6月18日(土)11:30 『YATSUI FESTIVAL! 2022』1日目@渋谷複数会場/ ニコ生×5、YouTube、LINE LIVE、LINE RECORDS
やついいちろうプレゼンツの『やついフェス』。2020年は配信オンリー、2021年は会場数を減らして観客数を抑え、クラウドファンディングを募って「各ステージから無料生配信あり」で開催、そして今年2022年は、できるだけコロナ禍前の形に近づけて、かつ無料生配信もありで、行われた。
で、私、ここ数年、毎年どこかでオフィシャルレポを書いていて、去年はこのDI:GA ONLINEにアップされた。で、「その日の公演が終わったらレポを即出し」だったのもあって、現場に行って各会場を観て回って終演後に書くよりも、PCの前で各会場からの生配信を観ながら書いた方がいい、と判断し、そうした。その1日目のレポはこちら。≫ DI:GA ONLINE:YATSUI FESTIVAL! 2021、6/19(土)DAY1クイックレポ
で、今年は、即アップじゃなくて原稿の納品が数日後だったのと、去年はやっぱり「現場に行きたかったなあ」という悔いが残った、のもあったので、現場に行って、帰って書いて、それが後日、このDI:GA ONLINEにアップされました。
という、1日目のレポはこちら。≫ DI:GA ONLINE:YATSUI FESTIVAL! 2022 6/18(土)DAY1レポ
このフェス初登場の新鮮なアクト、毎回のように出ていて今年もすばらしかったアクト、いろいろ観たが、個人的にいちばん「食らった」のは、チャンス大城プレゼンツの「地下芸人トーク」でした。「うわあ、これ、今晩確実に悪夢を見るわ、俺」と思いました。で、見ました、本当に。
\YATSUI FESTIVAL! 2022/
1日目、ご来場いただいた皆様・配信をご覧いただいた皆様、誠にありがとうございました💫
お楽しみいただけましたでしょうか??明日も #やついフェス 楽しんでいきましょ〜🌈✨#やついフェス pic.twitter.com/ZDKbve205V
— YATSUI FESTIVAL!(やついフェス) (@YATSUIFES) June 18, 2022
6月19日(日)11:30 『YATSUI FESTIVAL! 2022』2日目@渋谷複数会場/ニコ生×5、YouTube、LINE LIVE、LINE RECORDS
というわけで、2日目のレポはこちら。≫ DI:GA ONLINE:YATSUI FESTIVAL! 2022 6/19(日)DAY2レポ
『やついフェススペシャル歌合戦』に出場した、戸田恵子と宮迫博之の歌が、超絶にすばらしかったり、ダウ90000などが出たお笑いコーナーが大変に充実していたり、RIP SLYMEが再始動後初めてのライブをやったり、と、いろいろ盛りだくさんな日でした。生で観れてよかった、どのアクトも。
【御礼】
\YATSUI FESTIVAL! 2022 無事終了いたしました /皆さま、2日間本当にありがとうございました!!
また来年お会いしましょう🌈✨#やついフェス pic.twitter.com/6EfJLJwCsM— YATSUI FESTIVAL!(やついフェス) (@YATSUIFES) June 19, 2022
6月21日(火)19:00 D.A.N.×OGRE YOU ASSHOLE ゲスト:鬼の右腕@SHIBUYA Spotify O-EAST
4年ぶりに開催された、D.A.N.とOGRE YOU ASSHOLEのイベント『Optimo』。ぴあにレポを書きました。ゲストの鬼の右腕も含め、3アクトともすごいインパクトでした。
≫ ぴあ:【ライブレポート】4年ぶりに開催 D.A.N.×OGRE YOU ASSHOLE対バンライブ『Optimo』
🕯THANK YOU🕯
4年ぶりに開催したOGRE YOU ASSHOLEとの"Optimo"
ゲストに鬼の右腕でした。
来てくれた皆様ありがとうございました👏🏻@oninomigiude @OYA_band🚩next...
