
2022年の初開催から大好評を得ている究極の大人のパーティ「EBISU JAM」。4度目となる今回は、10月10日(金)から13日(月・祝)までの4日間、恵比寿ザ・ガーデンホールで開催される。
昨年は、Godiego (ゴダイゴ)、寺尾 聰、世良公則、大野雄二プロデュースLupintic Six & Fujikochansが出演し、大盛況のうちに幕を閉じた。今年は、[DAY 1] 10月10日(金)に安田成美、[DAY 2] 10月11日(土)に高岡早紀、[DAY 3] 10月12日(日)&[DAY 4] 10月13日(月・祝)には伊藤 蘭が出演し、豪華女性アーティスト3組が秋の恵比寿を華やかに彩る。
10月11日(土)に出演する高岡早紀は、女優として数々の作品に出演し輝かしいキャリアを積んできた一方、ジャズ、ボッサ、シティポップなどジャンルレスな作品を発表するなど、歌手としても精力的に活動。ジャズ・ピアニスト山下洋輔との共演も話題を集めている。デビュー40周年に向け、パフォーマンスにさらなる磨きをかけ続ける“シンガー”高岡早紀に、初めての出演となる本公演への思いをリハーサル直前に訊いた。
昨年は、Godiego (ゴダイゴ)、寺尾 聰、世良公則、大野雄二プロデュースLupintic Six & Fujikochansが出演し、大盛況のうちに幕を閉じた。今年は、[DAY 1] 10月10日(金)に安田成美、[DAY 2] 10月11日(土)に高岡早紀、[DAY 3] 10月12日(日)&[DAY 4] 10月13日(月・祝)には伊藤 蘭が出演し、豪華女性アーティスト3組が秋の恵比寿を華やかに彩る。
10月11日(土)に出演する高岡早紀は、女優として数々の作品に出演し輝かしいキャリアを積んできた一方、ジャズ、ボッサ、シティポップなどジャンルレスな作品を発表するなど、歌手としても精力的に活動。ジャズ・ピアニスト山下洋輔との共演も話題を集めている。デビュー40周年に向け、パフォーマンスにさらなる磨きをかけ続ける“シンガー”高岡早紀に、初めての出演となる本公演への思いをリハーサル直前に訊いた。
──本番まで2週間を切りました。リハーサルでの手応えなどはいかがでしょうか。
そうですね。今日のリハーサルで、本番の日の全容が見えるっていう感じです。今回はバンドメンバーが8名いるのですが、パーカッションのYuiさんとは初めてですし、ダブルキーボードだったり、いつもよりもちょっと豪華な感じでお送りするので楽しみにしています。
──新曲も準備されているとうかがいました。
新しいカバー曲に挑戦しようと思っています。歌ってみていい感じになったら、レコーディングしてもいいかなと思っているんです。
──カバー曲というとこれまで、太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」などを歌われていましたね。今回は仮のセットリストの中で「恋人はワイン色」(CHAGE and ASKA)のタイトルがありましたが、こちらをカバー曲の新曲として予定されているのでしょうか?
はい。いつもプロデューサーの方に曲を探してもらっているんですけれども、今回の曲も私に似合うアレンジをしていただいているので、原曲とはまた違う魅力を伝えられるんじゃないかなと思います。
──リハーサル毎にブラッシュアップされていることが伝わってきます。
そうですね。信頼できるメンバーしかいないので、安心感しかなくて。素敵なライブを届けられると期待しています。いまはまだ平常心です。
──平常心ですか。
ええ。ライブや芝居は生なので、何回立っても緊張は変わらずあるんです。出番前はいつも『パフォーマンスでしょ』とか言われるけど、ほんとに恐ろしくてしょうがないっていうか。やっぱり人前に立つっていうのは、それだけの覚悟がいることですし、それで喜んでいただかなきゃいけないという思いがあるので、本番のことを考えると、ちょっとソワソワしちゃうんです。だからなるべくギリギリまで平常心を保って、直前になってから、自分がどういうパフォーマンスができるのかなっていうのを頭の中で想像するようにしているんです。
──クールなイメージなので意外でした。
緊張するの。ほんとに。出番ギリギリまで『やばいやばい。できるかなできるかな』って思っています。だからスタッフに『できるかなできるかな詐欺』とか言われるんです。
──それでもまた、ステージに立ちたいと思えるのはそこが特別な場所だからですよね。
そうですね。ドラマや映画などの映像作品とはまた違う魅力があります。歌を歌う時は、高岡早紀がどのようにそこに存在するか、パーソナルな部分を見ていただくことができますし、自分自身をプロデュースすることができることが楽しいです。あとは、芝居で舞台に立ってる時は、ファンの方たちとの交流の時間を持つことが難しいですけれども、ライブはMCだったりファンの人たちを近くに感じることができるのが幸せだなと思います。日頃の感謝を込めて思いを届けたいです。
──高岡さんのライブでは、いつもドレスアップされた姿も話題になりますが、今回はどのような衣装を考えていらっしゃるのでしょうか。
今回もちょっと考えていて、何着か候補があります。
──お着替えして、全部披露されるのは難しそうですか?
