選曲は結成からのオリジナルメンバー、vo,gt小高芳太朗、gt山下壮、ba合田悟によるもの。選曲理由も聞いた。
ライター兵庫慎司氏、宮本英夫氏、横山シンスケ氏によるレビューや映像・音源を視聴し、来るべきツアーファイナル・LIQUIDROOMワンマンに思いを馳せて欲しい。そして、すべてのロックファン、ライブファンに、いまこそ、LUNKHEADのライブを観て欲しい。
DI:GA ONLINE編集部
「朱夏」(2019年 Album「plusequal」収録)
結成20周年でこういう曲を作らざるを得ない俺たち
もっとまるくて優しい落ち着いた曲を
大層な身分で安定したポジションで出してたかった。
でもいいです。
俺ら、手負いの獣、LUNKHEADです。
ー小高芳太朗ー
僕は以前ここの自分の連載コラムでランクの事を「永遠で最高のルーキー」と評した事があるが、その思いは今も変わらないでいる。
ボーカル小高のファンへの赤裸々な告白のような内容のブログがいま話題にもなっているが、結成から20年経った今も貫かれる凄まじい演奏とパフォーマンス、心が痛くなるほど更に切実さを増す小高の歌声や歌詞。そしてそのブログなどで張り詰めた思いを包み隠さず語る姿勢など、まるで注目の(ヤバい)ルーキーのようで、ホントつくづく目が離せないバンドだなあ、といつも思う。
最新アルバム「plusequal」(傑作!)のオープニングでもあるこの「朱夏」の歌詞には今の小高の揺れ動く気持ちがあまりにもストレートに反映されている。でも昔からランクの最高なとこは、「悩んだまま踊らせる」(フーのピートの名言でもある)とこで、結果的にランクの魅力全開のめちゃくちゃカッコいい楽曲になっている。小高はこんな風にこの曲に対して自虐的なコメントを寄せてるが、自信がなければアルバムの1曲目になんか持ってこないだろう。
このMVのYouTubeコメント欄に沢山のファン達が、この楽曲とランクへの熱い思いを書き綴っているのを読んでいると本当にグッときてしまう。
(横山シンスケ)
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──第2回は6月27日(木)UP予定!