【LUNKHEADのライブの10曲】<第8回>合田悟 選曲「シンドローム」

コラム | 2019.07.12 17:00

結成20周年を迎えたLUNKHEADは現在、最新作「plusequal」を引っさげ各地で怒涛のライブツアーを敢行中!これまで数え切れないほどのライブを積み重ね、全身全霊のパフォーマンスを届け続けてきたLUNKHEADにいま、『LUNKHEADのライブの10曲』を問う!
選曲は結成からのオリジナルメンバー、vo,gt小高芳太朗、gt山下壮、ba合田悟によるもの。選曲理由も聞いた。
ライター兵庫慎司氏、宮本英夫氏、横山シンスケ氏によるレビューや映像・音源を視聴し、来るべきツアーファイナル・LIQUIDROOMワンマンに思いを馳せて欲しい。そして、すべてのロックファン、ライブファンに、いまこそ、LUNKHEADのライブを観て欲しい。
DI:GA ONLINE編集部

「シンドローム」(2011年 Album[vivo]収録)

これもライブの鉄板曲です。イントロからがっつり掴んでいけますね。ワンマンはもちろん、イベントなどでLUNKHEADを初めて見る人にもウケがいい曲です。演奏していて無敵感すらありますね。
ー合田悟ー


Review

ベースもドラムもギターも含めて、洪水のように始まって洪水のように続いていって洪水のように終わる、ライブでこの曲が放たれた瞬間がその日のピークポイントになる必殺曲。「あがる」「沈む」「浸る」「思考する」等、さまざまなものを聴き手にもたらすLUNKHEADの曲の中にあって、数少ない「あがる」方向に振り切れた曲、と言いたいが、猛々しいけどマイナーコードで明るいとは言えない曲調だし、歌詞もこれを「あがる」類いだと捉えるのはあまりにも無理があると思うし、つまり「まっすぐにあがる」のではなく「マーブルにあがる」みたいな、複合的なトーンの曲になっているところも、LUNKHEADらしい。なお、このサビメロ、普通みんな「ダンスダンスダンス」という言葉をあてはめそうなところに、「すとんすとんすとん」を持ってきた小高芳太朗のセンスに思わず唸りました、初めて聴いた時。イントロと間奏の山下壮×合田悟×桜井雄一のバトルっぷりもポイント。
(兵庫慎司)


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──第9回は7月14日(日)UP予定!

公演情報

DISK GARAGE公演

LUNKHEAD ONEMAN TOUR 2019「plusequal」FINAL

2019年7月19日(金) 恵比寿LIQUIDROOM

チケット一般発売:2019年3月9日(土)

RELEASE

「plusequal」

結成20周年にしてなお未来へ牙を剝くLUNKHEAD渾身の12thアルバム!!

「plusequal」

(CHOCKYU RECORDS)
2019年4月17日(水) SALE

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