SHOW-YA PRODUCE『NAONのBUNTAI 2026』
2026年4月29日(水・祝)横浜BUNTAI
4月29日(水・祝)、横浜BUNTAIにて『NAONのBUNTAI 2026』が開催された。1987年から19回に渡って開催されてきた『NAONのYAON』だったが、日比谷野外大音楽堂の改修工事のためお引越し。記念すべき20回目はタイトルも一新し、横浜BUNTAIにて初開催となるこのイベント。
OPアクト、小学6年生のLaLaが超絶ギタープレイで喝采を浴び、スリーピースバンドのNiCKが一曲入魂のエネルギッシュなステージで会場を沸かせて。ロックの未来に明るい光を射すと、派手やかで艶やかな衣装でステージに登場したのは、オーガナイザーの寺田恵子(SHOW-YA)。
チケットはソールドアウト、満員御礼となった感謝と喜びを告げた寺田。『NAONのYAON』の歴史をしみじみ振り返ると、時の番人(タイムキーパー)の神取忍&井上貴子をステージに呼び込み、会場中で声を合わせてカウントダウン。『NAONのBUNTAI』の開会を宣言した。
気合い十分で登場したNEMOPHILAが、激ヘヴィなサウンドとパワフルな歌声で観客のボルテージを上げると、NEK!が初登場ながら堂々としたステージングとテクニカルな演奏、求心力あるボーカルで魅了。
HAGANEが激しく重厚なサウンドとたくましく美しい歌声を響かせてオーディエンスを圧倒すると、初登場となるEast Of Edenが登場。バイオリンを擁する彼女らの熱く激しく美しいステージで沸かせると、会場中が歌声を重ねる。
強烈な個性を放つバンドが続いて、若いバンドに愛情たっぷりに接する寺田のアネゴぶりも楽しい幕間トークも大いに盛り上がって。見どころ満載だった前半戦を締めくくるのは、“PRINCESS PRINCESS”コーナー。
PRINCESS PRINCESSの渡辺敦子(Ba)、富田京子(Dr)に加え、はな(Gt/Gacharic Spin)、中村"captain"美紀(Key/SHOW-YA)という楽器隊に、寺田恵子、mayu(NEMOPHILA)、HIKA(NEK!)、凪希(HAGANE)、湊あかね(East Of Eden)、Lima(BONE DAWN)という豪華ボーカル陣で、「パレードしようよ」、「HIGHWAY STAR」、「Diamonds<ダイアモンド>」とプリプリの名曲を楽しく明るく披露すると、会場中が笑顔で歌声を重ねた。
迎えた後半戦。「20回目にして、ついに降臨!」と寺田が呼び込み、SHOW-YA+野口紗依子による演奏で登場したのはラスボスこと、小林幸子! ヘヴィなバンドサウンドも圧倒する歌唱力でBUNTAIアレンジの「もしかして」を披露すると、客席から喝采が上がる。さらに「あの曲をコラボさせて頂きたい」と登場した寺田と共に「千本桜」を魅せると、ラストは国府弘子(Piano)の美しいピアノ演奏による「おもいで酒」の美声に会場中が心震わせた。
国府弘子のピアノとシシド・カフカ(Dr/BONE DAWN)による「アメイジング・グレイス(インスト)」の素晴らしい演奏で始まったのは、BUNTAIスペシャルコラボユニット。さらにLima(Vo/BONE DAWN)、葉月(Gt/NEMOPHILA)、Yuki(Gt/East Of Eden)、MINA(Ba/East Of Eden)も加わり、BONE DAWNの「Carry on」「Hero」を披露。それぞれが高いスキルを存分に発揮した歌と演奏ももちろん素晴らしかったが。幕間トークで国府が明かした、「偶然的に赤ちゃんの頃のシシド・カフカを抱っこしたことがあった」という奇跡的かつ運命的なエピソードにも驚かされた。
続いての登場は、土屋アンナ。引き続きシシド・カフカがドラムを叩くスペシャルバンドの演奏に映える、硬派で力強いボーカルで「BURY ME」を披露すると、本当に嬉しそうな笑顔を見せた土屋。痛快なバンドサウンドを全身に浴びながら「ANTI HERO」を歌うと、土屋のリードでオーディエンスがジャンプを合わせて一体感を生んだ。
「横浜は私のホームなので、温めて行きます!」と宣言したのは、2008年以降、皆勤賞となる相川七瀬。「Sweet Emotion」に会場中がタオルを回すと、お祭りソング「ワッショイ!」で、♪ワッショイワッショイ!のかけ声と手振りを合わせて。宣言通り会場をしっかり温めたところで、「夢見る少女じゃいられない」でさらなる熱狂を生んだ。
「ゆずれない願い」でライブが始まるや、圧倒的声量と歌唱力でド肝を抜いたのは田村直美。自身のキャリアを振り返るMCから披露したのは、PEARL時代の名曲「Love songを」。歌唱後、「一番古い曲やりました」と笑うと、ラストは「次の曲は一番新しい曲です」と亡き母を思って作った未発表の最新曲「Shelter」。たっぷり気持ちを込めたエモーショナルな歌声が、聴く者の心を震わせた。