アイドルだった時は、早着替えなど何着も着るということをしていましたが、いまはそういうところで喜んでもらうよりも、しっかりと歌を届けてファンの方と交流したいと思っています。
──10月11日の恵比寿では何曲ぐらい歌われる予定なのでしょうか。
現段階での候補は15、16曲です。少なくて曲が足りなくなると困るので、たくさん出しておいて、長くなっちゃったら削るかどうするか。リハーサル次第ですね。
──それは盛りだくさんなので、着替えている時間はありませんね。
そうなんです。着替えをする時間がないぐらい、歌ったり喋ったりしてるから、結局いつも時間がなくなっちゃうんです。曲数もギリギリその時間に収まるくらいのギリギリの選曲なので、プラス、MCで脱線してしまうといつも時間が足りないなってなっちゃうんですよね。
──先ほどは新曲のお話しを伺いましたが、今回のライブで久しぶりに歌われる曲はありますか。
はい。私のオリジナル曲『こころのままに』をとっても久しぶりに歌います。今回、パーカッションが入るので、ラテンバージョンにチャレンジする予定です。夏が過ぎたいまの時期にぴったりな秋の曲なので、ちょうど良いかなぁと思って。信頼を重ねたバンドと熟成した大人の音楽をお届けできると思います。

──会場は「恵比寿ザ・ガーデンホール」です。会場や恵比寿に思い出はありますか。
恵比寿ザ・ガーデンホールは初めての会場なので、楽しみです。あとはむかし、恵比寿ガーデンプレイスの中にある『YEBISU GARDEN CINEMA』で、私が主演した映画『KYOKO』(村上龍監督)が、上映されたことがあったんです。『恵比寿におしゃれな場所ができたらしいよ』って話題になっていたので、こんなおしゃれな街で自分の映画をかけていただけるなんてうれしいなと思った記憶があります。物語も素敵なんですけど、音楽もとても素敵。いまも大切にしている作品です。
──ライブ会場では、サイン会も予定されていますね。
そうなんです。会場ではグッズも販売されるのでチェックしていただきたいです。オススメはカレンダーです!
──カレンダーを見る度に、高岡さんの笑顔に癒やされるのは最高ですね。笑顔もとても素敵なのですが、肌もとても美しいです。美の秘けつを教えていただけますか。
毎日、体と心、特に心の健康を心がけています。できる限り楽しいことばかりがあるような生活を送ることを大切にしています。悩みごとがあったりすると、やっぱり肌荒れしてしまうんです。
──すごい透明感なので、肌荒れとは無縁のように感じます。
ほぼ肌荒れとかないんですけれども、ちょっと心配なことが続くと、肌荒れしてしまうんです。だから肌荒れした時は『よっぽど!』って自分で思います。振り返ってみて、これはやっぱり心によくなかったんだな。排除していこうっていう目安になったりします。
──どのような方法でリフレッシュされるのでしょうか。
毎日の散歩です。犬と散歩に行ったり。犬に囲まれて寝るとか。そうしていると、本当に満たされた気持ちになるんです。それが心を健やかに保つ秘けつです。
──食べ物などで気を使われていることはありますか。
基本、自炊が多いので、色んな食材をまんべんなくいただいています。サラダは欠かさないことがこだわりと言えば、こだわりかも。ことしの夏は暑かったので、野菜が育たなくて農家の方は大変だったろうなと思いました。買い物に行っても野菜が少ないなぁと感じました。
──家庭菜園をされている方もいらっしゃいますよね。
ゴーヤーぐらいはやったことありますけど、家庭菜園は絶対やらないようにって思っているんです。わんちゃんのお世話もあるので。実がなるイチジクとかブルーベリーとかがあると、いろんな鳥が取りに来てとかあるでしょう。育てている時に、実が少しずつ大きくなって『まだ獲らないぞ』『もう、そろそろかなぁ』って楽しみにしている時に、かじられちゃったら『誰のために作ったんだ!!』って思うし…。むかし果実をつついたカラスが、マヨネーズの容器を置いていったことがあって、『物々交換じゃないんだぞ!!』って思ったことがありました。
──カラスは『ごちそうさま』の感謝の気持ちだったのかもしれないですね。話が脱線してしまいすみません。
ううん。こうやってライブの時もだいぶ脱線しちゃうんですよ。だからMCの時に『本当に喋りたかったことはなんだっけな?』って言って、うちのバンドのメンバーやファンの人に聞くことがあるんです。そうすると『何々だよ』と教えてくれて、『あぁ、そうだった。そうだった』みたいなことで、ぎゅーんと戻して『歌わなきゃ!』みたいなことがあるので時間が足りなくなっちゃうんですよね。

──MCがたくさんあるのは、ファンの方は楽しいと思います!では、ライブを楽しみにしているファンの方にメッセージをお願いします。
はい。何回も見に来てくださってる方もたくさんいらっしゃると思いますが、ライブをすると、『今日が初めてです』と言って下さる方が増えているんです。初めてで不安だなと思われている方には、『想像以上に素敵なライブだったな』って思っていただけるように、セットリストも衣装も考えているので、その雰囲気を楽しんでいただきたいと思います。
──放送中のNHK大河ドラマ「べらぼう」にも出演中ですし、昔からのファンの方もいらっしゃれば、新しいファンの方も多くいらっしゃいますよね。
そうなんです。10代の頃からファンでしたと言って下さる方もいれば、新しく知って下さった20代の方もいらっしゃって。よく『大人女子が1人で伺っても大丈夫でしょうか。場違いな感じにならないでしょうか』っていうメッセージをいただくんですけど、お一人さま大歓迎です!お一人さまが多いのが不思議だなと思って知り合いに聞いたら『誰にも気を使わずに、高岡早紀の世界をひとりで楽しみたいのよ!』と言われました。『そうなのかぁ』って思ったので、どうぞお一人さまでも心配をせずにいらしてください。私がしっかりエスコートします!