7.07 大阪CLUB QUATTRO
w: @yonawo_jp📸 yukitaka amemiya pic.twitter.com/A1QLQZdKs8
— D.A.N. (@D_A_N_tokyo) June 22, 2022
6月23日(金)19:00 DURAN@SHIBUYA Spotify O-EAST
稲葉浩志やスガシカオなど、あちこちでひっぱりだこのギタリストであり、バンドやソロで自身の活動も行ってきたDURANが、2021年11月3日に2作目のソロアルバム『Kaleido Garden』をリリースして全国ツアーを回った、そのファイナルがこの日。なお私、その『Kaleido Garden』のリリース時に、SENSAでインタビューをしました。こちら。≫ SENSA:「普通」の枠に収まらないギタリストDURAN、新作『Kaleido Garden』に刻んだ生きた証
で。この日のライブ、もう本当に自由だったし、「自由であること」の魅力に満ちていた、終始。
ギターと歌のDURAN、Shiho(Dr)、MASAE(Ba)、鬼塚康輔(Sax)、松下ぱなお(Perc)の5人編成。セッション状態で延々と続く曲あり、ザ・ストゥージズやジミ・ヘンドリックスやブラック・サバスのカバーあり、ゲスト・ラッパーふたり(906とWestie)が加わる曲あり、DURANがドラムを叩いてドラムのShihoがギターとボーカルを担う曲もあり。
DURANだけでなくメンバー全員、音楽と自分との距離が近いというか、演奏することがあたりまえというか、楽器が身体の一部というか。「こんなふうに演奏できたら楽しいだろうなあ」を超えて、「こんなふうに生きられたら楽しいだろうなあ」と、素直にうらやましく感じた。とてもいい気分になりました、観て。
DURAN
"KALEIDO GARDEN TOUR 2021-2022"
ファイナル渋谷Spotify O-EAST⚡️ツアーは終わったが、ここからが始まり、ついてきな!
Thank you and love you all!!!!
Rock n' roll!!!!! 突き抜けてくよ😏🔥 pic.twitter.com/DSYPGlQtyx— DURAN (@THEDURANNAITO) June 25, 2022
6月26日(日)14:30 『FESTIVAL FRUEZINHO 2022』@立川ステージガーデン
去年=2021年のフジロックは、コロナ禍の中、「海外アーティストなし」「世間の賛否両論で言うと“否”の嵐」という中で開催されたが、むしろそんな時だから行って体験しておきたい、というのと、3日目のトリが電気グルーヴなので行かないわけにはいかない、というので、参加を決めた。で、電気が出る3日目だけじゃなくて、1日目から行くことにしたのは、この人がフィールド・オブ・ヘブンのトリだから、なのだった。
というほど大好きな坂本慎太郎、2022年6月3日に、6年ぶりのニューアルバム『物語のように』がリリースされた。当然、即買って聴きまくる。すばらしい。で、7月14日(木)に、リキッドルームでライブを行うことが発表になる。もちろん先行で申し込むが、当たる気がしない。
後日、当然のように落選。ただ、多数の友人知人から「俺も外れた」「ダメだった」というLINEやメールが続々と届く中、「当たった!」という人がふたりもいて、びっくりした。なんちゅう引きの強さだ。現在から来年いっぱいくらいまで分の、運を使い果たしたと思う、そのおふたり。
で。他のライブの予定、その時点で発表されていたのは、8月13日(土)のRISING SUN ROCK FESTIVAL 2022 in EZOへの出演と、6月26日(日)に立川ステージガーデンにて、cero、Bruno Pernadas(ポルトガル)、坂本慎太郎、Sam Gendel & Sam Wilkes(アメリカ)の4組の出演で開催される『FESTIVAL FRUEZINHO 2022』の、2本のみ。
