
──10年前の自分はどんな感じでしたか?
小出祐介(Base Ball Bear)10年前は、2016年か。何してたっけなあ……具体的なことはあまり憶えてないんですけど、20代後半から30になったぐらいまでが、いちばんしんどかったかもしれないですね。なんかね、それこそ、デビューからずーっとがんばってきてはいたけど、いちばん音楽がつまんなくなってた時期かも。
デビューして以降ライバルもそれなりに多かったし、このシーンの中で、どうにか先鋭化したい、とんがっていたい、みたいなのがずっとあって。外からどう見られてるのかをずーっと気にしてたし、まわりをねじ伏せるつもりで音楽をやっていて。
だけど、実力が追いついてなかったんですよ。焦りが先行して、気づいたら自分のやりたい音楽をやってなかった、みたいなのが、30になったぐらいでしたね。
それからスリーピースになり、バンドを一からやり直しだとなって。そこで改めて、自分がやりたいことはなんだろうとか、どうやってバンドを立て直していけばいいんだろうかと考えて……まわりに対してどうこう考えてる余裕がなくなったんですね。自分の持っていないものを追い求めるのではなくて、持っている力を最大限に伸ばす方向にシフトした。そうなってから、どんどん楽しくなりましたね。マジで30を過ぎるまで、ライブがまったく楽しくなかったですからね。
デビューして以降ライバルもそれなりに多かったし、このシーンの中で、どうにか先鋭化したい、とんがっていたい、みたいなのがずっとあって。外からどう見られてるのかをずーっと気にしてたし、まわりをねじ伏せるつもりで音楽をやっていて。
だけど、実力が追いついてなかったんですよ。焦りが先行して、気づいたら自分のやりたい音楽をやってなかった、みたいなのが、30になったぐらいでしたね。
それからスリーピースになり、バンドを一からやり直しだとなって。そこで改めて、自分がやりたいことはなんだろうとか、どうやってバンドを立て直していけばいいんだろうかと考えて……まわりに対してどうこう考えてる余裕がなくなったんですね。自分の持っていないものを追い求めるのではなくて、持っている力を最大限に伸ばす方向にシフトした。そうなってから、どんどん楽しくなりましたね。マジで30を過ぎるまで、ライブがまったく楽しくなかったですからね。

木下理樹(ART-SCHOOL)え、そうなの?
小出一回も楽しくなかったです。プレッシャーしかなかった。それが、この10年かけて、もうほんとに今がいちばんライブがおもしろいし、いちばんいい状態なんじゃないかな。
──10年後の自分をどう予想しますか?
小出僕もあんまり、1年後どうしてるかとかも、考えてないタイプなんで。あんまり計画性はないから、木下くんと大きく重なっちゃうんですけど。
ただ、50にもなったら、会社ならもういいポジション、若い人を育てる立場だったりしますよね。クリエイティブはもちろんがんばりたいですけど、バンドを軸足として、もしかしたら、後輩、後進を手伝うことだったり、バンドを長くやってきたキャリアがあるからこそできる何かをやれてたらいいかな、とちょっと思ってますけどね。
それをやるためには仕組みも必要になるんで、それも、向こう10年で考えようかなと。クリエイティブそのものと、そのまわりにあることも含めて関われたらいいですね。
ただ、50にもなったら、会社ならもういいポジション、若い人を育てる立場だったりしますよね。クリエイティブはもちろんがんばりたいですけど、バンドを軸足として、もしかしたら、後輩、後進を手伝うことだったり、バンドを長くやってきたキャリアがあるからこそできる何かをやれてたらいいかな、とちょっと思ってますけどね。
それをやるためには仕組みも必要になるんで、それも、向こう10年で考えようかなと。クリエイティブそのものと、そのまわりにあることも含めて関われたらいいですね。







