「稲作」
きっかけはね、名古屋のイベンター「サンデーフォーク」が、音楽と農業というものをリンクさせて、稲作のイベントを始めたんです。いろんな人に稲作を体験してもらって、それで稲刈りも終わって収穫が終わった後には、収穫祭という大きな、そして音楽の出番があるわけじゃないですか。そういう音楽イベントまで稲作の体験を繋げたいという、サンデーフォークの社長の意向を聞いて、僕はもう感動して「やろう!」って。
でも、僕も初めての稲作体験だったんですよ。だって、僕は福岡の都会っ子ですから、周りに田んぼなんてなかったですから。しかも、その体験イベントでは全部、昔ながらの手法でやるんですよ。稲刈りは鎌だしね。だから、きついんですよ。とっても疲れるんですけど、その疲れが心地良いんですよね。それから、収穫して、自分の作ったお米を食べた瞬間、“うわー、これ尊いな!”と思って。なんでこんな美味しいんだろうと思いましたよ。格別でしたね。それで、「また来年もやろう」、つまり今年もやろうってことになって、今年はファンの皆さんも連れていってやってます。
やってみて思うのは、やっぱり土に触れるというのは人間にとってものすごくいいことなんですよね。子供が砂遊び好きなのが、わかるもん。本能なんだな。おまけに収穫したら、自分で食べることができるし、皆さんにお配りして喜んでいただけるという。全部プラスになっていくんですよね。皆さんも、やりませんか?
Chageさん、ありがとうございました!