頂くことも決まっています。これも特別感があって面白いライブになると思います。そして3月からのマンスリーライブもよろしくおねがいします。
そろそろまた次の新しい発表ができると思いますのでそちらも楽しみにしていてくださいませ。