自分で?ああ、そうですね。よく10年続けたよな、とか思うから。あんまり、業界の中で泳いでやろうという気がないタイプなので。
そういう言い方が合ってるどうか、わかんないけど(笑)。だって別に、ビジネス上じゃなくても、音楽なんてやってられるじゃないですか。どっちかというと、自分はそういうタイプだと思ってるということ。ファンのためにやってるとか、そういうことは言いたくないし、実際そのためにやってるわけでもないんだけど、それが自分で感じられるから、この業界の中でやりたいと思えるとか、そういう感じかな。それがなかったら、もっと勝手にやってる気がする。
ベストって、出せるということが大事だから。タイミングとか、それなりの経歴がないと出せないものだって、それはすごく思う。SOUL'd OUTがベストを出したインタビューの時に、これで全部答えようと思っていたフレーズがあって、「なんでベストをこのタイミングで出すんですか?」って必ず聞かれるから、「それが出せるということだから」って答えてたんですよ。過去のものを読むと、僕の答えはそうなってるはずです。決め文句として。「それが出せるということ」の、それ以上でもそれ以下でもない。どんなに「出したい」と思っても出せない場合もあるし、とはいえ「出したかったから」というのも違うし、いろんな縁と、タイミングと、歴史がないと無理だから、「それが出せるということだから」が答えだったんですよ。なので、今回も一緒です。
まあ、主要なものは。単純計算で22曲全部やっちゃうと、ほかの曲が入らないんで。そういう意味では、ベスト盤を引っ提げつつ、今年のツアーをやるでしょうね。今年のツアーというか、今のライブというか。
バンドです。
まだわかんない(笑)。と言うとあれだけど、何も考えてないわけじゃないけど。相も変わらずなところは、変わらずだろうし。でも自分の中で楽しみだなと思ってるポイントは、ちょいちょいありますね。だからこそ不安もあるし、という感じ。新しい刺激は、楽しいことでもあり、不安なことでもあるから。ネガティブなものではないですけどね。楽しみたいと思ってますよ。
え、どういうこと?
いつもかもし出してますよ(笑)。毎年かもし出して15年(笑)。
どこのファンよりも、抱かれてると思うよ。と、自負してますけどね。アーティストに、こんなに愛されたファンはいるか?というぐらい。ここ笑うとこだけど、まあまあ本気で思ってるかな。それが心地よかったかどうかは知らないけどね。
心地いいと言え、とは押し付けられないけど。でも、それを受け取ってくれてるから、来てくれてるんじゃないんですか、という気がしますけどね。
PRESENT
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