今年デビュー25周年を迎えるゆずが、ニューアルバム『PEOPLE』を3月23日(水)にリリースすることを発表。収録内容とともに、現代美術家・松山智一によるメインアートビジュアルも公開された。
前作『YUZUTOWN』から約2年ぶり、16作目のオリジナルアルバムとなる『PEOPLE』は、この2年間にゆずが歩んできた音楽の軌跡を凝縮。ファンからメッセージを募り、未来への希望を歌った『そのときには』、北川悠仁、岩沢厚治の共作曲で、日本テレビ系日曜ドラマ「親バカ青春白書」主題歌に起用された『公私混同』、女優・石原さとみが17年ぶりにジャケット写真&ミュージックビデオに出演したことでも話題を集めた『NATSUMONOGATARI』、岩沢と音楽クリエイターであるGiga、TeddyLoidとの異色タッグで、新たなゆずの可能性を示した『奇々怪界-KIKIKAIKAI-』など、既に配信リリースされている楽曲を余すことなく収録。
さらに、昨年春に開催されたオンラインライブ「YUZU ONLINE LIVE 2021 YUZUTOWN / ALWAYS YUZUTOWN」で初披露された『春疾風』、『ALWAYS』が初音源化。そして、俳優の阿部寛、北村匠海ら豪華キャストが出演する映画「とんび」(4月8日公開)の主題歌『風信子』など、全10曲が収録される。
これまで村上隆や名和晃平など、アートワークにおいて様々なアーティストとコラボレーションしてきたゆずが25周年イヤーとなる今年タッグを組んだのは、NYを拠点に世界各都市で作品を発表し、ペインティングを中心に彫刻やインスタレーションも手がける現代美術家・松山智一。
本作は“アルバムジャケットの制作依頼”ではなく、アルバム名である「PEOPLE」をテーマに、松山の新作という位置づけで作品をゼロから制作。すべて手描きにより仕上げた縦2.1メートル、横4.3メートルの大作「People With People」を、アルバム『PEOPLE』のメインビジュアルとしても使用するという、かつてない音楽×アートのコラボレーションとなっている。
なお、アルバム特典映像には、2021年10月25日に開催されたデビュー25周年突入記念弾き語りライブ「YUZU TOUR 2021 謳おう× FUTARI in 日本武道館」の模様を全編収録。ライブ当日に生配信された映像ではなく、カメラ割りや音質など一から再編集を行い、新たな映像作品としてパッケージ。
ゆずの二人だけによる“完全弾き語りライブ”を堪能することができる内容となっている。ニューアルバム『PEOPLE』は、各店舗やECサイトにて本日より予約開始。現在、3月末より開催される全国アリーナツアー「YUZU ARENA TOUR 2022 PEOPLE -ALWAYS with you」のチケット先行受付も行われている。
僕は芸術家としてNYを拠点に世界各都市で作品を発表しています。
そこには作品を通して鑑賞者とのコミュニケーションがありますが、
ゆずさんは言語を使ったダイレクトなコミュニケーションを長年されています。
目的は同じでも手段は全く異なる、そこに惹かれました。
フィールドは違っても、自ら創造、表現、発信し続ける人同士は共鳴しあい、
刺激を与え合うことができると考えています。
25年間表現を磨き続けてこられたお二人が生み出す作品と、
僕の作品が混然一体となりどのような世界になるのか楽しみです。