寺田恵子とのデュエットで色気たっぷりに披露したBARBEE BOYSの「目を閉じておいでよ」でライブが始まるや、オーディエンスは大熱狂! 昨年に続く出演となる杏子は、「20回続けていくってとっても大変。チームSHOW-YAに拍手を!」と主催者を労うと、「Welcome to the Nightmare」で観客を恋愛の悪夢へ誘う。ラストはライブ初披露となる新曲「誰がために」。パワフルな歌声で会場の熱をしっかり上げ、大トリのSHOW-YAへバトンを繋いだ。
杏子
「最後、盛り上がって行くぞ!」と寺田が煽り、アン・ルイス「六本木心中」の貫禄十分な歌と演奏で始まった、大トリとなるSHOW-YAのステージ。五十嵐☆sun-go☆美貴(Gt)の攻撃的なギターで始まった「私は嵐」、会場中がペンライトや手を振り合わせた、「TOKYO, I Scream」と続き、前半戦を駆け抜ける。
MCでは秋に始まるSHOW-YAのツアー告知、現在、100本ライブを遂行中であることを告げ、「頑張ってるでしょ!?」と可愛く訴えた寺田。「“還暦を過ぎた女性だけのロックバンド”って検索すると、「世界でも稀ですが、日本にはSHOW-YAがいます」ってAIが言ってくれるの」とMCのネタにしていたが、続く「FAIRY」で見せた現役感バリバリの熱いステージングは、大げさでなく国宝級。こんなスゴいバンド、世界にもいないはず。
ライブ終盤、「100本ライブはキツイけど、みんなで「青春してるね」って話して、合言葉を作りました。みんなで言えば怖くないから、声を合わせて下さい!」と寺田が説明して。オーディエンスと合わせたコール&レスポンスは、「死ぬまで?」「青春!」という熱すぎる言葉。
さらに「バック・トゥ・ザ?」「ファイヤー!」と声を合わせて、始まったラストナンバーは「限界LOVERS」。死ぬまで青春を宣言したSHOW-YAは最高のパフォーマンスを見せて、共に宣言したオーディエンスが熱い拳を挙げて応えたその光景は、まさに青春。この日一番の盛り上がりを見せる中、「NAONのBUNTAI」はエンディングを迎えた。
本編終了後は、この日の出演者がステージに全員集合。寺田から来年5月1日に「NAONのBUNTAI 2027」を開催することが発表されて歓喜の声が上がる中、全員でSHOW-YA「Rock Love」をセッション。賑やかに華やかに、そしてロックに『NAONのBUNTAI』が幕を閉じた。
――終演後、ステージにあったのは出演者1人ひとりを抱きしめ、感謝の言葉を告げる寺田の姿。さらに全員がハケたところでSHOW-YAメンバーと繋いだ手を挙げて感謝を告げると、ステージの端から端までゆっくり歩いて、観客に一人ひとりに感謝を告げた寺田。最後はステージ中央に立ち、「みんな、愛してるよ!」と地声で叫ぶ。小林幸子も言っていたが、出演者も観客もこんな寺田の人柄に惚れて、この場に集うのだろう。
SHOW-YAがいる限り、寺田恵子が旗を振り続ける限り、この火は消えない。そして、『NAONのBUNTAI』がある限り、NIPPONのNAONのロックシーンはまだまだ大丈夫だと改めて思った。
「NAONのBUNTAI 2026」
ご来場の皆様ありがとうございました🙇♀️
また野音とは違った空気の中、本当に今回もすてきなすてきな出演者の皆様のおかげで最高の20回目の開催となりました✨唯一無二のステージでした!また来年は5月1日(土)の開催が決定いたしました!!!
会場は横浜BUNTAIーー!… pic.twitter.com/gPWNTmXATP— SHOW-YA (@showyaofficial) April 29, 2026
SET LIST
OP ACT1 LaLa
01. Now or Never
02. Promise of Love+Stranger in the Nightメドレー
OP ACT2 NiCK
01. 強がりの嘘
NEMOPHILA
01. OIRAN
02. VS EGO:
03. 開花宣言
NEK!
01. MAZE
02. Get Over
03. Dreams!!!!
HAGANE
01. 天下五剣
02. Black Diamond
03. Start Our Journey
East Of Eden
01. Shooting Star
02. Evolve
03. IKIZAMA
プリプリコーナー
01. パレードしようよ
02. HIGHWAY STAR
03. Diamonds<ダイアモンド>
小林幸子
01. もしかして
02. 千本桜
03. おもいで酒(Pfver)
BUNTAIスペシャルコラボユニット
01. アメイジング・グレイス(インスト)
02. Carry on
03. Hero
土屋アンナ
01. BURY ME
02. ANTI HERO
相川七瀬
01. Sweet Emotion
02. ワッショイ!
03. 夢見る少女じゃいられない
田村直美
01. ゆずれない願い
02. Love song を
03. Shelter
杏子
01. 目を閉じておいでよ
02. Welcome to the Nightmare
03. 誰がために
SHOW-YA
01. 六本木心中
02. 私は嵐
03. TOKYO, I Scream
04. FAIRY
05. 限界LOVERS
ENCORE(全アーティスト)
01. Rock Love
