ライジングは、自分の日程的に、行くの無理。じゃあ立川の方に……(公式サイトを見る)……えっ、チケット代、14,000円! 出演4組で? 今年のROCK IN JAPAN FES.と同じ値段じゃん。海外から2組呼ぶからか。にしても、ceroはちょいちょい観てるので、正直、ここで観なくてもいいし。海外アーティスト2組のうち1組は「よく知らない」、でももう1組は「けっこう好き」。ではあるけれども、自分の気持ちとしては、「坂本慎太郎に14,000円払う」のに、限りなく近い。
どうしよう。うーん、うーん、うーん……と、直前まで迷ったが、チケットが売り切れる気配もなかったし、「これは天が俺に観ろと言っているんだな」と心を決め、14,000円払った。で、行ってよかった、最高だったので。
1それは違法でした 2まだ平気? 3死者より 4好きっていう気持ち 5浮き草 6愛のふとさ 7物語のように 8君はそう決めた 9ディスコって 10ツバメの季節に
という全10曲。つまり『物語のように』から5曲、2020年にリリースした中から2曲、それ以前のディスコグラフィーから3曲。新しい曲、いっぱい聴けたし、過去の3曲=「死者より」「君はそう決めた」「ディスコって」の3曲も、どれも大好きだし、大満足で帰った。
なお、その後(7/14リキッドルームの終演のタイミングで)、今年10月〜12月に、東京・大阪・神戸・熊本・沖縄の5ヵ所を回るツアーが発表になった。ツアーやるんかい! 初めてじゃないか、こんなふうに普通に国内を回るの。回る土地が、ちょっと独特だけど。
とはいえ、やはり当たる気がしないので、とりあえず全公演申し込んだ。いちばん家から近いのは、初日の東京、10月26日(水) 昭和女子大学人見記念講堂。いちばん遠いのは最終日、12月7日(水)沖縄桜坂セントラル。さあどうなる。
6月30日(木)13:00 『ドライブイン カリフォルニア』@サンケイホールブリーゼ
この松尾スズキ作・演出の『ドライブイン カリフォルニア』の、1996年・2004年に続く再々演、5月29日(日)に下北沢本多劇場で観た(この連載にも書きました ≫ DI:GA ONLINE:兵庫慎司のとにかく観たやつ全部書く:第107回[2022年5月後半・THE 2、SPRINGMANとハイエナカー、阪神×楽天、ウルフルズ、DOPING PANDA、GLIM SPANKY、『ドライブインカリフォルニア』、フラワーカンパニーズとSaToMansionなどを観ました]編)。
で、あまりにおもしろかったのでもう一回観たくて、ぴあから「当日引換券」発売のお知らせが届くたびに、何度も開始時刻前からスタンバって申し込もうとしたが、申し込む以前に、アクセス集中でページにつながらなくて無理。しかし、6月29日(水)から始まる大阪公演を見ると、あれ、まだチケット売ってる。じゃあもう大阪まで行ってしまおう。と決めて、この大阪での2公演目に、足を運んだ。
で、びっくりした。サンケイホールブリーゼ、初めて来たんだけど、でかい! 渋谷のシアターコクーンより大きいんじゃないか。東京公演は下北沢本多劇場だったので、ギャップがすごい。自分の席が、2階のまんなかよりちょっと後ろだったのも大きかったが、これ、生で演劇を観る際の限界キャパなんじゃないか、と思った。
舞台自体は、さらに進化していた。阿部サダヲ、猫背椿、皆川猿時、村杉蝉之介などの、松尾作品でおなじみの大人計画の面々は当然のようにいいし、麻生久美子、谷原章介といった有名役者陣もよかったが、それ以外の面々もすばらしかった。特に川上友里、東京で観た時以上に、爆笑をかっさらっていた。
30日ドライブインカリフォルニア大阪公演二日目の楽屋見舞いマジックです。連日変なテンションだったので、おちついた感じでやったら少々暗い雰囲気にはなりました。でもまあ不思議だったらしく、阿部君からさっきのカップヌードル普通に食べてる動画も下さいとリクエスト。それも併せて送信。 pic.twitter.com/FlreaFdx8l
— 顔田顔彦 (@KAODAKAOHIKO) June 30, 2022