
編集部:秋に聴きたい曲を教えてください。
先日、15年間続けてきたラジオ番組『Chageの音道 』が終了したところなんですが、その番組で毎年秋になると、必ずかけていた曲があります。ギルバート・オサリバンの「アローン・アゲイン」という曲です。イントロからキュンキュンする秋独特の哀愁がたまらなくて、いつも秋にはヘビロテしています。
編集部:確かに秋にぴったりの曲ですよね。
夏が終わって、冬が来る前になると聴きたくなりますね。よく行く公園があって、秋になると、紅葉した落ち葉が道に落ちていて、その落ち葉を踏みしめながら歩くのが好きなんですよ。そのシチュエーションにもぴったりな曲ですね。
編集部:いつ頃、この曲と出会ったのですか?
この曲がリリースされた1972年、中学の時に出会いました。ラジオで聴いて、すぐにレコード屋でシングルを買いました。最初の衝撃がまだ自分の中に残っています。歌詞の世界観はヘビーなんですが、メロディが美しくて、曲の構成が見事なんですよ。今聴いても、良く出来た曲だなと思います。確か、ポール・マッカートニーが絶賛していたんじゃないかな。ニューアルバム『Instinto』の「真夏のInstinto」でガットギターを使いましたが、考えてみれば、「アローン・アゲイン」もガットギターが入っているので、自分にとって、ある意味ではアコースティックサウンドの原点のような楽曲でもありますね。
PRESENT
直筆サイン色紙を1名様に
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